- 文藝春秋 (2011年2月10日発売)
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感想 : 7件
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Amazon.co.jp ・本 (304ページ) / ISBN・EAN: 9784167710163
みんなの感想まとめ
恋愛と人間関係を描いた物語は、昭和50年の日本を舞台にしており、時代背景が現代と異なることで新鮮な感覚をもたらします。主人公の美里とデザイナーの大介、未亡人の深沢亜希子との三角関係が織りなすドラマは、...
感想・レビュー・書評
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現代小説とはいいつつも舞台は昭和50年当時の日本。令和の現代と若干の違いを感じると、やはり半世紀の差というのは顕著に出るものだなと変に関心。主人公の宮原美里とデザイナーの犬丸大介、そして深沢亜希子という未亡人。恋愛物語である。最後の終わり方が個人的にはすっきりしないようにも感じたが、自分がその立場であればそのように思いたいとも感じた。
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美里の心動き、感情の高ぶりがよくわかる。
女性はこんないも想いを変えられるものなのか?
男性の弱さ、女性の弱さ、そして自分ではわからない、したたかさが表現されている。
誰かを想い続けるとはこの事である。 -
ツアーコンダクターの美里は勉強を兼ねて一人平泉を訪れた。そこで出会った大介と亜稀子。東京で偶然の再会を果たすが、3人は思わぬ因縁でつながっていた…。
またまた“世間が狭すぎる!”と突っ込みたくなる人物相関図だが、純真無垢な美里と圧倒的な美貌と富をもつ妖艶な亜稀子との対比が興味深い。美里の幼なじみ六郎も加わり、いったいこの中で思いを遂げられるのは誰なのか、最後まで事件続きで引きつけられた。
これも結末には賛否両論ありそうだが、私としてはこれで納得。ただし、生娘ゆえの鈍感さなのか、美里が大介や六郎に対して、相手の気持ちを忖度することなく、その都度自分の意思をすっぱり告げてしまうところはちょっと「お嬢さんよ…」とたしなめたくもなった。 -
旅行社に勤める宮原美里は、雪の平泉でデザイナーの犬丸大介と知り合う。なれなれしい大介に最初は良い印象を持たない美里だったが、何度か偶然の出会いを重ねるうちに、次第に惹かれるようになる。しかし、ニューヨークに住む富豪未亡人深沢亜稀子の影がちらつく。
著者プロフィール
平岩弓枝の作品
