ウォッチメイカー 上 (文春文庫 テ 11-17)

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  • Amazon.co.jp ・本 (432ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784167705886

作品紹介・あらすじ

"ウォッチメイカー"と名乗る殺人者あらわる。手口は残忍で、いずれの現場にもアンティークの時計が残されていた。やがて犯人が同じ時計を10個買っていることが判明、被害者候補はあと8人いる-尋問の天才ダンスとともに、ライムはウォッチメイカー阻止に奔走する。2007年度のミステリ各賞を総なめにしたシリーズ第7弾。

感想・レビュー・書評

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  • やっと7作目に来ました。
    早々に犯人ウォッチメーカーの名前がわかってます…
    殺人、逃走、失敗…
    アメリアが単独で追う事件
    ウォッチメーカーによる事件
    上巻最後でまさかまさかの展開ですが(´ω`)
    ここから何回どんでん返されるか楽しみ♪

    まぁとにかく面白い!
    新キャラのキャサリン・ダンスが素晴らしい!
    プラスキーも頑張ってます!

    さぁ下巻ですよ〜ε=ε=ε=ε=ε=ε=┌(; ̄◇ ̄)┘

  • 下巻まで待つことにはなるが…
    待ってるうちに、術中にハマっているのである

    後に「ウォッチメイカー・ロス」を発症
    することになるほどの衝撃が…

  • 捨てられた蔵書の中の一冊。
    犯人を好きになったのは初めてでした。
    まるでシャーロックホームズとモリアーティを見ているようでした。
    太陰太陽暦はーエレガントで調和が取れている。美しい。ー218ページ引用
    古代の人々は、時間を独立した力だと考えていた。ほかの何ものにも備わっていない力を持った一種の神だとね。この機構はそのその考え方を象徴する物だとも解釈できるー219ページ引用

  • 新たに、CBIのキャサリン・ダンスを迎え、
    物語は新展開。

    最初の頃のドキドキ感、ワクワク感が、
    戻ってきていますね。

    キャサリン・ダンスって、クローザーの
    ブレンダ・ジョンソンみたいな感じですかね?

  • 下巻に感想。

  • 元ニューヨーク市警の天才科学捜査官が、警察に協力して連続殺人鬼を追う『リンカーン・ライム』シリーズ第7作。下巻まで読了。
    どんでん返しに次ぐどんでん返しは、本シリーズの特徴でもあるけれど、今作はそれが特に顕著。下巻中盤で起きる雪崩のようなどんでん返しは、胃もたれしそうなほど過剰ながら、読んでいて快感を覚える。
    今回の黒幕・ウォッチメイカーは、ライムが初めて取り逃がした犯人となったけれど、キャラクター造形は冷酷にして優美。ライムとよく似た部分も対照的な部分も併せ持っていて、対決は読み応えがあった。再登場が待ち遠しい。

  •  リンカーン・ライムも7作目、シリーズで最も世評の高い作品に到達した。シリーズものは最初から読む主義のために回り道してここまで来たが、もちろんそれは無駄ではなかったし、どの作も面白かった。そしてここへきて第1作の鍵人物の1人が再登場となると、これはやはり最初から読まないとね。しかし弊害もある。ここまでさんざん騙され続けてきたので、ちょっとした引っかけには動じなくなっている。どうやってどんでん返しをしようかと考える作者も大変だ。意外な犯人とか意外な動機とかいろいろあるが、警官や身近な人物が怪しいのはもう常識だし、隠された動機も新味はない。となると、そうだと思わせてこうだ、というのが実は目くらましで、実際にはああだと思ったら結局こう、などと複雑怪奇なことになる。まあ仕方ないか。本作はキャサリン・ダンス登場という触れ込み。たしかに捜査に奥行きが出て成功している。かくして最強チームがさらにパワーアップしたのに、ウォッチメイカーはさてどこへ?

  • 感想は下巻で。

  • 凄い期待の元、読んだが、いつも通りの感じで、普通に面白い感じだった。
    しかし、下巻にあれほどの展開が待っているとは…

  • リンカーン・ライムシリーズ#7。

    複雑な時計仕掛けを組み上げるがごとく犯行のプロセスを練り上げ、実行する「天才」犯罪者との戦い。

    そんな上手く行かないよなァってのと、話が複雑すぎて付いていけなかった。今一つ。

    同じ著者にキャサリン・ダンスシリーズというスピンオフ物があるが、そのダンスが初めて登場する本でもある。

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著者プロフィール

1950年、シカゴ生まれ。ミズーリ大学でジャーナリズムを専攻。雑誌記者、弁護士を経て40歳でフルタイムの小説家となる。科学捜査の天才リンカーン・ライムのシリーズ(『ボーン・コレクター』他)や“人間嘘発見器”キャサリン・ダンスのシリーズ(『スリーピング・ドール』他)は全世界でベストセラーになっている。ノンシリーズ長編小説、短編小説など人気作品も多数刊行
『ブラック・スクリーム 下 文春文庫』より

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