太陽がイッパイいっぱい (文春文庫)

著者 :
  • 文藝春秋
3.63
  • (20)
  • (34)
  • (35)
  • (8)
  • (2)
本棚登録 : 216
レビュー : 33
  • Amazon.co.jp ・本 (291ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784167719012

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
  • 土方のバイトを始めた三流大学の男子学生イズミは、次第に大学にかようことをアホらしく思うように。バイト先である解体業者“マルショウ”にスカウトされて、大学を休学します。

    マルショウのメンツのオモロイことと言ったら。加えて、舞台が関西。芦屋に始まり、宝塚、千林大宮など、知った地名が次々に出てくるものですから、なおさら話に引き込まれます。「ガテン系ナニワ青春小説」という触れ込みがピッタリ。

    かくして三羽省吾の著作も「大人買い」。

  • ガテン系青春小説関西版
    テンポよく読みやすい。

  • 913.6 ミ 登録番号9096
    教員リクエスト
    第5回酒飲み大賞

  • 学生の頃のモヤモヤ感がいい感じで出ていました。周りの仲間もとてもよく、さわやかさいっぱいです。

  • 自分が生まれてから20年以上過ごした町が舞台になっており、とても懐かしい気持ちで読みました。
    まさに「大阪のちょっと柄が良くない町に住んでいるアホな若者」達がそのまま登場し、彼らが活き活きした大阪弁で交わす会話の随所にはさまれている小ネタがいい感じです。
    最後まで決して無理に「いい話」に持っていかないところも気に入りました。

  • 「ガテン系ってイイ!」とうなる、熱気ムンムンの青春小説。登場人物達の、お馬鹿で下品でまっすぐな言動がたまらない。

    夏、キンキンに冷えた缶ビールをキューッと飲みながら、一気読みしたい作品。

  • 第5回酒飲み書店員大賞作品。

    浪速のガテン系青春小説。
    主人公イズミは大学に行かずに、建設現場で働き、肉体を酷使した後のビールの美味しさと、怠惰な学生生活にはない人生のリアリティを感じている。

    その建設現場で働く仲間と繰り広げる涙、笑い、喧嘩、恋愛など、熱気溢れる一冊。

  • 小難しいことは考えず、自分に正直にシンプル生きようとするガテン系の主人公たちを描いた小説。

    自分も建設業に携わっていますが、
    作業員さんたちってのは当たらずとも遠からず
    思想的に非常にシンプルで、
    みんないっぱいイッパイでなんだと思います。

    描写がいきいきとしていて、パワーをもらいました。

  • 関西ガテン系小説。
    三羽センセのデブュー作だそうです。

    終始テンポがよく、明るくあっけらかんとしてます。
    バイオレンスやシリアスな場面もあるのですが、基本明るく楽しく(?)描かれていて、とても読みやすかったです。

  • 貸してくれた本で、自分ではなかなな手を出さないジャンル。キツイ関西弁も露骨な下ネタも、くすりと笑える描写もあってテンポ良くおもしろく読めた。この作家さんの他の作品読みたくなりました。ありがとう!貸してくれたひと!

全33件中 1 - 10件を表示

著者プロフィール

1969年、岡山県生まれ。2002年『太陽がイッパイいっぱい』で第8回小説新潮長編新人賞を受賞しデビュー。他の著書に『イレギュラー』『厭世フレーバー』『タチコギ』『公園で逢いましょう』『JUNK』などがある。

「2017年 『泥棒役者』 で使われていた紹介文から引用しています。」

太陽がイッパイいっぱい (文春文庫)のその他の作品

三羽省吾の作品

太陽がイッパイいっぱい (文春文庫)を本棚に登録しているひと

ツイートする