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Amazon.co.jp ・本 (288ページ) / ISBN・EAN: 9784167719029
感想・レビュー・書評
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本屋さんに並べてありました。久しぶりに夜更かししました。どんなに頑張っても、家族の一面しか見えません。他人となると、もっとですね。
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うぜぇ、ムカつく、といった所謂『若者言葉』に食傷されて読むのをやめてはいけない。第1章の中坊のクソガキがどうしてクソガキなったかは、第5章まで読むとわかる。
読み始めは『最低な家族』、読み終わりは『最高の家族』。仁侠好きとしては、おでん屋のエピソードがたまらないね -
父親が失踪した5人家族のそれぞれの内情を各自の視点から語っていく小説。
一緒に住んでいても全然家族の気持ちがわかっていない所がなんだか考えさせられてしまった。 -
年齢も立場も環境も、
みんな違って
みんな自分と葛藤しながら過ごしてるなぁと感じたストーリー -
連日「暑い」ばかり耳にする。もういいじゃん、って思わなくもないけれど、きっと無自覚に溢れる言葉なのでしょう。僕自身はどうなの?と思う。でも、自覚はしているかな。僕自身はね。言葉にしなくても共有できる感覚だし。僕の汗まみれの顔を見たら、きっと「暑い」って言葉にしなくても伝わると思う。ほら、あなたの顔も、汗まみれですよ。
最近、すこしだけ思うこと。気になるかといえば気にならないこともない、その程度の感覚なのだけれども、一般的な傾向として、皆それぞれ他人に対して清廉潔白を求めすぎではないのかなあ、と思う。清廉潔白というのは、他人に期待するのではなくて、自分自身の在り方を示すものだと思う。僕自身は清廉潔白でありたいと思っているし、加えて単純明快という在り方にも憧れがある。
年齢だったり性別だったり、時代背景だったり。僕らは、自身の努力とは関係のないところをも抱えたまま生きている。納得できない物事などは、数えきれないくらいにあるけれど、それでも生きていかざるを得ない。僕自身の問題は僕にしかわからないことだから、周囲への期待などは無いけれど、そんなこと自体、それぞれの考え方があるだろう。僕は期待しないけれど、僕以外の誰かは、もしかしたら何かを求めているのかもしれない。そんなことにも気づいたり、力を貸したり、何かしらのことをできるようにありたいと思う。きれいごとかな。もしかしたら、そうかもしれないな。
「厭世」とは言いつつも、希望を捨てない彼らのことを思うと、はたして僕の人生も、きっと捨てたものではないのかな、なんてね、思わなくもないわけです。それだけで励みに感じることも、無くはない。きっと単純すぎると、お思いでしょうね。とはいえ、この単純すぎることこそが、生きる希望の正体なのかもしれませんよ。 -
著者の太陽がイッパイいっぱいが面白かったので読んでみました。リストラをうけて失踪した父親のあとにのこされた崩壊寸前の家族5人が主人公となる短編ストーリーです。章が進むにつれて紐解かれる真実に心をつかまれます。表現の仕方が巧みなところもツボで第2章の夫婦は似るっていうけどのくだりは最高です。
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とある家族の群像。本当の姿は中々気づけないけど、家族は良いものと感じる。猫の名前は部長代理。友人に貸したら号泣したと言ってたので、響く人に凄いストーリーらしい。私はいまいち響かなかった。
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とにかくいい。家族って一筋縄でいかないけど、みんなそれぞれの想いがあって、人と人とのつながりを感じられる。
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文学
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祖父・父・母・兄・姉・弟の六人家族。ある日、無職になった父親が何も告げずにいなくなった。
その途端、残された家族は自分勝手に行動し、同じ家に暮らしながらバラバラの状態に…残された五人が語る連作短編集です。
進学したくない、家に帰りたくない、思うような仕事が見つからない、子供達の悩みや葛藤。酒がやめられない、記憶がとどまらない、大人達の郷愁や懐古。
一風変わったこの家族が抱える問題点はそれぞれ違って、自分自身で解決するか折り合いをつけて行くしかない。
「あぁ、こういうことなんだ」誰かの働きかけがきっかけでも、核となるのは自分の気持ち。
時にユーモラスで時に青春小説、スケールの大きさすら感じる。良かったです。 -
一家の主が、突然家出した。残された5人の家族は、一つ屋根の下、全く噛み合わない生活に転がり落ちた。
3人の子供たち、妻、ボケ始めた爺さんのそれぞれの目線で描かれる、それぞれの想い。誰もバラバラでいいなんて思っていない。何とかしたいともがきながら、でも誰とも相談しないからすれ違う。もういやだ。そんな感じ。
さて、それぞれの想いは通じるのでしょうか。通じたら、どんな感じになるのでしょう。 -
青春ものの体裁をとりながらテーマは軽くなく読み応えあり
。語り口も古臭くなく、軽快でいい。 -
再読。
父親の家出を契機にバラバラになった家族が、それぞれの挫折を経て、また一つにまとまって行く話。
三羽省吾さん、気になるし、好きな作家さんなのですが、何だか印象が纏まらないというか、何か統一されたテーマのようなものを持たない作家さんのような気がします。
もっとも寡作な作家さんですから、間が空いてしまうせいかもしれませんが。
初回に書いている印象よりかなり良いのですが、では何処がと問われても出てこない。特に大きな共感も無く、何とも感想が描きにくいのです。
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08-066 2008/08/27 ☆☆☆
家庭崩壊とその再生の物語です。
世間では評判の良い作品ですが、何故かピンと来ませんでした。
「うっせぇなぁ」しか言わない14歳。再婚した母親に遠慮して目立たない優等生であることを目指した17歳。不本意な仕事を退職したものの、それを言い出せない27歳。いずれも良く出来た造形なんですけどね。
語り口のせいかもしれないし、設定された状況(父親が失踪しても、数年分の蓄えはある)のせいかも知れませんが、どこかシリアスさや切迫感が無い。なんだか単に「話し合わない」だけの家庭崩壊。そしてエンディングでは再びまとまる方向なんだけど、そのきっかけも唐突な気がします。
もっとも、本当の家庭崩壊なんて、こんなものなのかもしれませんが。
どうも、私は重松清の世界を期待したようです。その期待とのギャップが、肩透かし感に繋がっているのかもしれません。冷静に考えれば、確かになかなか良い作品に思えるので。
しかしネコの「部長代理」のネーミングは秀逸でした。 -
978-4-16-771902-9 279p 2008・8・10 1刷
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2014-8
重いテーマな割に淡々と進むストーリー。
次々視点が変わっていくのは面白いのに物足りなさを感じた。 -
父親が出て行った三世代家族の物語
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