息がとまるほど (文春文庫)

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  • 文藝春秋 (2009年9月4日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (288ページ) / ISBN・EAN: 9784167727024

みんなの感想まとめ

女性の複雑な感情や人間関係を描いた短編集は、登場する女性たちが抱える悩みやプライドの葛藤を通じて、成長や素直さの難しさを浮き彫りにしています。それぞれの物語には、イヤミス的な余韻や意外なオチがあり、読...

感想・レビュー・書評

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  • 借り本

    それぞれ面白い短編集だった
    どの女性もなかなかの悩みを抱えているけど
    プライドが邪魔してうまくいかない…
    大人になると素直になるの難しいのかも

    イヤミス的余韻が残る「あね、いもうと」
    好みだった

    「一夜まで」は
    すごく理想的な不倫(笑)
    って感じで好きでした。

  • 「女」という生き物の、強かさ、羨望、嫉妬、憎悪、冷酷かつ狂熱的な感情を描いた短編集。女ってこんな嫌な生き物なのか。
     不倫やら夜の街やら、実生活では全く関わることのない人生であるが、小説を通して疑似体験できると、面白いと同時に益々縁遠さを改めて実感するのである。

    それぞれオチもあり物語として面白かった。

  • スラスラと読めました。
    30代女性の、微妙なドロドロ感。

    若さを羨むのは、いくつになっても、終わらないと思います。

  • 唯川さんの不倫話はやはり面白い。物語が終わるごとに「うわ……」と思わず口に出してしまうほどだ。
    「女友達」は女の怖さをよく表している話だった。浅子が会社の部下から「痛い」と呼ばれるのも、プライドが高く自分に高い価値があると思い続けるのもすべて佐智の思惑通りだと思った。佐智は高校時代の頃から、浅子が気に入らず時間をかけてゆっくり浅子を支配してきたと思うとゾッとする。女の執念深さは底知れない。

    「残月」は女のプライドを踏み躙られる話だなと思った。
    年下の男と付き合う際、母親と同一視されることが1番堪えることだと思う。相手も何の悪気もなく言っているのだから、さらに傷つく。若さとは最大の武器であることを見に沁みてわかった。

  • なんとなく図書館に行くとなんとなく文庫本を借りたくなり、そしてなんとなく恋愛小説が読みたくて唯川恵さんの本をひさしぶりに読んでみた。
    おもった以上におもしろくてドキドキした。ドロドロしていて昼ドラか!と言いたくなるぐらい。短編集なのでサクッとおわるのもよかった。
    唯川恵さんの小説に出てくるようなOLさんは実在するのだろうか?すこし前のOLさんなのだろうか?きになるところであります。

  • 久々に読んだ唯川恵。文庫版再版したのかな?さすがの一言。この人は天性というより作家として地道に磨いてきた技術が凄くて飽きない。毎日読みたいというわけではないが実は好きな作家。

  • 読みやすくドロドロした話。ちゃんと全部落ちがあり、簡潔にまとめられてた。

  • ✨無邪気な悪魔✨美保が送別会で…「待ってっ!」やはり自分にもかえってきますね。わるいことはできない
    ✨ささやかな誤算✨新入りのホステスの話 そうきたか!ってかんじ 唯川恵の書く女ってずる賢い
    ✨蒼ざめた夜✨浮気相手が女友達のさしがねだったなんてーーーうそだといって
    ✨女友達✨お高く止まらざるをえなくなってしまった女の人の話
    故意だとしたらこの友達悪魔
    ✨残月✨若さには勝てないのね…みたいな?唯川恵は、ほんと若さを妬む女の気持ちをよく描写してる
    ✨雨に惑う✨よりこにてがみをかく
    ✨一夜まで✨結婚しても、ほんとにこんなことが刺激になるのー?!
    そんなのいやだね
    ✨あね、いもうと✨これがいちばんおもしろかった!この双子、やっちゃったんですね

  • 短編集でボリュームがちょうどよく読みやすい。女性の怖さを感じますね。

  • いくつかの短編がありました。

    出てくる女の人たちみんなギリギリな感じで切迫してるんだよね(>_<)
    不倫してたり仕事がうまくいってなさすぎたり綺麗なんだけどそのプライド故結婚してなかったり…。

    どの話でも思ったこと。

    女怖ぇえぇー!?

    怖いよ!
    多分現実にもこんな人たちいるよ!
    って改めて再確認した感じ。

    ちょっと現実的で、でも非現実的だからきっとアラフォーの方々に人気があると思う。

    あとがきが作家じゃなくてバーテンさんっぽいのがおもしろかった♪

  • お酒を飲むか、飲まないか
    男と寝るか、寝ないか

    どんどん男子化してきている私
    あかんあかん

  • 色々な女性の短編集。
    どの女性も心の底に怖さを持っている。そして、その怖さは自分にもあるのではないかと思ってしまう。唯川恵の小説は気が付くと自分に重ねて読んでしまうところがおもしろい。

  • なまめかしい雰囲気から始まる短編の数々。それがいつしか寂しさに押され、ついには...。唯川さんらしい心理描写が活きた一冊ではないかと思う。肥沃な土に植えられた薔薇は、いったいどんな花を咲かせるのでしょうかね。

  • 恐ろしいことを特別感ゼロで当たり前のように書いているのがフィクションぽいなと思いつつ、共感できる部分があまりにも多いので一刻も早く長編小説を読み漁りたい

  • 短編集。
    どの作品も女性の怖さ、強かさを強く感じました。
    その中で、少し共感してしまった自分が恐ろしくなりました。
    自分の思い通りに人生を生きられるわけではないですが、理不尽さ・自分にないものへの羨ましさを感じずにはいられない…
    最後の解説まで、スルスル読める本でした。

  • 読みやすさとドロドロした欲望が成立している短編小説。唯川さんの小説は初めて読みました。
    理性ではダメだと分かっていても止められない、羨望が心を埋め尽くす、欲望のままに。全てのお話にハッキリとオチがあり、もどかしさと共に理解できる自分がいました。

  •  いやな部分を突いてくる。見られたくない部分が、知られたくない部分が、悪意なく書かれている。私が女であることを理解させられる。

  • 唯川恵、先日読んだ短編集が良かったので続けてセレクト。

    同じく短編集、今度は全て女性が主人公。
    男と女。ホラー要素。世にも奇妙な的に軽く読むこともできるが、的を得た印象的な言葉が随所にあって唸らせられる一面も併せもっている魅力ある作家さんだと感じた。

    他の作品も追ってみようと思う。

  • 軽くて読みやすい。good。

  • 30代の女性たちのわけありな恋愛短編集。
    寂しい。満たされない。嫉妬。はた目に見ればきれいな日常にも、屈曲して、どろどろした思いがしわ寄せとなって現れる。同じようなことはやらないにしても、女性として、同じような気持ちになることはあるよなぁ、なんて思いました。

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