カラフル (文春文庫)

著者 :
  • 文藝春秋
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本棚登録 : 15677
レビュー : 2012
  • Amazon.co.jp ・本 (259ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784167741013

感想・レビュー・書評

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  • 天使の抽選に当たり、現世で修行をすることになった僕。
    天使の名前がとても良い。プラプラ。

    自殺を図った中学3年生、小林真の体を奪った僕。

    この設定はお見事!

    やられたって感じ。

    • まろんさん
      はじめまして。フォローしていただいて、ありがとうございます!まろんです。

      『カラフル』、現世に戻るチャンスをもらっても断るほど無気力だった...
      はじめまして。フォローしていただいて、ありがとうございます!まろんです。

      『カラフル』、現世に戻るチャンスをもらっても断るほど無気力だった真が
      新しい目で家族や友だちを見つめ直して生きる意欲を取り戻していくのが清々しくて
      森絵都さんの作品の中でも、特に好きな1冊です。
      表紙の黄色も、まさにビタミンカラーで
      本棚に並んでいるだけで、元気がもらえる気がします。

      yasuhirowatanabeさんのレビューは、短い中にその本を特徴づけるエッセンスが
      ギュっと濃縮されているようで、読んだ本のことは鮮やかに思い出されるし
      読んだことのない本は、思わず読みたくなってしまいますね。
      これからも素敵なレビューを、たくさん読ませてください!
      どうぞよろしくお願いします(*^_^*)
      2013/01/28
  • よかった。カラフルという題名に最後に納得して感動した。
    皆んな矛盾した思いを抱えて生きてるんだな、と。
    共感して、前向きな気持ちになれる素敵な本。

  • 生前の罪により輪廻のサイクルから外された魂が、天使業界の抽選によりやり直すチャンスを与えられるー
    そんなファンタジーな内容に惹かれて購入したが、イジメ、両親への不信感、恋する人が援交してた等の理由で自殺…他人の身体に魂を入れることで、それを第三者の目線から捉える。といった人間関係の複雑さを描いた内容で、期待していたものと少し違っていた。
    その分目まぐるしい展開等もなく、安心して読むことができたし、文章の端々には人生でつまずいた人を前向きな気持ちにさせてくれる言葉があり、生きることへの勇気を貰える内容だった。

  • 青春というものをこれでもかと詰め込んだ作品。
    昔というか中学生時代を思い出しながら読むことができた。

    主人公の悩み、葛藤、決断のどれを取っても青春の甘酸っぱさを感じる。

    どんな人にもおすすめしやすい本。
    現在学生の人や、中学生の気持ちを思い出したい人におすすめ。

  • 「この世があまりにカラフルだから僕らはいつでも迷ってる。」人は色んな色を持っており、感じ方、見え方次第で人の色はどんどん変わっていく。正にその通りだなと感じました。

  • とても読みやすかったです!
    読んでいくうちにひきこまれていき、早く続きが読みたい!とどんどん読んでしまいました!
    主人公の見ている世界の描写がこと細やかで読んでいて面白かったです!
    また、タイトル「カラフル」の意味も良かったです!
    オススメされて読んだのですが、わたしもオススメしたいです!

  • オチはわかりやすいんだけど、逆にオチを知った上で読み進めた事で面白味が増した。
    自殺した真の事情と、ホームステイしてる真の視点と、家族同級生のそれぞれの世界のズレが、ちょっとずつ交わっていく感じがとても好き

  • 生きるのが辛い、死のう。
    そう考えてしまう時期に読むべき本だと思う。
    死ねば楽。こんな世界で生きたくない。
    それは、早とちりだった。そう気付くのは死んでから。
    この事がぱっと来ないのは仕方ない。生きているから。生きているのは辛い事も多くある。
    私は死のうと思った、うつ病である。失業して死にたくてでも家族がいるから死ねなくて。死に損ないだと思っていた。でもこの話はこの考えを覆す。
    抽選に当たったから下界でやり直すチャンスを与えると言われた記憶のない魂は1人の男の子の人生の途中、自殺をした男の子の身体にステイする。それは期限付き。前世で犯した過ちを思い出さなければ魂は消滅する。下界での間、他人の人生だと割り切ってたくさん思い切ったことをする。その中で大切なことに少しずつ気づいていく、向き合っていく姿は
    生きる事を重く尊いものだと気付かされると同時に、
    生きる事を少し気楽にしてくれる。
    人生でつまずいた時に読みたい1冊に私は推薦する。

  • 「おめでとうございます、抽選に当たりました!」と言う、軽~い感じの天使の言葉からはじまる。
    自殺をした少年の体にホームステイする魂。
    何とも不思議なファンタジーだが、しっかりと伝えたいことがある物語。
    人生は誰でも迷い、悩み、やめたくなることもある。
    昨日の自分と今日の自分は違うかもしれない。
    そして自分は一人じゃない。
    周りの人達としっかり向き合えば、ちゃんと分かるはず。
    思春期の息子たちに読んでほしい本だけど、大人の私の心にもしっかり響きました。

  • 評価の高い作品だが、なんかちょっとどこかで読んだような話だった。
    思春期の中学生に、素直に読んでほしい本。
    2019.5.2

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著者プロフィール

森 絵都(もり えと)
1968年、東京都生まれの小説家、翻訳家。早稲田大学第二文学部文学言語系専修卒業。
1990年、『リズム』で第31回講談社児童文学新人賞を受賞しデビュー。2003年『DIVE!!』で小学館児童出版文化賞を受賞し、同作は2008年に映画化もされた。2006年、短編集『風に舞いあがるビニールシート』で、第135回直木賞を受賞。
その後も活躍を続けており、2017年『みかづき』で第12回中央公論文芸賞を受賞、2017年本屋大賞2位。同作は2019年にNHKでドラマ化された。それ以外にも、多数の文学賞を受賞している。

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