本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
Amazon.co.jp ・本 (384ページ) / ISBN・EAN: 9784167705701
みんなの感想まとめ
高校時代のサークル仲間が、かつて考えた殺人トリックで次々と命を奪われるという衝撃的な設定の物語が展開します。主人公の女性刑事ジェイミーは、恋愛や人間関係の葛藤を抱えながら、事件の真相を追い求めます。物...
感想・レビュー・書評
-
三十路の女性刑事ジェイミーは、高校時代の同級生・ベンの自宅が火事になったと知らされる。卒業後は交流のなかった彼が出火前に、それも、高校時代にジェイミーも参加していた「殺人倶楽部」で彼みずからが披露した殺人トリックで殺されていたことが判明し、眠ったようだったアメリカの田舎町の平和は破られた。さらに、倶楽部のメンバーがひとりまたひとりと、かつての自分のアイディアそのままに殺されて…。
とか聞くと、めちゃくちゃ面白いノンストップ・サスペンスかと思いきや、さにあらず。
そこまで長尺でもないのに、とにかく展開がタルい。本筋に関係ないキャラが多すぎて、かれらのストーリーとてけしてつまらなくはないのだが、いかんせん連続殺人の緊迫感が削がれることはなはだしい。
ミステリというより、田舎のドロドロ人間関係群像劇(殺人事件付き)という感じ。そういうのが好きな向きには悪くない。
2018/7/8読了詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
アメリカABC放送の番組の企画でドラマの登場人物が書いたという設定のミステリらしいですがドラマを知らなくても別に平気です。高校時代のサークルの仲間が、かつて自分たちが嫌いなヤツをどう殺すか考えたのと同じ方法で次々と殺されていくのを、警察官となったジェイミーが、婚約者と高校時代の片思いの相手との間で危なっかしく揺れ動きながら解決してゆく、という話。良く出来ているけど、どこか冗談めいているというか、殺された人たちも最後にはむくむく起き上がってきて「お疲れ様、大成功だったね」とか言いそうな、殺人事件の芝居に出演しながら犯人探しゲームをしているような、そういう雰囲気。けっこう残忍な方法で人が殺されたりもするけれど、あっけらかんとしているというか、どこかジョークのような感じで、楽しく読めました。ミステリと思って読むと、若干物足りないと思うかも。
この本が好きな人におすすめの本
池田真紀子の作品
本棚登録 :
感想 :
