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Amazon.co.jp ・本 (256ページ) / ISBN・EAN: 9784167716028
みんなの感想まとめ
歌舞伎の世界を舞台にしたこのミステリーは、独特の文化と人間関係が交錯する物語です。女形役者・岩井芙蓉の妻が火事に巻き込まれ昏睡状態に陥り、彼の友人である中村国蔵が真相を探る依頼をするところから始まりま...
感想・レビュー・書評
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タイトルからなんとなく想像がつきそうですが、この小説、歌舞伎の世界を舞台にしたミステリーなのです。
そして、シリーズもの。
近藤さんの作品にこんなシリーズがあったとはしらなかった…
近藤史恵さんも大好きな作家さん。
最初に読んだ「タルト・タタンの夢」で好きになり、「サクリファイス」で大ファンになりました。
他の作品も読んでみたいと思う気持ちがますます強くなっています。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
愛です。色々な形の。
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歌舞伎界の名家に生まれた女形役者・岩井芙蓉。
彼の留守中に自宅が火事になり、眠っていた妻・美咲が巻き込まれ一酸化炭素中毒と火傷のために昏睡状態となり、すでに三ヶ月が経った。
今泉文吾は芙蓉と同年代の女形役者・中村国蔵から火事について調べてほしいと依頼される。
国蔵は「裏で陰謀が働いている」と言うのだ。
今泉の友人である歌舞伎役者・小菊は、彼らの間に確執があったという噂を耳にする。
秘められた愛憎の想いとは?
美咲の哀しいほどに一途な想い。
伝えきれない想いは、はけ口を求めてどこへ向かうのだろう。
もしも、望みは薄かったとしても一歩を踏み出す勇気さえあれば、もっと違う結末が待っていたのかもしれない。
傷つくことは怖い。拒絶されることはもっと怖い。
だからたった一歩が途方もなく難しいことだってある。
それぞれの想いが切ない。優しさが何よりも残酷なことだってあるのだろう。
歌舞伎を舞台にしたコミックを読んだばかりだった。
「野村崎」はコミック内でも大きなエピソードとして取りあげられていたので、印象に残っていた。
同じ役であっても、演じる人間によって表現の仕方や役の解釈に違いがでる。
だからこその面白さであり、見どころにもなるのだろう。
テレビでしか観たことがない歌舞伎。
物語の中に登場した演目をもしもテレビで観る機会があれば、ぜひ見たいと思った。 -
歌舞伎が観たくなる。
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今泉探偵シリーズ。
シリーズの中では1番好み。 -
歌舞伎ミステリということですが…
トリックが云々というよりも、梨園という特殊な世界、男であって男でない、女形という特殊な役者さん、歌舞伎の作品に絡むキャラクターの生き方など…そういったものが楽しめる作品です。
歌舞伎は、著者にとってとても大切なものであることが、あとがきに書かれています。
赤江曝を思い出したなあ~
近藤さんの、他の歌舞伎ミステリも読みたいです。 -
小菊シリーズ第四弾。
個人的にはこのシリーズ、舞台設定と登場人物がツボなので堪能しましたが、冷静かつ客観的に判断すると前作の方がよかったような・・・
巻末の著者あとがきからすると打ち止めのような雰囲気です -
恋路の闇に迷うた我が身、道も法も聞く耳持たぬ-梨園の御曹司岩井芙蓉と抜擢によりめきめき頭角を顕した中村国蔵。人気、実力伯仲するふたりの若手女形は、かねて不仲が噂されていたが…。芙蓉の妻・美咲が恋したのは誰だったのか。意識の戻らぬ彼女をめぐる謎を今泉文吾が解き明かす。切なさが胸に響く歌舞伎ミステリー。
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以前角川文庫で読んだ「桜姫」と同じシリーズ(二人~の方が先かな?)です。
探偵の今泉の話しが読みたくて、この本を手にとったワケでございます^^
前回と同様、歌舞伎を中心に描かれたミステリー小説で、
今泉さんは名脇役!という登場の仕方なのですよね・・・
今泉さんが主人公にはならないのね(=▽=;残念! -
女性キャラの性格が悪くて不快だった
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歌舞伎シリーズ4作目。
シリーズの中で一番わかりやすく、面白かった。
叙述ミステリーぽい。 -
2013/02/05読み始め
2013/02/07読了 -
読み始めてからシリーズ物?と気付きました。
歌舞伎に出てくる登場人物とのからみが迫力があってよかった。 -
私は近藤史恵さんの作品とすごく相性がいいと思う。
毎回、全く自分の知らない世界の題材の話でもあっと言う間に世界に引き込まれてしまう。今回も歌舞伎の世界だったので読み進めるの難しいかな、って心配していましたが、スルスル読めました。
ミステリーも捻りがあって面白かったです☆ -
梨園シリーズ。
近藤さんの本はするすると自分の中に入り込んでくるので、するすると読了。
なんだか独特な世界で、普段なら敬遠しがちな歌舞伎も、近藤先生が描くとすごく興味のある世界に思えてくるから不思議。
自分の興味のあるものを描くのが本当にうまい人だと思う。
そういう意味では、作品に「熱」がこもってるのかも。
歌舞伎台本を、読んでみようかなぁ。と思いました。
とりあえず忠臣蔵あたりから。 -
自分の望みなんて、修羅場にならないと分からない。
何もかもを蹴り殺して、私は選べるんだろうか?
・恋路の闇に迷うた我が身、道も法も聞く耳持たぬ。(略)邪魔しやったら蹴り殺す。
・ふき払う 迷いの空も雲はれて 蓮のうてなに 月を見るかな -
何故この題名なのかは、最後になってようやくわかる。
物語を通じて取り上げられているのは、「摂州合邦辻」。
菊之助丈が演じた玉手御前を、思い出しながら読めたのは、楽しい経験でした。
あの台詞はこんな心情だったのか、とか。
あと、私にとってはあとがきが良かった。作者が歌舞伎を好きな理由を読んで、自分が歌舞伎に魅かれる理由がハッキリしたので。様式美の中で語られる物語が、華やかで粋で生々しいんですよ、歌舞伎って。 -
読みやすくてすらすら読めた。
やっぱり私は近藤さんの文章がとても合ってるのだと思う。
歌舞伎を見てみたいと思いました。
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