白疾風 (文春文庫)

  • 文藝春秋 (2010年1月8日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (416ページ) / ISBN・EAN: 9784167744038

感想・レビュー・書評

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  • 久々の忍者小説で面白く読みごたえあり

  • 夏の椿、という本を何回目かの読み終わりに解説という所を見てしまった。そしてこの方の本がまだ何冊かあると知って欲しくなり、ネットで調べて、蒼火、白疾風、月芝居、夜明けの橋、火の闇、という本を取り寄せた。読んだ本の中の人々に引き込まれつつも、もの悲しい最後に落胆と世の中の現実感を思い知られてしまう。ハッピーエンドを期待するけども、このような物語もまたまた有りなんだと思う。いや、思おうとする。

  • 上を読むとなにやら活劇風の紹介ですが、戦いのシーンは結構少ない。
    前半は連帯感に溢れた平和な村の情景と、愛妻とともに穏やかに暮らす主人公の姿が描かれる。やや冗長な感じもあるが、後半の戦いのシーンよりこちらの方が生き生きしている様に思える。
    北さんの作品は三作目。前二作「夏の椿」「蒼火」がシリーズの捕り物ものだったのに対し、今回は忍者もの。どれもキッチリと捕り物要素、忍者もの要素を取り込んでいるだけど、むしろそういったものは不要で、全体の雰囲気とか人情物的要素の方が好ましく感じます。そういった方向で書いて行って欲しいと思うのですが、残念なことに昨年亡くなられました。
    元々、力を感じる時代小説作家さんでしたが、後になるほど良くなっているようです。惜しい人を亡くしたと思います。

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