- 本 ・本 (352ページ)
- / ISBN・EAN: 9784167728069
作品紹介・あらすじ
2024年10月 あの大人気ドラマが『民王R』として帰ってきます!!
あの名作が帰ってくる!池井戸潤原作「民王」より発想を受け9年ぶりに《Reboot》=再起動!
新ドラマは、本作『民王』にinspireされた完全オリジナル脚本となっております。
小説「民王」紹介
夢かうつつか、新手のテロか? 総理と息子の非常事態が発生――。
「お前ら、そんな仕事して恥ずかしいと思わないのか。目をさましやがれ!」漢字の読めない政治家、酔っぱらい大臣、揚げ足取りのマスコミ、バカ大学生が入り乱れ、巨大な陰謀をめぐる痛快劇の幕が切って落とされた。
総理の父とドラ息子が見つけた真実のカケラとは!? 謎が謎をよぶ、痛快政治エンタメ!
感想・レビュー・書評
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なぜか大学生の息子と入れ替わちゃった総理大臣の父が元に戻ろうするドタバタコメディ。
こんなに最初から最後まで笑いっぱなしの本は初めて!楽しい!
話の落とし所もちょうどよくて、出てくる人みんないいキャラばっかり!
入れ替わって大学生活を満喫する首相が馬鹿すぎてすごい破壊力です。
「この扉の向こうには女子大生達がたくさん俺のことを待ってるんだ!いくぞっっ!」と階段を降りていく流れのシーンは今年1番です。
ドラマも見ようかな! -
政界の痛快エンターテインメントとでも言えばいいだろうか!!!
総理である武藤泰山とその息子である翔の中身が入れ替わってしまい、様々な難題にぶち当たっていく。
漢字の読み間違いのシーンは、思わず吹き出して笑ってしまった。
ただ、入れ替わったことで見えてくること、さらには入れ替わったことで分かり合えるお互いの気持ち。そこに真実が見えてくる。
ユーモアの中に感動があります。 -
現実からはるかにぶっ飛んだ話だけど、面白い!
そして、意外と池井戸潤初読みでした。
名前よく聞くから読んでるかなって思ってましたが…
内容の方は政治家やリポーター対して物言う翔が爽快でとても気持ちいい。
フィクションとしてとても面白く、しかしながら本当に国民の声をしっかり傾聴して政治に反映してくれる政治家がいてくれたらと思うところもあります。
フィクションと言いながらも、どこかで聞いたことある話は沢山出てきます。
日本国民としては手放して楽しんでいていいものか、しかし一読書家としては大いに楽しめる一冊です。
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連休の息抜きにエンタメ小説を読みたくなって、家の本棚から拝借。
読み始めて、あれ?読んだことがあるなぁ…とところどころ思い出す。
面白いことは面白いのだが、やはり10年前の小説。
その当時と今では社会状況が変わってきているので、ジェンダー的な内容とか、表現がどうしても引っかかってしまう。
半沢のドラマを観ても、なんかひと昔前の感覚だなぁと思ってしまうし…。
もちろん、そうは感じない人も多いのだろうけれど、それはそれでいいのか?とも思ってしまう。
なんとなくモヤモヤ。
2021.5.1 -
遠藤憲一×菅田将暉W主演でテレビ化されて大反響――
『民王』伝説はまだまだ終わらない!
夢かうつつか、新手のテロか? 総理と息子の非常事態が発生――。
「お前ら、そんな仕事して恥ずかしいと思わないのか。目をさましやがれ! 」漢字の読めない政治家、酔っぱらい大臣、揚げ足取りのマスコミ、バカ大学生が入り乱れ、巨大な陰謀をめぐる痛快劇の幕が切って落とされた。
総理の父とドラ息子が見つけた真実のカケラとは!? 謎が謎をよぶ、痛快政治エンタメ!
ドラマはリアルタイムで観ていて とっても面白かった!という印象が強い
10月からドラマの続編が始まるということで 原作は読んでいなかったので読みました
ドラマの方も再視聴している最中です
ドラマと原作は 大筋の総理と息子が入れ替わるという部分は同じだけど 所々違うんだな
ドラマの方はコメディっぽくてめっちゃ笑える!
原作もエンタメなんだけど 政治的なモノを何か訴えようとしているのかな?と感じた
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著者らしからぬ荒唐無稽な設定だが、政治や組織の在り方を考える上で、なんと真っすぐで痛快なんだろう。笑いあり、涙あり、胸アツのシーンの数々。上手い、とにかく上手い!
選挙に行く前に読んでおきたい一冊。さてと続編を仕入れてこよう。 -
舞台が政治以外のストーリーは似てないけど、映画の『記憶にございません』とオーバーラップしてると思うのは私だけ?
多分、アクシデントによって、今までをリセットして、自分が夢を目指してた時代に戻ってやり直そうするところかな?
内容は、笑って泣かせるコメディもん。
個人的には、スイスイ読めて楽しめました。 -
まさに現代の政治の問題とあるべき姿を新しい角度から訴えられる作品。
見方を変えると
正直者がバカを見る世の中であってはならないとされるが、現実はそうでもない。
権力、地位、カネのために忖度をせざるを得ないこの世の中、本質を見失うことも多々。
この本を読むと二歩三歩離れて自分自身を見ることができ、進むべき道を改めて考えるきっかけになる。
著者プロフィール
池井戸潤の作品






この本は池井戸さんの新たな顔を見られそうですね。
図書館、予約、混んでるだろうなぁ。
この本は池井戸さんの新たな顔を見られそうですね。
図書館、予約、混んでるだろうなぁ。