オレたち花のバブル組 (文春文庫)

著者 :
  • 文藝春秋
4.12
  • (1634)
  • (2308)
  • (878)
  • (75)
  • (10)
本棚登録 : 14871
感想 : 1242
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (368ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784167728045

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 自身の仕事に対する矜持と、相手を受け入れるホスピタリティは共感しかない…。

  • ★4.0
    半沢直樹シリーズの2作目。今作で半沢が対峙するのは常務取締役で、前作よりも更にスケールアップ。そのせいもあって、所謂エリートと呼ばれる人たちの嫌な部分を否応なしに見せつけられる。中でも、不愉快極まりない高圧さだったのに、自身の立場が悪くなると宥め賺そうとしてくる人たちの情けないこと。そんな輩をスパッと打った切る半沢の言動が、痛快なことこの上ない!ただ、彼だけは敵に回したくないな、とつくづく思う(笑)。先にドラマを見ていたこともあって、大和田常務と黒崎検査官のキャストを思い出してニヤニヤしたりも。

  • おもしろい
    昔 テレビの最終回をちらっと見たが 合点がいった
    最後主人公だけ納得いかない結末なのもおもしろい

  • 理屈抜きに無茶苦茶面白い。
    ドラマの布陣で完全に脳内再生しながらあっという間に読破。半沢とかいう日本人らしからぬスーパーマンに皆夢を重ねてスッキリしてるんだろうなあ。自分がそっち側に回ると、池井戸作品が実に読み易く、面白いかがよーくわかりました。

  • 赤字企業への融資の尻ぬぐいや金融中対応など今作も面白かった。偉くなり己のプライドに固執しすぎると、破滅に向かってしまうこともあるというのが今作で学んだことだ。

  • ドラマを見てから何年経つか分からないけど、キャストが良かったからか、登場人物の顔がキャストと被って少し複雑だったが、一気読み。結末を知っているからか、少し読み応えには欠けたが、内容はやっぱりめちゃめちゃ面白い。サラリーマンたるもの、強く生きたいと思った。

  • みんなこれですかっとできるんだろうなあ。よくできてるなあ。私の仕事が銀行員なっていたところを考えるとなんかすごく遠くまで来た気がする。

  • 3年寝かした半沢直樹シリーズをやっと読んでる。
    自分がバブル入社なので、どうもタイトルに抵抗があって(汗

    ヒリヒリする感じで読んでてアドレナリンが出てしまう。
    生ぬるいゆるい仕事をそろそろやめて、本気で取り組めるものにしたくなる。

  • 半沢直樹シリーズ第2弾。
    半沢の伊勢島ホテルの200億円の融資回収もアツいが、左遷された同期の近藤がタミヤ電機でバンカーとして目覚め、会社を変えよう、と奮闘するところに最も心動かされた。会社員人生、いいことばかりではないが、どんな状況でも、諦めず、自分の信念を貫き通すことで道が開ける、という展開になっているのがこのシリーズがサラリーマンの心を打つ理由だと思う。

  • 出向させられた同期の近藤が途中から生まれ変わるところが爽快だった。
    ドラマは見てたけど忘れたころに読むのもまた良し。

全1242件中 51 - 60件を表示

著者プロフィール

1963年岐阜県生まれ。慶應義塾大学卒。98年『果つる底なき』で第44回江戸川乱歩賞を受賞し作家デビュー。2010年『鉄の骨』で第31回吉川英治文学新人賞を、11年『下町ロケット』で第145回直木賞を、’20年に第2回野間出版文化賞を受賞。主な作品に、「半沢直樹」シリーズ(『オレたちバブル入行組』『オレたち花のバブル組』『ロスジェネの逆襲』『銀翼のイカロス』『アルルカンと道化師』)、「下町ロケット」シリーズ(『下町ロケット』『ガウディ計画』『ゴースト』『ヤタガラス』)、『空飛ぶタイヤ』『七つの会議』『陸王』『アキラとあきら』『民王』『民王 シベリアの陰謀』『不祥事』『花咲舞が黙ってない』『ルーズヴェルト・ゲーム』『シャイロックの子供たち』『ノーサイド・ゲーム』『ハヤブサ消防団』などがある。

「2023年 『新装版 BT’63(下)』 で使われていた紹介文から引用しています。」

池井戸潤の作品

この本を読んでいる人は、こんな本も本棚に登録しています。

有効な左矢印 無効な左矢印
伊坂 幸太郎
池井戸 潤
有効な右矢印 無効な右矢印
  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×