六月六日生まれの天使 (文春文庫)

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  • 文藝春秋 (2008年5月9日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (448ページ) / ISBN・EAN: 9784167717780

みんなの感想まとめ

記憶喪失をテーマにしたこの作品は、時間と記憶の交錯を巧みに描き出し、読者を引き込む魅力があります。記憶を失った主人公が感じる思いや葛藤を通じて、物語は深みを増し、予測不可能な展開が続きます。伏線やミス...

感想・レビュー・書評

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  • タイトルとあらすじで購入したが、まさかヤクザものだとは思わなかった。
    途中わけわかんなくなって、誰目線の話なのか混乱した。結局よくわかんない。途中に入る日記も必要かな?ただでさえ記憶が曖昧な話で、ストーリー理解するの大変なのに、ちょいちょい挟む日記で話脱線して、頭こんがらがったよ。
    何度読むのやめようかと思った事か…。
    なぜこのタイトルだったんだろう?素敵なタイトルだけど物語とは結びつかないような…

  • 愛川晶の『六月六日生まれの天使』を読んだ。
    時間的トリック作品は過去にも読んだことあるので、そんなに驚きはしかなったけど、記憶を無くした人が、どう思いどう感じて行くのかってところに面白味があった。
    時間と記憶をうまくミックスさせて謎を深めていく感じは良かったと思う。

  • 6月6日の表題にひかれて購読。
    結構面白かった。

    叙述ミスリードで、女性が二人いるのは割とすぐにわかったが、
    過去だと思っていた回想が実は未来だとは思わなかった。

    クリスマスイブが2回あるのと、女性が二人とも同じ名前で、
    同じ過去を持ち、同じ男性を好きになっているから、ややこしい。

    「イニシエーションラブ」、「葉桜の季節に君を想うということ」と並び称されるのいがわかる気がする。

    ただ、一番主軸にもってきた女性の最後が悲しかったこと。
    読み返して気づいた、クリスマスケーキの予約の名前。
    あまりにも報われないので星4つにしました。

  • よくわからん。

  • エロい描写に関心が行き過ぎて、肝心な内容が印象になし。

  • 目覚めると一切の記憶を無くしていた女性。
    一緒に眠っていた男性は、自分の味方か敵か…

    だんだん、フラッシュバックのように蘇ってくる記憶は、自分が人を殺したと思える場面。

    自分が誰なのか、何故記憶喪失になったのか、そして男性の正体は何なのか…と言った感じのストーリーでした。

    とにかくえげつないまでの性的描写にウンザリ。
    恋愛ミステリーと言うより、AVミステリーで、読んでいて苦痛。

    また、読んでいくうちに、漠然と、カラクリは読めてきます。

    個人的には暴力団物とかも嫌いだし、登場人物がストーリーに都合よく動かされているだけに過ぎないと思いました。

  • 小説でしか…もう1回読みたくなる…系の王道。
    文章の作り方は考えられてて、まぁ騙されますが、
    話自体が僕はあまり好きじゃなかった。

    乾さんのイニシエーション…みたいに違和感だけあってラスト数行で、
    でもなく、
    伊坂さんのアヒルと鴨…みたいにわかり易すぎもなく、

    けど、文章のトリックはきれいねー

  • 自分自身に対する記憶を喪失している女と30分もすると記憶を失う男の話。ここはどこ、なぜか追われる私は誰?と、少ない手がかりとたまに思い出す記憶で謎を解くのだが、時間軸がコロコロ変わり過去未来、一人称で語られていく微妙に変わる視点とで、いつの誰の主観なのかわからなくなってくる。それが鍵だけど。
    ミステリとしてはそれなりに面白いのだが、セックス描写が多く、つまらなくなってくる。恋愛ミステリなんてオビにあったが、うーん、恋愛かなぁ。恋愛としては、薄いなぁ。

  • 読了




    感想は





    ふぅん……,でした((笑





    抗争がどうこうは
    ちょっと……。



    結果,勘違いで巻き込まれて殺された人って
    単純にかわいそうなだけ。



    この小説
    一体何だったんだ??

    読者に優しい日付入り!
    ここが全てだったのかしら。
    ??となる前に,時系列があったのは賛否が分かれる。


    つくづく……,
    帯に騙される事なかれ!

    立ち読みしてたら
    間違いなく購入せず!

  • 精神的ショックで一時的に記憶を失った女性と、新しい記憶を蓄積できない男性との、波乱万丈のラブストーリー。背景にある暴力団の抗争やそれぞれの不遇の過去の回想を交えて、1つの事件の前後を断片的に描く。
    ヤクザの争いが絡むハードボイルドテイストや露骨なラブシーンの描写が古めかしいと感じながら読んでいたが、なるほど作者がベテランの方だった。「読者にトリックを仕掛ける」ための作品という印象で、ストーリー自体はあまり感動も救いもなく終わってしまったように感じた。残念。

  • 記憶喪失の女と、ゴム製の仮面をつけた全裸の男。ある日ベッドの中で出会ったふたりの奇妙な同居生活の行方は……。究極の衝撃!

    ヤクザ、欲、闇、沼…読み終わっても、救いようがない…
    展開が面白くて一気に読んだけど、濡れ場がかなり多くて、飛ばし気味に読了。
    綾野剛とピエール瀧で映画化したら面白そう。
    きっと観ないけど…

  • 記憶を取り戻すまでの右往左往は面白い。
    所々ミスリードに引っかかって訳が分からなくなる場面もあったが、読めなくなるわけではない。

  • 救いがない
    なんだかな~~

  • 他の方のネタバレを見てやっとちゃんと理解できた!
    ヤクザの話やベッドシーンが多すぎて、その部分はあんまり好みじゃ無かったかなぁ。

  • 2020.5.20

  • なんだかよくわからないまま終わってしまった。解説を読んでも理解できない。
    じゃあ、もう一度読み返したいかというと、そんな気にはならない。
    ミステリーの謎解き云々などと言うことよりも、ある点でどうしても納得できないのだ。
    それは、あまりにも不自然、ということだ。
    ヤクザがいきなり記憶に関する高度な講釈を述べたり、主人公(?)が記憶喪失なのに姓名判断ができたり、相手の男がカンボジアの近代史を詳しく語ったり。
    それと、『葉桜の季節に君を想うということ』に通じる腹立たしさが残る。

  • この小説は叙述トリックをやりたいだけで生み出された作品に思える。
    読後感が悪く、物語として結局何を訴えたかったのかがよく分からない。六月六日生まれの天使をタイトルに掲げられても何も胸に響かない。カンボジアの歴史も勉強にはなったが本編と全然関連がない。
    全体的に薄っぺらい。

  • 登場人物の内、記憶障害が2名いて、その内の1名を含めた3名が一人称の『私』で物語が進む。更に時間軸が最後まで分からないようにされているから難解と言えば難解。

  • 記憶喪失で目覚めた「私」が、ほんの五分か十分しか記憶が持たずその都度リセットされてしまう前向性健忘の冬樹しか身近におらず、人を刺したフラッシュバックもあり不安な中、自分を探る。生々しい描写がやたらに多いけれど比較的淡々としていた。トリックや真相にはあまり騙された感がなくいまいち驚けなかった。

  • 記憶喪失ネタ好きなのかな。
    叙述ミステリだったのか。複数の好江。
    冬樹みたいな障害大変だろうな。

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著者プロフィール

愛川晶
一九五七年福島市生まれ。九四年『化身』で第五回鮎川哲也賞を受賞。トリッキーな本格ミステリーを基調としながら、サイコサスペンス、ユーモアミステリー、人情ミステリーと幅広く活躍。主な作品に『六月六日生まれの天使』『ヘルたん』『再雇用されたら一カ月で地獄に堕とされました』。落語ミステリーでは、『道具屋殺人事件』『芝浜謎噺』など「神田紅梅亭寄席物帳」シリーズ、『神楽坂謎ばなし』など「神楽坂倶楽部」シリーズ、『高座のホームズ』など「昭和稲荷町らくご探偵」シリーズがある。『太神楽 寄席とともに歩む日本の芸能の原点』(鏡味仙三郎著)では編者を務めた。

「2023年 『落語刑事サダキチ 泥棒と所帯をもった女』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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