- Amazon.co.jp ・本 (446ページ)
- / ISBN・EAN: 9784167717612
感想・レビュー・書評
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テレビ局がジャックされる映画化したら面白そうな作品。由紀子とブルース・ウィルスが交錯しちゃう(笑)
単純に面白かった! この後に『リカ』が誕生するとは思えない。何があったんでしょうか?詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
テレビ局がジャックされる話。単発で映画化しそう。でも捻りがなかったなあ。
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主人公がOLのダイ・ハードって感じ。
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お台場にインテリジェントビルの超豪華社屋を新設したテレビ局、テレビジャパンに、謎の男たちが侵入し、銃器をもって制圧をする。
折しも72時間連続生放送中だった同局は混乱に包まれる。
ひとり、偶然から犯人たちから逃れた経理部OLの由紀子は成り行きから、人質となった恋人の圭を救うために孤立奮闘する・・・。
ありえないけれどそれが楽しい、エンターテイメントだ。
気楽に見られるハリウッドの娯楽アクション映画を見ているような気持ちになる。 -
尋常じゃない話なのに、
なぜかわりと平和な感じ。
ラストで展開がはやくなってからは
面白くてどんどん読めた。
この女すごすぎます。 -
映画化しそうな娯楽小説
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ある意味突っ込みどころ満載のエンターティメント。粗を探せば次々と出てくるのですが、何といってもヒロイン由紀子のその極めて個人的な理由による奮闘ぶりが最高ですね。絶対経験したくはないのですが、一度はやってみたいダイハード的な大活躍。普通のOLには絶対無理なんだろうけど、もしかして自分も出来そうかもとついつい毒されてしまうのが困りモノ。瞬間風速的に由紀子と意識がシンクロしてしまうのですよw。呼んでいてあ~、そこは危険とか声が出てしまうという映像的な意味も含めてねw。
同時に進行する警察VS犯人側のやりとりは紋切り型のせいもあってちょっと物足りない。せっかく極端なキャラとして交渉人大島を設定したのに、スペシャリストぶりを発揮できずに犯人の思惑通りに動いてしまう狂言回し的な存在として描かれてしまっていて、最後はもう本筋には出てこないというがっかりぶりに何しに出てきたん?とやっぱり呟いてしまう。登場人物が多い割に、それぞれの描写があまり絡まずにブツ切れなことや唐突&肩透かしとも思える展開もあって、そのご都合主義的なストーリーにややイラついたりもしますが。。。
何はともあれ肩肘張らずに一気に読了できることだけは保証しておきます。
まさにB級の極致&テレビドラマ・映画向けの一作ですね。