ウォッチメイカー (上) (文春文庫)

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  • 文藝春秋 (2010年11月10日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (432ページ) / ISBN・EAN: 9784167705886

みんなの感想まとめ

物語は、緊迫感あふれる殺人事件を中心に展開し、主人公アメリアが単独で犯人を追う姿が描かれています。早々に犯人の名前が明かされる中、次々と繰り出されるどんでん返しが読者を引き込み、最後には思わぬ展開が待...

感想・レビュー・書評

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  • 鬼★5 事件現場になぜか時計が残されており… 次々と展開されるミステリー大活劇 #ウォッチメイカー

    ■あらすじ
    ハドソン川流域で殺人事件と目される血まみれの痕跡が発見された。さらにその後オフィス街でも死体が発見される。どちらも残忍な手口で現場の近くにはアンティークの時計が置かれていた。

    ニューヨーク市警の科学捜査顧問を務めるリンカーン・ライムは、捜査チームとともに早速事件の調査を開始する。そのころ刑事のアメリア・サックスは、公認会計士が自殺してしまった事件について疑義を感じ、詳細を追っていたのだ。

    ■きっと読みたくなるレビュー
    おもろい!鬼★5

    なんで今更『ウォッチメイカー』なんだ、という突っ込みを受けそう。リーンカーン・ライムシリーズは1冊目を読んで以降、まるまる積読になってまして…

    名作であることは知っていたのですが、なにせ『ウォッチメイカーの罠』って新作がでるので、さすがに『ウォッチメイカー』は読んでおきたかったという次第。

    まず読んでみた感想としては、そりゃミステリーランキングで1位とるわ!という内容。次々と物語がうねる構成、読み手を楽しませる展開、マジでエンタメ度としては世界トップレベルだと思いますね。

    ●惹きつけられるキャラクター群
    多くの登場人物がいるにも関わらず、ひとりひとりの特徴や強みが明確。過去の背景も性格も分かりやすいから愛着もでてくるんすよねー

    ○リンカーン・ライム(ニューヨーク市警科学捜査顧問)
    四肢麻痺で文字通り安楽椅子探偵の彼。いつものとおり知識と経験が豊富で、チームのリーダーとなって引っ張っていく。厳しさの中にも相手を思いやる優しさがある。若干というかかなり偏屈ではあるのですが、それも愛嬌。実は自分が目指す理想の上司像だったりもします。

    ○アメリア・サックス(ニューヨーク市警刑事)
    過去の身に降りかかった不幸から、不正行為が絶対に許せない彼女。今回知りたくない事実を知ってしまった彼女は、自分のなかで葛藤が生まれる。

    彼女のイチ推しポイントひた向きさ。これって人間性をつかさどる中で重要な要素だと思います。素直で一生懸命って、すでに才能だと思うんすよね。普段仕事に文句ばっかり言っている自分を顧みると、理屈ばっかりこねるのではなく、まず動けやって反省せずにはいられません。

    ○キャサリン・ダンス(カリフォルニア州捜査官 尋問のスペシャリスト)
    嘘を見破るプロ中のプロ、ライムの特技との対比構造が物語をさらに面白くしてくれます。

    特に物語の前半では、この尋問シーンが読みどころになってましたね~。相手の隠し事を嘘を見破る解説なんかは、興味津々で読んじゃいました。人間オタクのキャサリンダンス、こちらのシリーズも読まなきゃー

    ○ロナルド・プラスキー(ニューヨーク市警刑事 サックスの部下)
    本作イチ推しキャラ!新人くんです。『ボーン・コレクター』時代のサックスを思い出しちゃう。優秀ではあるんですが、経験不足や苦手なところもある。でも若い子が必死に頑張ってる姿って、マジ美しいんすよね。大丈夫かおい… と、不安になることもありましたが、最後まで応援しちゃいました。

    続きのレビューは下巻にて
    https://booklog.jp/users/autumn522aki/archives/1/4167705893

  • やっと7作目に来ました。
    早々に犯人ウォッチメーカーの名前がわかってます…
    殺人、逃走、失敗…
    アメリアが単独で追う事件
    ウォッチメーカーによる事件
    上巻最後でまさかまさかの展開ですが(´ω`)
    ここから何回どんでん返されるか楽しみ♪

    まぁとにかく面白い!
    新キャラのキャサリン・ダンスが素晴らしい!
    プラスキーも頑張ってます!

    さぁ下巻ですよ〜ε=ε=ε=ε=ε=ε=┌(; ̄◇ ̄)┘

  • 上巻では、ライムとサックスのペアがウォッチメーカーと呼ばれる犯罪者を追っている場面とウォッチメーカー側の視点とが交互に繰り返される構成。
    ウォッチメーカー側の構成員も名前などがはっきりと描かれており、少し展開が間延びしている感じもして、正直微妙な作品かな、と思っていた。
    同時に進行していたサックスの父親が関連していた汚職警官たちの話もなかなか進展もしなかった。

    が、下巻に入ってからは、怒濤の早さで展開されていき、とっても面白い作品であった。
    下巻早々にウォッチメーカーの相棒が捕まり、その後ウォッチメーカーも逮捕される。そこで、作品として終わりかなーっと思ったところ、次の計略が明らかになる。どの犯罪の裏に誰が隠れており、最終的に利益を得るのが誰なのかが、光明に隠されており、ドキドキした。
    ウォッチメーカーを使って犯罪をしたように装ったが、実際にはウォッチメーカー自身が犯人であり、逮捕されなかったのも合わせて、予想外であった。
    まずは、再読して、序盤からの伏線を楽しみたいと思った。
    さらに、次のウォッチメーカーシリーズもあるというので、そちらもたのしみ。

  • 下巻まで待つことにはなるが…
    待ってるうちに、術中にハマっているのである

    後に「ウォッチメイカー・ロス」を発症
    することになるほどの衝撃が…

  • 下巻に感想。

  • 捨てられた蔵書の中の一冊。
    犯人を好きになったのは初めてでした。
    まるでシャーロックホームズとモリアーティを見ているようでした。
    太陰太陽暦はーエレガントで調和が取れている。美しい。ー218ページ引用
    古代の人々は、時間を独立した力だと考えていた。ほかの何ものにも備わっていない力を持った一種の神だとね。この機構はそのその考え方を象徴する物だとも解釈できるー219ページ引用

  • 新たに、CBIのキャサリン・ダンスを迎え、
    物語は新展開。

    最初の頃のドキドキ感、ワクワク感が、
    戻ってきていますね。

    キャサリン・ダンスって、クローザーの
    ブレンダ・ジョンソンみたいな感じですかね?

  • 第7作。猟奇的な犯行現場に"時計"を残す天才的な犯罪者"ウォッチメイカー"。
    そして、尋問の天才キャサリン・ダンス登場。ライム達とは違う角度からの捜査が見もの。
    天才VS天才達の行方は?

  • 元ニューヨーク市警の天才科学捜査官が、警察に協力して連続殺人鬼を追う『リンカーン・ライム』シリーズ第7作。下巻まで読了。
    どんでん返しに次ぐどんでん返しは、本シリーズの特徴でもあるけれど、今作はそれが特に顕著。下巻中盤で起きる雪崩のようなどんでん返しは、胃もたれしそうなほど過剰ながら、読んでいて快感を覚える。
    今回の黒幕・ウォッチメイカーは、ライムが初めて取り逃がした犯人となったけれど、キャラクター造形は冷酷にして優美。ライムとよく似た部分も対照的な部分も併せ持っていて、対決は読み応えがあった。再登場が待ち遠しい。

  •  リンカーン・ライムも7作目、シリーズで最も世評の高い作品に到達した。シリーズものは最初から読む主義のために回り道してここまで来たが、もちろんそれは無駄ではなかったし、どの作も面白かった。そしてここへきて第1作の鍵人物の1人が再登場となると、これはやはり最初から読まないとね。しかし弊害もある。ここまでさんざん騙され続けてきたので、ちょっとした引っかけには動じなくなっている。どうやってどんでん返しをしようかと考える作者も大変だ。意外な犯人とか意外な動機とかいろいろあるが、警官や身近な人物が怪しいのはもう常識だし、隠された動機も新味はない。となると、そうだと思わせてこうだ、というのが実は目くらましで、実際にはああだと思ったら結局こう、などと複雑怪奇なことになる。まあ仕方ないか。本作はキャサリン・ダンス登場という触れ込み。たしかに捜査に奥行きが出て成功している。かくして最強チームがさらにパワーアップしたのに、ウォッチメイカーはさてどこへ?

  • 感想は下巻で。

  • 凄い期待の元、読んだが、いつも通りの感じで、普通に面白い感じだった。
    しかし、下巻にあれほどの展開が待っているとは…

  • リンカーン・ライムシリーズ#7。

    複雑な時計仕掛けを組み上げるがごとく犯行のプロセスを練り上げ、実行する「天才」犯罪者との戦い。

    そんな上手く行かないよなァってのと、話が複雑すぎて付いていけなかった。今一つ。

    同じ著者にキャサリン・ダンスシリーズというスピンオフ物があるが、そのダンスが初めて登場する本でもある。

  • 色々盛り上がってきたけど、まだめちゃ面白いとまではいかない。訳は秀逸。自然。やっと各登場人物の魅力を把握してストーリーが動くのを楽しみにしはじめたあたり。キネシクスの達人のあたりが一番面白い。下巻に期待。

  • 内容ではなく、読みにくい。
    訳の問題か、それとも原著の問題か?
    上巻は読み切りましたが、私には、この本を読む価値を見出せませんでした。
    映画の脚本っぽいのできつい。下巻はあきらめます。

  • 今回は冒頭から犯人たちの名前と手口が語られる。
    ということは、動機を探るミステリなのか?

    そして刑事に昇進したサックスは、初めて事件捜査の指揮を取ることに。
    たとえそれが自殺であっても、捜査を疎かにしないサックスは、自殺することが不可能な証拠を見つけ、殺人事件として捜査を続ける。

    本来は、ライムが指揮を取っている連続殺人の事件をメインに動かなければならないサックス。
    でも、初めての事件だから最後まで責任をもって取り組みたいし、しかしライムの事件は重大案件で…「事件を二つ抱えることは可能です」と突っ張ってしまうのだよね。

    というわけで、ライムの事件、サックスの事件、犯人の視点とストーリーが細切れになってしまい、進捗はもったり。
    犯人の魔の手が!ってところで視点が切り替わり、次に犯人の視点に戻った時は大した展開になっていないパターンが続く。

    いや、おかしいだろう。
    時計のようにきっちりきっちりした完璧主義者の主犯と、感情が先立つ従犯の取り合わせも不自然だし、完璧主義者の割には結構想定外の出来事が多すぎる。
    これは、どちらかがどちらかを裏切っているのかも。

    いや、いつものパターンなら、捜査側の方に裏切り者がいる筈だ。
    二人ほど怪しいと目星をつけている人がいるが、裏切り者だとしたら二人は多すぎる。
    さくっとダンスが見切ってくれないだろうか。

    そして今回一番のピンチはサックスの心情。
    何よりも汚職警官を憎んできた彼女の心の芯にあるもの。
    それが揺らいでしまった。
    けれど、この汚職警官の流れがきっと、二つの事件を繋ぐんじゃないかと思っているのだけど、続きを早く読みたいわ~。

  • 05月-02。3.0点。
    リンカーン・ライムシリーズ、再読。

  • 登場人物が多くてだんだん混乱してくる。
    かなりクセのある洋書の言い回し
    途中で事件の内容を随時まとめてくれているので事件についてはわかりやすかった

  • 2025/11/04

  • さすがジェフリーディーヴァー
    ウォッチメイカーは強そうなキャラの割には失敗多くない?という違和感から2転3転のどんでん返し

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著者プロフィール

1950年、シカゴ生まれ。ミズーリ大学でジャーナリズムを専攻。雑誌記者、弁護士を経て40歳でフルタイムの小説家となる。科学捜査の天才リンカーン・ライムのシリーズ(『ボーン・コレクター』他)や“人間嘘発見器”キャサリン・ダンスのシリーズ(『スリーピング・ドール』他)は全世界でベストセラーになっている。ノンシリーズ長編小説、短編小説など人気作品も多数刊行
『ブラック・スクリーム 下 文春文庫』より

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