ガールズ・ブルー2 (文春文庫)

  • 文藝春秋 (2009年9月4日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (256ページ) / ISBN・EAN: 9784167722043

感想・レビュー・書評

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  • 前の作品「ガールズ・ブルー」が面白かったのでこちらのIIも手に取りました。
    ナンバリングの宿命なのか、前作(無印)をこえる面白さはありませんでしたが理穂と美咲にまた会えて嬉しかったです。

    理穂の視点で物語が進むのですが、この理穂のものの見方や感じ方が好きです。なんとなく、いや、かなり分かるな〜と思いながら読みました。
    高校生の頃、こんな友だちと日々を過ごしたかったなあ。

  • 全体的に違和感。この頃の気持ち、忘れちゃったのかな。断片的にはわかる。だけど、なんかこう、全部集めたら、キャラ作りすぎというか。そういう人もいるんだろうけど、ちょっと共感できなかったという事かな。

  •  人生には決断を迫られる時がある。
     進学、就職(退職・転職もまた然り)、結婚(離婚もまた然り)、あるいは転居などもその一に含まれよう。

     かかる決断の意味は、その時期、テーマに応じて大小様々である。一般に高校卒業時の決断は影響大なる時なのだろう。しかしそうは言っても、いや影響が大であるが故に決断は難しい。
     この心の揺らぎを、この小説は淡々とした日常生活を描写する中から描き出していく。

     のみならず、シーンシーンを淡く美しく描く著者はすばらしい。
     特に、睦月と理穂の模様。ふたりが夏の桜並木の下を歩くシーンが、初々しくて実にいい。
     ほんと良い感じだなぁと感じさせる青春小説である。

  • 読み終えるのが惜しいと思えた作品。美咲に惹かれました。

  • この歳ならではの心情が鮮明に書かれていて、自分にもこんな時があったなと色々思い出しました。

  • 【本の内容】
    <1>
    落ちこぼれ高校に通う理穂、美咲、如月。

    十七歳の誕生日を目前に理穂は失恋。

    身体が弱く入院を繰り返す美咲は同情されるのが大嫌い。

    如月は天才野球選手の兄・睦月と何かと比較される。

    でもお構いなしに、それぞれの夏は輝いていた。

    葛藤しながら自分自身を受け入れ愛する心が眩しい、切なくて透明な青春群像小説。

    <2>
    落ちこぼれ高校に通う理穂、美咲、如月も三年生になった。
    高校最後の夏、周りは着々と進路を決めていくのに、三人は行く末をまだ決められない。
    恋、友情、進学…タイムリミットが迫る中、私たちの答えはどうしたら見つかるのだろう。
    未来へ一歩を踏み出す姿を清々しく描いた大人気女子高生シリーズ第二弾。


    [ 目次 ]
    <1>


    <2>


    [ POP ]
    <1>
    高校生の少女たちの生活が描かれる。

    全編に漂う不安感が凄くリアルだ。

    主人公は勉強ができるわけでもなく、特技もない。

    主人公の親友は、美人で気が強いが病弱で、すぐに入院してしまう。

    彼女らは、よくある青春小説のように楽観的に笑い飛ばしたりしない。

    このままでは何にもなれない。

    どこにも行けない。

    そんな閉塞感を持ちながら、それでもたくましく生きるのだと自らを叱咤する。

    進学でも、就職でも、一度取り残されたらそこから抜け出すことは難しい。

    特に今の時代は。

    それでも私たちは楽しみを見つけて、自分たちは無敵だと信じるしかないのだ、と思おうとする。

    現代の少女たちの、こういった気持ちを掬い上げられる作者はとても稀有な存在だと思う。

    <2>


    [ おすすめ度 ]

    ☆☆☆☆☆☆☆ おすすめ度
    ☆☆☆☆☆☆☆ 文章
    ☆☆☆☆☆☆☆ ストーリー
    ☆☆☆☆☆☆☆ メッセージ性
    ☆☆☆☆☆☆☆ 冒険性
    ☆☆☆☆☆☆☆ 読後の個人的な満足度
    共感度(空振り三振・一部・参った!)
    読書の速度(時間がかかった・普通・一気に読んだ)

    [ 関連図書 ]


    [ 参考となる書評 ]

  • 儚いのに全力で光っている感じがとてもいい。1作目を超える続編って難しいけれど容易く超えてきたと思いました。登場人物が魅力的。

  • ⭐︎3.5…かな、なんか、やだな、最近俯瞰で読んでるようになっちゃって、なんか、やだな、と思っていたら最後の2ページで、うん、まぁ、そうじゃんって小さくこっくりうなずけるような。
    18程度で将来のことなんか決められるかってんだ!たくさんぶつかってたくさんひっくり返って、それでもまだどうなるのかわからない、それが人生ってことだけはわかってきたあたし。

  • ガールズ・ブルーの続編で馬鹿の掃き溜めといわれるような高校三回目の最後の夏。
    理穂は進路に恋愛(?)に友人との関係と再びあわただしい生活を送るのだが、やはり前回との変化が感じられる。染子のことと睦月の話。
    やっぱり青春だけど高3の不安や影がちらほら見え隠れするのもⅡならではないかと思う。個人的には美咲の病室のシーンが印象深かった。

  • 続編。前作から一年後の話。
    高校3年生って、将来の事について一番悩んだ時期かもしれない。
    そんなときに そばにいる幼馴染の存在って大きいな~
    学生時代からずいぶんと時は過ぎたけど、今でも連絡をとりあうのはやっぱり幼馴染かも・・・

  • ようやっと2を読めた。相変わらずあさのさんは裏切らない。というのもこちらが勝手に感じて期待していることにたいして、だが。理帆、美咲そして如月。3人の間には思考するという基盤があって、そこらの高校生より余程魅力的。けれどそういうのも、美咲にすれば「あたしたちのなにがわかるっていうの、あんた」だとおもうが。自分の悩みは自分しか大切にしてあげられないということがわかっている理帆たちなら、“とりあえず”寝て起きる生活でも、放り出さずに生きていけるだろう。突起のあることばがたくさんあって胸を躍らせながら読んだ。

  •  高校生の青春を描いた群像小説第2弾。前作では高校2年生だった登場人物たちも3年生になり、進路が主要テーマになっている。
     Ⅰ・Ⅱと続けて読むことで、否が応でも高校生活の短さが思われてくる。時間はあっという間に過ぎていくが、その間に起きていることは様々。それも全て良くも悪くも思い出として残っていくのが、面白いところ。
     高校の夏の一瞬が蘇ってくる作品。

  • 美咲と如月、幸せになれよ!(読んだのが結構前であんま覚えてない)
    表紙が良いよね!表紙が!
    如月が羨ましい。動物に好かれるって憧れる。

  • 「十八歳の夏が、一生に一度しかない夏が、容赦なく過ぎていく。―悔しい。悔しいけど、いくら悔しがっても時間を止める手立てが浮かぶわけじゃないし―」

    大好きな仲間と別れるのは辛い。前に進むのは
    楽しみだけど不安。これに出てくる人物は、みんな
    「今」が大好きで、等身大だから好き。
    この物語では、奇跡も、事件も、珍しいことも起こらない。起こらないけど、起こらないからこそ身近。
    まだまだ続けばいいのにと、そんな風に思った

  • 3/23

  • 高校生独特の悩みっていうか・・・何というか、でもその気持ち分かる!って思う所がある内容だった。

  • 落ちこぼれ高校に通う理穂、美咲、如月も三年生になった。高校最後の夏、周りは着々と進路を決めていくのに、三人は行く末をまだ決められない。恋、友情、進学……タイムリミットが迫る中、私たちの答えはどうしたら見つかるのだろう。未来へ一歩を踏み出す姿を清々しく描いた大人気女子高生シリーズ第二弾。 解説・白石公子

  • 強いってことは、負けないこと自分に。
    自分を好きになりたいと思う。

  • 18歳。
    青春真っ只中の、理穂・美咲・如月・スウちゃん。

    自分の進路と向き合うべき高校三年生。

    毎日、傍から見たらくだらないようなことで、はしゃいだり落ち込んだり悩んだり乗り越えたりして、少しずつ成長してゆく高校生たちの日常を綴ったガールズブルーの第二弾。

  • 恋愛要素がちょっと強めに
    それで前巻よりちょっと理穂たちの新鮮さ、みたいなものが薄れた気はしたけど嫌ではない
    他のメンバーは結構新たな一面が見えたけど
    美咲はぶれない…

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著者プロフィール

あさの あつこ:1954(昭和29)年、岡山県生れ。青山学院大学文学部卒業。小学校講師ののち、作家デビュー。『バッテリー』で野間児童文芸賞、『バッテリーII』で日本児童文学者協会賞、『バッテリーI~VI』で小学館児童出版文化賞、『たまゆら』で島清恋愛文学賞を受賞。著書は『福音の少年』『No.6』シリーズ、『弥勒の月』『アーセナルにおいでよ』など多数。

「2025年 『あなただけの物語のために』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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