Jの神話 (文春文庫)

著者 :
  • 文藝春秋
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本棚登録 : 1367
レビュー : 204
  • Amazon.co.jp ・本 (478ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784167732035

感想・レビュー・書評

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  • 初めて本を投げた。

  • …時間を返せという一言に尽きる。
    序盤は閉鎖的な空間で崇拝されていた美少女が謎の死を迎え、更に主人公はその前に自殺した少女に似てるため犯人の名前と思しき「ジャック」の正体を探る。そして、別視点は亡くなった美少女側の親から依頼を受け繋がった二つの事件の真相を探る探偵黒猫。
    ここまで書けばミステリーっぽいあらすじ。実際閉鎖的な女子校を舞台にしたミステリーは数多く存在し、個人的には倒立する塔の殺人とかは凄く好みだった。実際途中まではそんな風にわくわくして読んでいた。
    で、蓋を開けたらこうですか。
    百歩譲って犯人は具体的な人物ではないのはいい。
    しかし、意味が分からないし、そんなもんを一介の医者(優秀かもしれんが個人病院の産婦人科医)が出来るもんじゃないし、ホラーとも違うし。
    ただの後味悪いエロななにかに成り下がった感じ。
    そして、キャラが快楽に堕ちたのかもしれんが変わりすぎだろう。もう余韻もなくただただ気持ち悪かった。
    久々に本を全力で床(壁でも可だが壁は傷つきそうなので床。絨毯敷き推奨)に投げつけたくなった。
    今年一どころか数年ぶりに読む価値もない本に出会った感じ。
    蒼林堂古書店にようこその作者だったのでかなり期待はしていたのだが…やはり、期待を裏切るなら良い方に裏切られたいものである。

  • またも、乾さんの本ということでわたしが勝手に期待したシリーズ到来。勝手に期待したわたしがいけないんだけど。「嫉妬事件」に引き続き残念な本を読んでしまいました。他のレビューでも見るように、まあ官能小説ですね。最初は、この学校で何が起きているんだろう、裏に何が隠されているんだろう、誰が犯人なんだろうってドキドキして読めていたけど、途中からなんか方向性が変わった。黒猫って結局必要?何なの?精神的にも肉体的にも強いキャラ出てきた!と思ったら感情的になるし詰めが甘いし、何だよこの女…って感じでした。そしてSFっぽい展開にガッカリ。乾さんの当たりの本、他に探そう…。

  • ただのゴミ。時間を返しておくれ。
    2015年6月1日読了。

  • Jってなんだろう?
    と読み始めたけど、どこかで読んだことがあるような気分に。あぁ、全寮制の女子校という設定がありがちなのか?
    下の話なのかという感想しか残らず、なんだかなぁな読後感。

  • あらすじは面白そうでした。
    『起』の部分はとても惹かれました。
    若干詰め込みすぎだし文章もイマイチだけどまあデビュー作だしね!と読みすすめました。

    しかし…。
    ひどい。
    腐女子なのか。
    結局ひどいエロというか官能小説的展開に。

    なのに最後の説教じみた結びも。
    まさにちゃぶ台返しの爆裂展開。

    そうか、ミステリだと思って読んだわたしが間違っていた。

    要するに日本の性の乱れ警鐘を発しているのでしょうか…要点をまとめると。
    何か読みはじめとは全く別の終着点に連れてこられた感じです。



    それにしてもメフィスト賞とったのに文春から出るって、解せない。
    こうなるまでに至った過程がより興味の出る謎です。

  • メフィストだもんなー



    で毎回済まされると思うなよ。

    「Jの神話」の「J」って、なんだと思いますか。
    イニシャルだと思いますか、形状だと思いますか。
    女子生徒の連続死に関わるジャックってなんだと思いますか。
    犯人の隠語だと思いますか、凶器の別名だと思いますか。

    その昔、イブを誘惑し篭絡した蛇の元の姿ってどんなものだと思いますか。
    魔女裁判にかけられた人たちが真に疑われた"罪"とはなんだと思いますか。


    知りたいですか、気になりますか。

    人の好奇心を煽る宣伝文句なんて、いくらでも書けるんですよね。
    そして毎度それに引っかかる私は、間抜けです。
    2009年10月16日 09:08

  • う~ん。何故受賞対象になったのか分からない。
    この作品から後々の作品を紡ぎだす才能を見いだした審査員に敬服w

  • 乾くるみさん三冊目。他の二冊に比べるとちょっと好みではありませんでした。途中までは引き込まれる物があったのですが、後半のエログロ、バイオレンスな展開、後味の悪い終わり方がなんとも。

  • 乾さんのデビュー作品。この作品を初めに読んでいたら、他の乾さん作品には絶対手を出さなかったと思うほど合わなかった。
    うーん、なんだこれ。途中から展開が怪しくなって最後はそこなの…と挫折寸前で何とか読了。気持ち悪い読後感ですっきりしない。
    強くて格好良い女性かと思った黒猫も詰めが甘くてツッコミどころ満載でがっかり。
    「きえええっ!」の奇声は必要だったのか。

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著者プロフィール

乾 くるみ(いぬい くるみ)
1963年静岡県生まれ。女性と間違われやすいが、男性。
1998年に『Jの神話』で第4回メフィスト賞を受賞し作家デビュー。別名義の市川尚吾では評論活動も行っている。
2004年刊行『イニシエーション・ラブ』が同年「このミステリーがすごい」第12位、「本格ミステリベスト10」第6位、翌年第58回日本推理作家協会賞(長編及び連作短編集部門)候補作に。2007年文庫化され、書店員やメディアの後押しでロングヒット。2014年に100万部に達し、2015年映画化され、代表作となった。
2004年刊行の『リピート』も同じくロングヒットとなり、2018年にテレビドラマ化された。

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