あいうえおちゃん (文春文庫)

森絵都 荒井良二

• 文藝春秋 (2008年9月3日発売)

感想・レビュー・書評

[☆ベルガモット☆さんの感想 · 2023年6月1日]

たまたま図書館で別の本を探していた時に偶然見かけて借りました。
なんと、森絵都さんによる四四五文字の軽快なリズムでひらがな言葉遊びがさく裂、個性的でシュールな荒井良治さんの絵が世界観を彩る。
こんなによく思いついたなあと感心しきり。途中投げやりになった？かもしれない、意味不明なものもある。
特に気に入ったものを抜粋してみた。短歌作りスランプに効きそう。
2001年6月単行本　2008年9月文庫版
うきうき　うかれる　うちゅうじん
きらくで　きままな　きみでいい
そよかぜ　そよめく　そらのたび
まほうで　まんじゅう　まっぷたつ
みかづき　みんなの　みちしるべ
るんるん　るるるん　るんるるる

[kamitakoさんの感想 · 2022年4月16日]

お気楽に笑える傑作絵本！
わいわい　わらって　わすれよう
ありがとうございました！

[a0009500さんの感想 · 2022年1月30日]

これ、好きです。

声に出して読みたくなる。というか、読んだ。
声に出した方が楽しい。
こんな遊び、絶対楽しい。

はじまりが衝撃すぎる。
『あきすに　あったら　あきらめな』
なんとも潔ぎよい始まり。

これにはまらなかったら、読まなくてよいかもしれない。楽しませていただきました！

[ねぐさんの感想 · 2014年3月8日]

さいふを さがして さんねんめ
なんでも ないよと なまへんじ

ほら、なにか作りたくなってきた。

[pohicodzillaさんの感想 · 2013年7月30日]

やっと読みました。
小２の娘が音読してくれました。
難しいことを考えずに言葉遊び。
お気に入りは
「ぬいでも　ぬいでも　ぬいぐるみ」
かな♪

[tantanさんの感想 · 2013年1月27日]

ユーモアセンス抜群の著者が・・・？森さんってそんな人？？ｗ　いやいや、これは面白いっ！面白すぎるっっ！！ｗｗ　荒井さんの絵がまた面白くて素敵♪　手元に置いて、気分転換に、息抜きに、いつでもサッと取り出して、パラパラ眺めたい絶品ですっｗｗ

[セイさんの感想 · 2009年11月5日]

大人の絵本　なノリ

むしろ子供はわかんないと思う。（笑）

[コノヒトさんの感想 · 2020年1月2日]

あるあるさんとこの探検隊のリズムで読んでる。お猿と薄毛とちょんまげ。気がついたらふと口をつくフレーズがいくつもできてしまいそう。

[powroomさんの感想 · 2017年11月17日]

天才森絵都、ここにあり。

[konnokさんの感想 · 2015年2月1日]

森絵都のあいうえおちゃんを読みました。

「あきすに、あったら、あきらめな」「いんどに、いったら、いんどかれー」といった５・４・４調のかけことばを集めたユーモア絵本でした。
森絵都というとシリアスな作品が多いので、突然こんな本を出してどうしたんだろう、と思ってしまいます。
まあ、それなりには楽しめたのでそれでよかったのですが。

[arukudesuさんの感想 · 2014年8月24日]

五十音順に四四五調でのばかげたような内容の文がインパクトがあり、リズム感といいなんともいえません。

[にゃんまげこさんの感想 · 2014年1月5日]

かわいい。ふとした時に読むと、気持ちがぽわ〜んとします。癒しですね。

[放浪金魚さんの感想 · 2013年10月31日]

『あきすに　あったら　あきらめな』から『ん』まで、ひらがな五十音を四・四・五の俳句調にして紹介。

森絵都さんの軽快でセンスの良い言葉遊びは言わずもがな素敵なのですが、その言葉遊びに添えられる荒井良二さんのゆるくてユニーク、でもどこかブラックな絵柄が見事にマッチしていて相性抜群です。
まさに“声に出して読みたい絵本”。どの頁から読んでも楽しめます。にやにやします。

[yunkawaさんの感想 · 2013年1月28日]

ぬいでも
ぬいでも
ぬいぐるみ

日本語っておもしろい

[haruさんの感想 · 2012年7月31日]

「あきすに あったら あきらめな」
「みんなを みちびく みのもんた」
などなど、「あ」から「ん」までの文字を俳句風に、おもしろおかしく魅せてくれる。

森絵都の言葉へのセンスが光りに光る、ステキな作品！！
荒井氏の挿絵も秀逸。
オススメ☆

[まるこさんの感想 · 2012年4月10日]

かわいい〜＾＾
森さんの言葉あそびもすきだけど、
荒井さんの絵がすきだ〜

[♥oocさんの感想 · 2011年11月9日]

♥
何度読んでも笑えます
荒井良二氏の絵で面白さが倍増していると思います

[Aaa**さんの感想 · 2011年11月3日]

森絵都と荒井良二の絵本

あきすに
あったら
あきらめな

から始まり

きききの
きたろう
きっとくる

ぬいでも
ぬいでも
ぬいぐるみ

わいわい
わらって
わすれよう

素敵な言葉絵本

[あやこさんの感想 · 2011年10月27日]

ついつい、リズムにのってなぞりたくなっちゃう。プッて、リアルに吹いちゃう。「あきすに　あったら　あきらめな」とかね。ふふふ。

[kumagaiさんの感想 · 2010年9月16日]

荒井良二さんの絵も面白い！

著者プロフィール

森 絵都（もり・えと）：1968年生まれ。90年『リズム』で講談社児童文学新人賞を受賞し、デビュー。95年『宇宙のみなしご』で野間児童文芸新人賞及び産経児童出版文化賞ニッポン放送賞、98年『つきのふね』で野間児童文芸賞、99年『カラフル』で産経児童出版文化賞、2003年『DIVE!!』で小学館児童出版文化賞、06年『風に舞いあがるビニールシート』で直木賞、17年『みかづき』で中央公論文芸賞等受賞。『この女』『クラスメイツ』『出会いなおし』『カザアナ』『あしたのことば』『生まれかわりのポオ』他著作多数。

「2023年 『できない相談』 で使われていた紹介文から引用しています。」