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Amazon.co.jp ・本 (304ページ) / ISBN・EAN: 9784167716042
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みんなの感想まとめ
テーマは、キャリアの不安や人間関係の葛藤を通じて主人公が成長していく姿です。契約社員から正社員に昇進したくりちゃんが、突然の解雇に直面し、何が起きたのかを探るミステリー要素が盛り込まれています。読者は...
感想・レビュー・書評
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近藤史恵さんの『賢者はベンチで思索する』の続編。久里子ことくりちゃん奮闘記です。
テーマは面白いとこから始まったのです。
契約社員から正社員に登用され、2ヶ月経ったある日、尊敬する上司から言われます。
『あしたから、こなくていいから』と。うまくやっていたはずなのに。会社のトラブルから事業縮小で何人か辞めてもらうことになったらしい。
ただ、同僚から後日聞かされます。『部長が、正社員になったのに急にやめるなんて』って怒っていたよと。しかも辞めさせられたのはどうやら自分だけ。 あれ?
何が起きてるの!と十分すぎるミステリ!
何かくりちゃんやらかしていた?経営者が不正してる?何があったんだ?とくりちゃん目線で読み進めるんだけど、意外と小ちゃな理由で解決へ。復職はできずで、いや解決したんかいな?
そうだ、近藤さんはミステリを盛り上げるお人ではなかった。くりちゃんの成長を描いているんだったと反省。
ほっこり要素もたくさん盛り込まれ、今回から出てきた恋敵女子高生アスカちゃんも、捻くれ方も可愛らしく、仲良しになっていく感じも良かった。
2匹のワンチャン、アンとトモ。この子達の描き方が可愛すぎると思ったら、近藤さんもテツくんというワンチャンを飼われているとか。
犬好きの方はオススメ作品です。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
賢者シリーズ第二弾。なお、第一弾は読んでおりません。
謎の老人赤坂と、人生迷子の20代くりこ。
片想い相手の男性はイタリアにシェフ修行へ行ってしまい、仕事は解雇され、それを家族にも言えない。
後半は、赤坂を追う警察官も登場。
赤坂は何者なのか?一作目読めばわかるのかな?
読まなければ。 -
何故続編のものなのに、最初にこれを手にとったしまったのか。
図書館では良くやらかすし、近藤さんの話なら大丈夫かなと思い読んでみた。
表紙が犬なので、犬の描写は変わらず素晴らしい。
ただ、一話目はクソみたいな理由でイライラした。
二話目もクソみたいな女出てきたけど、話の展開はすごく良かった。
三話目でちゃんとクソみたいな女と仲良くなってるのも良かった。ただ、三話目を見た時に前作を見たいと強く思った。
という事で、前作探してきます。
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2023.12.3 読了。
「賢者はベンチで思索する」の続編。
フリーターからやっと正社員になり仕事にもやりがいを感じていた久里子はある日突然会社から解雇される。そんな時に赤坂老人に再会し悩みを相談しているうちにその解雇には不可解な点があることに気がついて……
他にも友人関係で好意を持っている弓田くんとの関係。赤坂老人が歩道橋の電球を外す謎などの中で少しつづ成長する久里子の日常を描いた3編の連作短編集。
「賢者の〜」ではミステリー要素がこちらより強めで今作は久里子の成長が主軸になっている気がした。赤坂老人からの助言によって考えを深めていく久里子。23歳と言えばまだ若く自分の考えが纏まらないことも多い年頃の様子が上手く書かれていた気がする。でも少し久里子はお人好しな感じでこの先割り切らないと人生疲れてしまうのではないかなぁ〜と感じたし、赤坂老人に絶対の信頼を寄せているが本当に重大な犯罪者であったら共犯者になってしまうのでそこが心配だ。
続編で失速する作品は少なくないが「賢者の〜」の方が個人的には好きだった。 -
赤坂老人の出番が少ないものの主人公のもやもやした気持ちを愛犬二匹やタイミング良く出会う赤坂老人に助けられながら少しずつ前進していきます。
近藤さんの描く犬の描写が好きです。 -
今回も面白かった。前作では国枝老人が謎を解いてくれたイメージだけど、今回は久里子が国枝老人のヒントをもとに自分で答えを見つけていった印象が強い。久里子の素直さがかわいい。読みおわったときに前向きな気持ちになれる良い作品でした。
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前作も良かったし、この作品もほんわかとしていい。犬たちの出番がないのは仕方ないのだろう。
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「賢者はベンチで思索する」の続編。最初こちらを先に見つけ、表紙に惹かれて読もうとして続編であること気づいて「賢者~」を先に読んだのでした。
この表紙絵大好きです。
契約社員から正社員になったとたんクビにされた久里子。
弓田くんはイタリアに行ってしまい、ただの友だちだったのかと悶々。
そんなもやもやとした生活で出会う出来事を、あの老人に相談しながら少しずつ前向きになっていく姿が心地いい。 -
賢者はベンチで思案する、の、続編。
キリコの恋の悩みや、会社の微妙な人間関係とか、なぜか親戚のおばさんみたいな気持ちで読んじゃう。 -
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わんこ二匹の描写がすばらしくて、近藤史恵クオリティの良作なのですが、ひっかかる点が。
文庫版の解説、イラストレーターの方が書かれてます。この作品をたいへん気に入り、カバーイラストも満足の出来!って感じのことが書かれているのですが、
…書いてある内容と、イラスト、犬のキャラクターが逆じゃないですか?
シェルティの血が混じってるっぽい飾り毛のふさふさした、天真爛漫で人懐っこい「アン」と、
口のまわりと鼻の黒い慎重派でおだやかな「トモ」
表紙ご確認ください…私にはどうしても、イラストレーターさんの失敗に思えてなりません。 -
契約社員からようやく本採用になった矢先、解雇をいいわたされた久里子。心から喜んでくれた両親の手前、出社するふりをしては日中ぶらぶらと暇をつぶす毎日を送っていた。ある日、偶然すれ違った元同僚の言葉に不審な点がーーもしかして私、自分から辞めたことになってる? 近藤史恵版『隅の老人』第二弾。解説・松松尾たいこ
(2007年、文庫2010年)
—- 目次 —-
第一話 たったひとつの後悔
第二話 パレードがやってくる
第三話 ふたつめの月
解説 愛らしい陰の主役たち/松尾たいこ(イラストレーター) -
老人との会話の中から、ヒントを得て、前向きに進んでいく主人公。それぞれが誰かの事を大切に思っていることが、どのページからも伝わってくるお話。
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4.0
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社員になれたのもつかの間リストラされた赤坂老人に久里子が相談し心が少しずつ前向きになる、心と頭は一緒のようで別々 怒りに満ちた頭では判断ができない自分の怒りを優先させ悲劇を拡大させる、反対に頭で判断する正しさを大事にするあまり怒ったり悲しむ事ができず心が壊れてしまう人もいる、心と頭は別々である事を知ることが大事、不幸になる人多くは相手が何かをしてくれるのを待っている 相手ではなく自分の心が決まるのを待つ赤坂老人はまた姿を消した久里子はいつ会えるかわからない残した美しい曲を聴きながら季節は過ぎた
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賢者はベンチで思索するの続編。
せっかく社員になれたのに不運にもリストラされる。謎の老人のアドバイスがいいものをくれる。感情に流されずに冷静に判断することが必要である。 -
ふたつめの月
近藤史恵さん。
賢者はベンチで思惑する
の続編。
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図書館で。
続き物だった。そういえばおじいさんは覚えているけれども語り手の女の人は覚えていなかった。
正社員になって解雇されたとして。上司から通達があったその日のうちに荷物まとめて出ていけ、なんてちょっと無いよな。それこそ離職届けだの、書類の提出も必要だし。彼女も少し無知ではあったような。
普通の人だと思っていたのに、そこまでするか?というような日常の悪意が恐ろしい。それにしても彼氏の近所の子は何が不愉快でミヤコさんなる人物を追いつめてたんだろう?謎だ。 -
別冊文藝春秋(隔月刊)2006年3月号〜2007年3月に掲載の連作短編3つを2007年5月文藝春秋から刊行。2010年5月文春文庫刊。シリーズの2作めだと知らずに読みました。久理子と赤坂老人の会話が楽しいです。飼犬のアンとトモも楽しい。
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