団塊世代の戦後史 (文春文庫)

  • 文藝春秋 (2007年7月10日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (288ページ) / ISBN・EAN: 9784167717360

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  •  団塊の世代が定年を迎えた2007年の出版である。
    「不況の長期化によって、団塊世代の子どもは就職が十分できていない。それは、経済学的には、団塊世代自身の雇用を守るために、子ども世代の採用が控えられたためであり、社会学的には、団塊世代が働くことの意味を子どもに教えなかったためである」
     個性重視や自由尊重の生き方を重視した結果、子どもがフリーターを良しとしてしまった結果だというのだ。そして、筆者は団塊世代が退職にあたって、自身の経験を生かした会社を設立し、職にあぶれた団塊ジュニア世代を職業訓練すべきと説く。
     団塊定年から15年が過ぎたが、寡聞にしてそういう話は聞かない。団塊ジュニア世代は社会保障上の大きな負債となる。だが、そのころには団塊世代はほぼ死に絶えて、その悲しい現実を見ることはないだろう。

  • 071111

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著者プロフィール

三浦展(みうら・あつし)
1958年生まれ。社会デザイン研究者。カルチャースタディーズ研究所代表。家族、若者、消費、都市、郊外などを研究。著書に『 「家族」と「幸福」の戦後史――郊外の夢と現実』 (講談社現代新書) 、 『ファスト風土化する日本――郊外化とその病理』 (洋泉社新書) 、 『東京は郊外から消えていく!』 『首都圏大予測』 (光文社新書) 、 『愛される街』 (而立書房)などがある。

「2022年 『中央線がなかったら 見えてくる東京の古層』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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