プラナリア (文春文庫)

著者 :
  • 文藝春秋
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本棚登録 : 3617
レビュー : 469
  • Amazon.co.jp ・本 (283ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784167708016

感想・レビュー・書評

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  • 5つの短編集。ひとつひとつの話はバラバラでまとまりはないが、それぞれひきこまれる。

  • 「働く」ことをテーマにした小説。
    現実味があり、かなりイメージしやすい内容でした。

  • するっと読めた。読むタイミングを間違えたら、きっとこんなに素直に読めなかったかもしれない。そのくらい、リアルさのある一冊だった。彼女たちの続きが知りたい、と思う腹八分目なものばかりだった。
    つかれたときに、まよったときに、もう一度読み返したい。
    2013.09.07

  • 短編集、賞とって有名になったやつ。うーん……
    最後の最後の話が微妙。

    別に劇的な展開もなく、感動もしないしはらはらもしない、感情が動かない、でも読みものとしておもしろい話もある。不思議な作家さん。
    感情が動く作品を読むのは疲れるから、

  • これは生きることの正当化の日記のようなものだと思う。
    ここに書かれていることは人間心理の深淵なんかではなくて、積極的に生きることからも、積極的に死ぬことからも逃れるための、ただの言い訳としか読むことができなかった。
    自分の周りには、この主人公と同じような悩みを持ちながら、それを乗り越えて強く立ち上がり積極的に生きている人がいるし、悩むなら悩むなりにふっ切ってしまって、「引きこもる」という方法をとることによって生きていこうと強がってる人たちも知っている。なのでこの物語のキャラクターから、特別な魅力はほとんど感じられなかった。
    はっきり言ってここで問われている問題は至極具体的で単純なものじゃないか。それは主人公の理想が高すぎたり、どこかで権威主義的だったりすることから、考えが堂々巡りになってるだけのように感じる。
    主人公は、なんだかんだ言い訳していても、結局働かずに生きてる、というか生活費を誰かに負担してもらって生かしてもらっているわけだし、そのことに反省をせずにただ正当化をしているだけじゃないか。この作品の設定程度のことならば、仕事の問題に関しては十分に自己責任の範囲内で解決できる問題だと思うし、他人の金で生きてるくせに、そのことは思慮に入れずにのうのうと生きていられる精神が理解できない。さらにその悩みに対して、積極的に解決していこうという姿も印象にないので、本当に悩んでいるわけじゃなくて、現状にただ甘えてるようにしか見えない。本当に苦しんでる人は、ただ甘えるだけの状態ではいられなくて、誰かに真剣に悩みをきいてもらうなりして解決しようとして、真剣に悩みと向き合わないと死んでしまうくらい悩むんじゃないか。
    うつ病患者の日記として読むのはいいけど、小説にしてこれが面白いのかといわれたら私はそうは思わない。なんか言葉が嘘くさい。
    もしかしてその嘘くさい言い訳の、現状に甘えている人間の心理描写を楽しむ小説なのかな!?でもそれでもねぇ~。そんなの見せられてもって感じです。

    これってようは、特有(と本人は思いこんでいる)な経験とその過程で得た考え方や、生活様式に苦しんでいるように見せかけて、その苦しさに甘えてるってだけですよね?普通の人なら考え方を変えたりして成長していくようなことですもんね。
    それをありのまま小説にするって、文芸部じゃあるまいし。

  • ずっと読みたかった1冊。短編なので気軽に読めるが、きっと何度か読み返せば良さを理解出来ると期待して。


    説明
    受賞歴
    第124回(平成12年度下半期) 直木賞受賞

    内容紹介
    乳がんの手術以来、何もかも面倒くさい25歳の春香。出口を求めてさまよう「無職」の女たちを描いた直木賞受賞作、待望の文庫化

    内容(「BOOK」データベースより)
    どうして私はこんなにひねくれているんだろう―。乳がんの手術以来、何もかも面倒くさく「社会復帰」に興味が持てない25歳の春香。恋人の神経を逆撫でし、親に八つ当たりをし、バイトを無断欠勤する自分に疲れ果てるが、出口は見えない。現代の“無職”をめぐる心模様を描いて共感を呼んだベストセラー短編集。直木賞受賞作品。

  • 煮え切らない話が多かった

  • 体がダルイ時に読んだのであまり覚えていません。なんか、エグかったような…?

  • 偶然第155回直木賞発表の今日、第124回の受賞作「プラナリア」を読了。短編集でいずれも主人公の心情のひねくれた部分、あ・・・私もそういう部分あったな・・・と思い当たるふしもあり。そういう部分をどう自分の中で消化していくのか、自分と比較しながら読んでいきました。しがらみの中でもがく人たちが興味深かったです。全5作品の中では唯一男性が主人公の最後の作品「あいあるあした」が好きでした。

  • 短編は嫌です。

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著者プロフィール

1962年11月13日横浜生まれ。 神奈川大学卒業後、OL生活を経て、87年「プレミアム・プールの日々」でコバルト・ノベル大賞、佳作受賞。 99年「恋愛中毒」で第20回吉川英治文学新人賞、 2001年「プラナリア」で第124回直木賞受賞。

「2019年 『シュガーレス・ラヴ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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