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Amazon.co.jp ・本 (416ページ) / ISBN・EAN: 9784167717025
みんなの感想まとめ
特攻隊員としての経験を持つ著者が、戦時中の特攻出撃の実情や心境を率直に語るエッセイです。特攻の真実や、志願の背景にある複雑な事情が丁寧に描かれ、戦争の厳しさとその後の社会の反応についても考察されていま...
感想・レビュー・書評
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ローラ・インガルス・ワイルダーが作品、はじめの四年間で言った、車輪の下のハエは上にあがれないというのが真っ先に浮かんだ感想だった。
作者は知性が高いのに貧困のため上の学校へ行かれず、そのまま働き始めるを良しとせず予科練に入る。米国では今でも入隊すると学費をはじめ様々な補助が受けられるのだが、当然有事には身体を張って戦いに行かなければならない。戦時中の予科練など恩恵どころでなかったと思うのだが・・・。
まるで今の警察機構のようにキャリア組と叩き上げに別れている軍隊で、熟練飛行士になるには時が足りないが、操縦を理解し実践できる知性と運動能力があったため、特攻隊に編入させられる(志願なんて今は誰も信じていないだろう)。叩き上げで優秀な者がキャリア組無能者の尻拭いをさせられるのは今の福島原発事故でも変わっていない。
戦後ですら散々叩かれてきて、それでも遠慮がちに彼は言う。なぜ貴様らが行かなかったのか、と。
上のハエが戦略、戦術上最も下策である特攻に自ら出ていれば、いつまでも無能な指導者を頂くことなく、無能な順に消えてくれればいつかはまともな頭も生えてきて、たとえ負け戦でもマトモな戦後処理になったことだろう。自ら陣頭指揮を取らない指導者を神のように敬う国民性が現在でも日本の行く末の大きな弊害になっているのは間違いない。 -
太平洋戦争で特攻出撃するも機体不良で帰還した著者が、死を宣言されたときの心境や、特攻隊の様子を緻密に描いたエッセイ。硬いが読みやすい文章で、整然と丁寧に綴られる内容は凄みあり。きれいごとを越えた率直な発言が素晴らしい。記載のエピソードをひとつ。昭和42年の戦友会で著者は「死ぬのは怖かった」と発言。周囲の同期生(特攻隊ではない)から、猛烈な罵声を浴びたという。戦後、何年もたっているのに。84年自費出版を06年に文庫化。
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「特攻出撃」は本当に「志願」だったのか?特攻出撃の若者の遺書は国の検閲下で
どこまで信じられるのか。
エンジン不調で不時着した著者の告白する
「特攻」の真実の声を今こそ、あの某知事は謙虚に聞くべきだろう。そうすれば、彼が係わる?「特攻映画」も変わるのではないか?
amato-blogに感想あり。
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