指輪をはめたい (文春文庫)

  • 文藝春秋 (2006年11月10日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (224ページ) / ISBN・EAN: 9784167717100

みんなの感想まとめ

結婚への憧れと現実の葛藤を描いた物語は、主人公が30歳の誕生日を迎える前にプロポーズを決意するところから始まります。彼は三人の女性と同時に付き合いながら、誰に指輪を贈るべきかを探る中、事故によって記憶...

感想・レビュー・書評

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  • 同棲していた前の彼女に振られてから、30歳になるまでに結婚して見返してやると誓っていた輝彦。
    そして30歳の誕生日を目前にして、三股をかけていた今の彼女たちの中からプロポーズする相手を決めて指輪も用意したはずが、スケート中に転んで頭を打ち、どの彼女にプロポーズしようとしていたのかを忘れてしまう。
    その相手とは一体?探る日々が始まる。

    男から見た女という生き物の面倒臭さ、そして結婚に対するリアルな感情。が、滲み出ていて苦笑い。
    主人公の輝彦も言ってしまえばサイテーなわけなのだけど、なぜか憎めないところもある。
    逃げ腰で、逃げてる自分を正当化する理由を常に探しているようなところは、いかにも現代風なのかも。

    物語がリアルなまま進んでいくかと思ったら、いつの間にかファンタジーになっていて、結局このラストは…?というまま終わってしまったところは少し消化不良。
    想像力は鍛えられるけれど、何となくでも答えが欲しい気持ちもある。
    結局はなくしたものに対する未練にはっきりと気づいた、ということなのか。

  • 主人公が三股かけた上に15歳の女の子を家に泊め始めたことが衝撃すぎて内容はよく分からなかった。まだ私には難しかったのかもしれない。ずっと自業自得なのに!としか思えなかった。

  • 2018/09/07読了


    うーーん

    主人公の視点や性差があるから、なんともいえないけど
    三股してる(ここから私の中ではもうナシ)男が持っていた指輪と
    失った記憶。
    結婚の動機は、元カノへの未練と復讐からきたものだから更に救いがない。
    結局のところ、一度心に決めた相手は誰だったのか



    私の考えとしては元カノと思うんだが、どうだろう
    エミの存在とは何だったのかも考えてしまうが
    デジャヴとかスケートリンクとか、ファンタジーにふり切れていないところとか、結局
    あれは伏線なの?何なの?っていうのがとても多く、モニョモニョした読了感になってしまった。

  • 結末があやふやだったが、大体予想通りの結果だった。

  • 君さ〜そんなんだから30手前になって結婚できないんだよ、と20代女から言わせてもらいますよ
    過去現在未来の視点はおもろい
    彼氏はこんなんじゃないと信じています

  • あまりにも鈍臭い…文章では面白さが伝わらなかった
    映像にしたら少し分かりやすくなるかもしれない
    主人公が混乱しているようにこちらも混乱している

  • 3又男と少し変わったその彼女達の、ひたすら自己中心的な物語。
    グシャグシャになった人間関係の末に、彼が見つけたものとは・・・

    いや、まぁ。その・・・
    男ってやっぱり精神的な成長が遅いんでしょうか、ね?

  • 「いつまでも少年の心を忘れない人ってステキー」なんて言うのはあくまでも付き合ってる時だけの話で、結婚してもいつまでも少年の心を忘れないなんて、正直ムカつくー。って思ってるは私だけじゃないはず(よね?)

    男女の恋愛観や結婚観の違いって多分きっと永遠のテーマ的に語られることだと思うのだけれど、両者の考え方が交わるのってそれこそ永遠にないのかも。というのを改めて思ったりして。

    大事なのは価値観が同じということではなくて、違う価値観を認め合うということなのね。きっと。

    テルくんの優柔不断さにイライラしたりしたけど、氷河期のまま凍ってしまってる男の人って意外と多いのかも。なんて思いながら読んだ一冊でした。

  • ただのくず(あくまで、主人公が)。
    ストーリーは面白かったです。

  • 2018年3月10日読了。
    2018年59冊目。

  • 何だかよくわからない。

  • 著者のエッセイが面白かったので読んでみたのですが、読解力も想像力も乏しい私にはよくわからないお話でした。
    夢オチ?妄想?ファンタジー?
    どなたか仰られていたように「世にも奇妙な物語」のような、不気味な感覚が残りました。
    大島真寿美さんの解説もぜひ物語の最終章のように読んでいただきたいと思います。

  • 17/01/08
    2017年2冊目。
    どうなる?どうなる?て読み進めたけど結局どうにもならんかった。
    さくさくっと読みやすくはあった。

  • 予想してたの違ったストーリーと結末で面白かった。なんで結婚するんだろう、って考えてしまう作品でもあった。

  • 指輪を買ってプロポーズしようとしていた相手が誰なのか記憶喪失になってしまった三股男の話。リアルな話だとばっかり思っていたのに、ファンタジーなのか?それとも男の幻想なのか?はっきりしない。明確なのは別れた彼女への想いだけ。結末は読み手次第ってことかな。

  • 再読

  • 不思議な中学生エミが現れてからのテンポが楽しかった。ただしラストは消化不良。

  • 「指輪をはめたい」伊藤たかみ◆30歳までに結婚すると決めていた輝彦は婚約指輪を購入。しかし頭を打って記憶を失い、交際している3人の女性のうち誰にプロポーズするつもりだったのか思い出せなくなってしまった!輝彦はだらしないけど憎めず全体にコミカルなのですが、読後は妙な怖さが残りました

  • 雑誌で紹介されてたのがきっかけで読んでみた。
    最後が?で消化不良になってしまったー。
    途中までは面白かったんだけどなー。
    残念。

  • 『変わった小説だ』。物語と一続きになったようなこの大島真寿美さんの解説のおかげで、自分の中でこの小説を着地させることができた気がする。

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著者プロフィール

いとう・たかみ
1971年兵庫県生まれ。1995年、早稲田大学在学中に「助手席にて、グルグル・ダンスを踊って」で第32回文藝賞を受賞し作家デビュー。2000年『ミカ!』で、小学館児童出版文化賞、’06年『ぎぶそん』で坪田譲治文学賞受賞、「八月の路上に捨てる」で芥川賞受賞。主な作品に『ドライブイン蒲生』『誰かと暮らすということ』『 そのころ、白旗アパートでは』『秋田さんの卵』『ゆずこの形見』『あなたの空洞』など。

「2016年 『歌姫メイの秘密』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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