ケッヘル 上 (文春文庫 な 53-2)

著者 :
  • 文藝春秋
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感想 : 19
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  • Amazon.co.jp ・本 (456ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784167726027

感想・レビュー・書評

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  • 下巻にて。

  • なんだかすげぇ久しぶりに文庫一冊読み終わった。
    ちょいエロ気味だけど、ピアノとモーツァルトが出てくる話だからスラスラ読めた。
    好きな世界だから、かなりのめり込んで読んだ。
    話も、色々参考になりそう。

  • 上巻で起こった事件と、遠松社長の過去が下巻でどう繋がっていくのか楽しみ。

  • アマデウス旅行社を経営する鍵人の話と、そこに勤めることになった伽耶の話と、アマデウス旅行社にやってきた客の謎の死が描かれている。ミステリーというよりは、孤立した寄る辺ない人々がモーツァルトで結び付けられていく恋愛譚といったおもむきがある。鍵人も伽耶もヨーロッパや日本をふわふわと漂っていて、意気投合するのもわかる。2人の人生について細々とした描写を積み重ねてきたので、下巻でどう話が転がっていくのか気になる。

  • 下巻にて

  • 100202

  • 読むロードムービー。
    上巻ラスト、よかった。

  • ページを捲ったら、もういつのまにか最後のページでした。 上巻の終わりが近づいていることに、気づかない程 一気に読んでしまいました。

  • 何度目かの再読。既読の中山作品の中で1番好きかも。
    伽椰の独白・回想では「キリエ(K626)」、遠松の回想では交響曲25番ト短調第1楽章(K183)・「ラクリモサ(K626)」、曲名が作中に出てきたときは適宜その曲を可能な限り聴きながら読んだ。鳥海たちには何とアバウトな!と怒られるかな。。
    女性同士の破滅的な恋愛がメインテーマではないけれど、相変わらず読ませる。
    柳井の言っていた「ロッジ」って、たぶんフリーメーソンだよね。。

  • 再読。

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著者プロフィール

1960年生まれ。早稲田大学卒。93年『猫背の王子』でデビュー。95年『天使の骨』で朝日新人文学賞、2001年『白い薔薇の淵まで』で山本周五郎賞を受賞。著書多数。

「2022年 『感情教育』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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