泣かないで、パーティはこれから (文春文庫)

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  • 文藝春秋 (2010年1月8日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (224ページ) / ISBN・EAN: 9784167727031

みんなの感想まとめ

人間関係や仕事、恋愛における根本的な悩みを描いたこの作品は、時代を超えて共感を呼ぶ物語です。1995年の作品でありながら、就職氷河期の社会の暗さや女性の社会進出の難しさがリアルに描かれており、現代の読...

感想・レビュー・書評

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  • 大昔に夢中で読んだ唯川恵。
    久しぶりに読んでみたけど、
    1995年に書かれた作品なので、27歳で転職が厳しいとか、結婚しても働く女性が受け入れない彼氏だったり、さすがに30年近く経つと世の中こんなに変わるんだ、と再確認。でも仕事だったり恋愛事情だったりモチベーションだったり、人の根本的な部分は変わらないんだなあ。
    少し前に手紙屋という本を読んだばかりなので、
    妙に納得する部分も多くて、ずっーと積読のままだったけど、仕事に疲れてる今、このタイミングで読めてよかったな。

  • 失業、失恋した女性が主人公。
    女性心理がすごく表現された作品でした。

    印象に残った文章。
    「愛が深ければ憎しみも深い。」「どんなに深く憎んでも愛に勝ることは決してないのだと」。

  • 就職氷河期の社会の暗さと女性の社会進出の難しさが随所に散りばめられた小説。誇張されているのかと思ったがあとがきで色んな会社の人事へのインタビューを元に書いたと言うから驚き。
    携帯もない時代だからか名刺交換して会社に私用の電話がかかってくるのが新鮮だった。(江國香織さんの本でもそういう描写があった)
    辛い状況を上手く乗り越えた主人公すごい

    67/100

  • 琴子が仕事に男にとことんついてなくて、金銭感覚や仕事に対しての夢など、27歳の等身大の女性という感じで親近感を感じた。
    このまま守屋の会社で働き続ければいいのに、と会社のヘルプをやめて田舎へ帰るシーンでつい気を揉んでしまったが、収まるところへ収まったようで、なにより。
    ついに自分の居場所を見つけて、新しい夢に向かって突き進んでいく様がすがすがしくて、力をもらったようです。

    個人的には守屋の人柄が魅力的で、頭の中ではサンドウィッチマンの富澤で脳内実写化されていました。笑

  • よかった 働くことに安心とか、守られを求めていたのは私もそうだから

  • サッと読めるので、目的を違えなければちょうど良い。

    内容はお決まりの展開なので、何も言うマイ。

  • 数日の間に5年間働いた仕事も3年間付き合った恋人とも別れてしまった27歳女性がもがきながらも前に進んでいく物語。地方から東京に出てきた女性の不安と夢とがうまく描かれている。
    有名企業だから幸せなのか?見栄と打算とあきらめたくない気持ちと、どこをとってもその考えも行動も分かる!!がたくさんだった。

  • ドラマのような先の読める展開。
    潔く決断する主人公の姿がすがすがしかった。

  • ■ 15149.
    〈読破期間〉
    2015/10/13~2015/10/14

  • 姉の愛読書である、唯川さん。会社が倒産して、おまけに恋人にも振られる主人公。仕事がだめなら結婚!と思ってしまう女性って多いと思うけど、そういうときに限って彼氏ともうまくいかなくなることってあるなあ。さらりと読めていい。キャリアと結婚の両立ってやっぱりむずかしいんでしょうかね。26歳独身。

  • 等身大の女性が登場して、人生観が変わった本。今の会社にいる方がいいと、思わず思わせられた運命的な小説。

  • 今の自分が就職活動中という立場もあるかもしれないが主人公と立場が似ているともいうことがありすごく感情移入してしまった。就職における本音と建て前や自分が考える仕事に対する条件をすごく考えた。この作品のように女性であるなら結婚のことなども考えないといけないだろう。今の自分の現状をすごく考え直そうと思ってしまうきっかけをつくった1冊であった。

  • 就職氷河期の恋愛もの?

  • 突然失業と失恋に見舞われた27歳の主人公が、なんとか東京に止まろうと就活したり、水商売を経験したり、男に永久就職しようとしたりする。主人公は運がない。しかし最後は自分で決めた自分の道を見出すことができた。

  • 250503読了。NHKの2時間ドラマの脚本みたいだなと思いました。先が読める夢のある話。

  • 「史上最低の日
     三日前、失業した。そしてゆうべ、恋人に「好きな女ができた」と言われた。」

    「帰りたい、そう思った。行くのではない、戻るのでもない。そここそが私の帰る唯一の場所。いつか琴子は駅へと走り出していた。
     それは夢に向かって走り出したと同じことだった。」

    文学してますね。「あとがき」の時代背景を拝読すると、就職難の時のこととのこと。就職難になる度に、人気が出るかもしれない。

    前を向いて生きろという、強い著者の意思と伝言。
    登場人物には著者の、人間の理想像がいくつか浮かび上がっている。

  • 失業と失恋にいっぺんに見舞われた27歳女性が、夢とかプライドとかに固執して失敗しつつ、そういう条件とはかけ離れているけど自分を求めてくれる場所を見つけて再出発する話。
    「子供は親のためには生きられない」

  • ホント人は運に左右されるよね、というお話。
    ついてないときは、ずっとついてない。
    その中でも、どこかにほんの少しは希望が顔を出しているのかもしれない。
    それを捉えられるかどうかは自分次第。

  • 働くってことは、条件で会社を選ぶことじゃない。

    自分を必要としてくれる場所に出会うこと。
    必要とされる人になること。

  • 読んでいて感情移入してちょっと落ち込んでしまったOLの身の上ストーリー。文章が読みやすいので一気に読んでしまった、そうさせる文章力はさすが。

    失恋を思い出して悲しくなってしまう。
    先が読めてしまう展開は致し方ないが、彼女の引き付ける世界がある。

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