葉桜の季節に君を想うということ (文春文庫)

著者 :
  • 文藝春秋
3.51
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  • (170)
本棚登録 : 13841
レビュー : 2154
  • Amazon.co.jp ・本 (477ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784167733018

感想・レビュー・書評

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  • 最後がおぉ。って感じだったかなぁ。
    固定概念ってやつなのかもしれない。
    いかに自分の頭のなかに固定概念があって、諦めた毎日を送っているのか痛感した。

  • H29.8.24 読了。

    ・読書レビューで「だまされた。」「読み返した。」などの感想を見ていたので、とても期待して読み始めたのに、残念な終わり方だった。

  • 欺き驚かせるだけでなく人生観を内包した物語の結末となっていますね。

  • 交通事故で亡くなった資産家老人の死が、実は悪質商法の会社に仕組まれた保険金殺人だった⁈
    自称何でもやってやろう屋の主人公が、探偵さながら事件の謎を追う。

    叙述トリックで有名な作品と知って読んだのに、やっぱり騙された。でも、これは好みが分かれる作品かも知れない。

    叙述トリックというと、時間や場所、名前、性別などを敢えて誤解させてミスリードするもの。途中で感じるちょっとした違和感が、最後の最後で、あーそうだったんだ!とストンと腑に落ちるのが醍醐味だと思っている。

    そういう意味では、騙された爽快感、痛快感はあるにはあるんだけど、一抹の“あざとさ”を感じてしまう。
    そういうこともあるんだろうと頭では理解していても、気持ちの部分が付いてこないというか…。それは、私が世間一般の固定観念にとらわれているからなのか、まだまだ若いからなのか。

    どちらにしても、主人公の軽い口調やノリ、その他諸々の違和感は、すべてこの一つのトリックのために用意されたもの。その点では、フェアで見事なトリックと言える。

  • ビックリした~。

    どこで勘違いしたのだろうと遡ってみたけれど
    たぶん、最初の部分だと思う。
    「そんなことをするはずがない」という思い込み。
    肩書による思い込み。
    一度勘違いした脳みそは疑うことを知らない。

    爽快な騙されに敬意を表して星4つにしたいところだが
    トラさんと節子の関係が
    頭ではわかってもどうしても納得がいかないので星3つ。
    (特に節子・・・多重人格か?というくらい支離滅裂)

    私にもいつか分かる日が来るのだろうか・・・。

  • おぉなるほど、そうきたか…!確かに服装やら考え方やら、若者らしくないなという違和感はあったけれど…

    驚きはあったものの、けっこうな量を読んだ割には、そういうどんでん返しかぁと少し思ってしまった。
    最初から最後までなんとなく主人公の物言いとかヒロイン(?)が好きになれず…

    ヤクザ探偵時代の謎解きはおもしろかったです。

    うーん…終わり方とかもちょっと冷めた目でみてしまう…私の精神年齢が低いのか…

    タイトルはきれいでとても好きなのですが。

  • どういうこと、どういうことってドキドキしながらどんどんページをめくっていった。
    驚いた後でちょっとひいた、笑。

    • まっきーさん
      けいたんさんへ

      いつもいいね!をありがとうございます<(_ _)>

      この作品…違和感を覚えながらも読んでいくと…驚きしかないです...
      けいたんさんへ

      いつもいいね!をありがとうございます<(_ _)>

      この作品…違和感を覚えながらも読んでいくと…驚きしかないですよね。


      >ちょっとひいた
       ↑わかります。私もちょっとひいて、ひきつってしまいました。

      おかしくってコメしてしまいました♪

      2016/03/01
  • フィットネスクラブに通う元私立探偵将虎が、線路へ飛び下りたさくらを救い、健康食品や羽根布団等を売る詐欺会社を調べ、友人の為に彼のフィリピン人の元妻と娘を辿り、ヤクザに入り込む。厚さもあり細かい部分は把握し切れていない気もするけれど最大の秘密による思い込みの反転がカラッとしていて快いくらいの騙され感。

  • 一般的な固定観念をうまく利用したどんでん返し。時代を交錯させるなど読者を撹乱する方法も巧妙で面白かった。ただ、ちょっとミスリードがいやらしいというか…「こういう老人だっていますよね」と言われれば、まあそうなんだけど……みたいななんとなく腑に落ちない気持ちになった。もう少し自然な思い込みでスッキリ騙されたかった。

  • 期待(予想)してた内容ではなかった。ミステリ…?なのか?
    最初は主人公の年齢が不明瞭、ハードボイルドみたいな語り口(行動は若そうだけど印象が古臭い)、主人公像と時代設定が噛み合わないままお話が進むので、うん?って感じでした。それが狙いだったのだけども。ストーリーもミステリと思い込んで読んでるので、どこに向かってるんだろうっていう。
    読み終わって思うのは、老いても青春、冒険譚だったのかなって。
    売れてるけど映像化は無理だろな。

著者プロフィール

1988年9月、『長い家の殺人』でデビュー。

「2017年 『7人の名探偵 新本格30周年記念アンソロジー』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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