エデン (文春文庫)

  • 文藝春秋 (2009年9月4日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (544ページ) / ISBN・EAN: 9784167721022

みんなの感想まとめ

自己をしっかり持ち、自分の判断基準に基づいて行動することの難しさが描かれています。作品では、暴動や生き残り、スラム育ちのギャングといったテーマを通じて、思想と暴力の対立が浮き彫りにされ、自由と平和の関...

感想・レビュー・書評

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  • どんな状況であれ自分をしっかり持つ。
    自分の判断基準をもち、
    それに紐づいて動く。

    社会では、簡単そうで簡単に出来ることでは
    ありませんよね。

  • 暴動と生き残りとスラム育ちのギャング。思想対暴力。自由は平和に宿り、平和は秩序に宿る。箱庭の中でパワーバランスが崩れたらどうなるのか。

  •  SF近未来のワクワクする小説のはずが、内容といえばどこぞの刑務所のつまらん話がダラダラつづき辟易とする。どこが近未来なのかまったく伝わらず、お情け程度にラストにそれっぽく匂わせて終わりって、読んでた時間返してほしいわぃ。 

    追記:なぜかななめ読みじゃなくしっかり読んだので、言うほどひどくもないのかな(笑

  • すごく面白かった。
    思想犯?とか読む前はどんな話か想像つかなかったので。
    相変わらずの愛され主人公でした。

  • 主人公が理解できないと思う人々の間で、ひょうひょうと生き抜いていく様は小気味よくて楽しかったです。思想犯とストリートギャングの育ちの違いからの、考え方の違いはありがちではあるものの興味深く読みました。

  • 夏のじりじりした暑さの表現がすごい。登場人物がすてき

  • 最後にすごく大きな事件が起こるような、ドキドキ感を持って読み進めていたけど、ラストはそんなでもなく・・・
    ちょっとあっけなかったかなー、って感じだけど、主人公が施設の謎を解いていく過程は面白かった。

  • シチュエーションは面白く、これからどういう展開になるのか期待しつつ、物語も徐々に緊張感を孕みつつラストに向かうが、結局期待したほどの出来事は起こらず、所長の意図もいまいち不明瞭(政府とか、人類の未来とか関係ないんか?)なまま消化不良な感じで終わってしまいました。最近派手な展開を求めすぎなのか?自省しつつ、でもせっかくのデッカイ施設がもったいないような気がするなあ。あと、施設の場所がわからないという設定ではあるが、弁護士との接見は許されているのであれば、それは分かるだろ、という疑問も。

  • やはり五條さんの話は好きです。

  • “直情的で暴力的な主人公が
    思想犯矯正施設に入所。その施設の存在*場所は隠されており、主人公は異色な施設の生活に順応しながら、施設の謎に迫る。“

    街のストリートギャングが何故刑務所でも思想犯かつ長期入所が多い特別な施設に入ったのかが、段々と判明し、意味を持ってくるドキドキ感が最高潮になった時にクライマックスを迎えました。

    主人公はひどく冷静で頭の回転が速いと感じました。

  • 近未来の日本で、政治・思想犯専門の刑務所に収容されたストリートギャングが、施設の影に見え隠れする陰謀に立ち向かう。
    長編なのか、連作短編集なのか、ちょっと微妙で中弛みもあるものも、筆力は相変わらずで、最後は納得。
    赤い羊が面白いと思う人には、オススメ。

  • ごっつあんです!

    五條瑛作品フリークの人に説明するならばこの作品は、革命シリーズのサイドストーリーみたいな感じだよ、って言ったらわかるんじゃないだろうか。

    そうじゃない人にはもしかしたら、池袋ウエストゲートパークの少年院編とか、あるいはかなりヒップになった垣根涼介のヒートアイランドの少年院編、とかいうと伝わるかも。

    暴力で、欲で直情的に生きてきた主人公が放り込まれた刑務所は、思想にかぶれた囚人だらけの穏やかな不可思議な統治された世界。ストリートそのままに自分のストレートなロジックを展開しながらも、それでも違和感を感じる亞宮は独自に、この施設の謎に迫ってゆく。




    ‥最後の最後のオチがいまいち弱い気はしたんだけど、でも、それでも十分に楽しめる。

    今アタシの一押しの作家さんです。

  • 五條さんのハードボイルド系のとは少し作風が違うけれど、おもしろかった。でも、欲を言えばもうひとひねりほしかったな。

  • この手の話は得意ではないのです。
    争っているシーンでリアルな描写があればあるほど苦手なのです。。

    だけど、そこまでリアルな描写はなく、気がついたら世界に入っていました。

    悔しいけど、読み終えたあと爽やかになってしまった一冊です。

  • シリーズものじゃない五條さん本を久しぶりに読んだかも。
    謎があって、それを主人公が悪戦苦闘しながら解いていくっていうのはいつもどおりなんですが、舞台が近未来なんですよね。
    政治・思想犯向けの矯正施設(いわゆる刑務所)に入れられたストリートギャングの話。

    一言で言います。

    超 好 き !!

    久しぶりに寝る間も惜しんで本を読みましたよ!!
    ミステリーの「ええっなんでなんでどうなってるのっ?」っていう展開が大好きなんで、すごーく楽しかったです。
    ただ、いろんな方がおっしゃってますが、確かに消化不良ぎみ……そんなオチかよ!と突っ込んでみる。(笑

    いや、でも楽しかったですよ!
    オチ以外のところは、五條さん作品のなかで今のところ一番好きかも。

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著者プロフィール

大学時代は安全保障問題を専攻。大学卒業後、防衛庁に就職し、調査専門職として勤務。退職後、フリーライターを経て1999年に北朝鮮問題を題材とした『プラチナ・ビーズ』で作家デビュー。2001年『スリー・アゲーツ』で第3回大藪春彦賞を受賞。

「2018年 『焦土の鷲 イエロー・イーグル』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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