ウォッチメイカー 下 (文春文庫)

制作 : Jeffery Deaver  池田 真紀子 
  • 文藝春秋
4.18
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本棚登録 : 812
レビュー : 93
  • Amazon.co.jp ・本 (392ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784167705893

作品紹介・あらすじ

サックスは別の事件を抱えていた。公認会計士が自殺に擬装して殺された事件には、NY市警の腐敗警官が関わっているらしい。捜査を続けるサックスの身に危険が迫る。二つの事件はどう交差しているのか!?どんでん返しに次ぐどんでん返し。あまりに緻密な犯罪計画で、読者を驚愕の淵に叩き込んだ傑作ミステリ。2007年度「このミステリーがすごい!」第1位、「週刊文春ミステリーベスト10」第1位、「日本冒険小説協会大賞・海外部門」大賞。

感想・レビュー・書評

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  • シリーズ第7弾。不気味で残酷な犯人がいてそれに挑むライムたち。サックスの父親のことや過去のこととかプラスキーの成長とかもあってシリーズとしての面白さも充分。証拠から結論を出し、解決かと思ったらまだその奥に隠されたものが見えて終わりがなかなか見えてこない。この二転三転する展開が素晴らしい。強引さは全く感じられずにスムーズに読めるしなんといってもどんでん返しのキレがいい。7弾までの最高傑作。

  •  すごいエンタメ小説を読んだなあ、と読み終えて思わず感嘆の溜息をついてしまいそうな、とにかく面白いミステリーでした!

     読み終えて、この『ウォッチメイカー』の下巻のイメージは、ボクサーが浮かんできます。鮮やかなツイストの連続、めまぐるしく変わる展開は、蝶のように舞い、蜂のように刺す、そんな身軽なボクサーのイメージを浮かべてしまいます。

     ただ、この小説の凄いところは、その一発一発のインパクトが強いところ。息つく暇を与えないとはまさにこのことで、「なるほど、そうきたか」と思わせたら、「え!? こう来るの!」となり、そしてさらに「また、流れが変わった…」という展開が続くのです。いつ果てるか分からない激流にずっと押し流されているようで、どんどん読みふけってしまいます。

     身軽に打ってくるパンチがジャブどころか、いずれもストレート並みの重さがあり、そして、アッパーもしっかりと決めてくれる、そんな小説なのです!

     展開、構成の妙ももちろんありますが、シリーズ一作目の『ボーン・コレクター』とのつながりや、捜査官のアメリア・サックスの刑事の威信を懸けたドラマなど、他の読みどころもしっかりと押さえているのも、うれしいところです。

     単体のミステリとして読んでも面白く、シリーズものならではの面白さもしっかりとある。リンカーン・ライムシリーズの中でも、評価が高いのに納得の作品でした!

    2008年版このミステリーがすごい! 海外部門1位

  • いや〜、参りました。
    こんなに大きなどんでん返しが待っていたとは。
    ただただ読んでて楽しかった。
    ストーリー的にも本当に素晴らしかった。

  • このミス海外編2008年版1位。リンカーン・ライム・シリーズ7作目。1作目のボーン・コレクター読んで以来に2冊目。これまでの海外編1位のやつは、やたら難解で読みにくやつばかりだったけど、この人の本は読みやすい。殺し屋にやられたと思ったらギリギリで推理が間に合って事件を未然に防ぐ展開が続いて、安心しながらドキドキできて心地よい。何層にも偽装を重ねて裏をかくのが現実離れしてるんだけど、目につくような瑕疵がなく納得させられてしまう。論理の美しさと、感情移入できる自然な表現で最初から最後まで楽しめた。

  • 傑作!いいから黙って読め!
    これに尽きる。

    野球をやっていると思っていたら、このルールはラグビーだと気づき、次の瞬間、カーリングに興じていたでござる。

    どんでん返しに次ぐどんでん返し。
    いわゆる「どんでん返し」とは、予測がつかない方向にストーリーの流れが急変することである。しかしジェフリー・ディーヴァーは、どんでん返しと同時に読者の脳を金属バットで殴ってくる。
    ボーッとできる瞬間がほとんど皆無。

    えっ?ジェフリー・ディーヴァーを読んだことないの?・・・それは羨ましい。是非「ボーン・コレクター」を読むべし。そして、「ウォッチメイカー」に進むべし。

  • 犯人捕まったーと思ったけど、まだかなりのページが残っていてドキドキした。
    スマートな犯罪者。
    もう一度、読み直したいなー
    児玉清さんの解説も、とても素敵でした。

  • 面白かったぁ。
    ウオッチメイカーとして覚醒した今後が気になります。

  • 映画化された「ボーン・コレクター」リンカーン・ライムシリーズ7作目

    "ウォッチメイカー"をめぐる戦い。
    下巻では最終章への流れと同じくらいにライム、サックスの心情模様が印象的。

  • やぁ、本当にすごい展開、ただただ感心するのみ

  • リンカーンライムシリーズを電子書籍で1弾から読み続けていますが、これの「ウィッチメーカー」が一番面白いです。この後のシリーズがこれを超えてくれることを期待しながら、今出ているシリーズ読破したいと思っています。

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