死神の精度 (文春文庫)

著者 :
  • 文藝春秋
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本棚登録 : 40963
感想 : 3302
  • Amazon.co.jp ・本 (345ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784167745011

作品紹介・あらすじ

CDショップに入りびたり、苗字が町や市の名前であり、受け答えが微妙にずれていて、素手で他人に触ろうとしない-そんな人物が身近に現れたら、死神かもしれません。一週間の調査ののち、対象者の死に可否の判断をくだし、翌八日目に死は実行される。クールでどこか奇妙な死神・千葉が出会う六つの人生。

感想・レビュー・書評

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  • 死神で調査部員の千葉。彼の7日間の調査によって対象者の死に可否の判断が下される。千葉が担当する6人の人生の進退が描かれた連作短編集。

    祝・伊坂幸太郎初作品。
    伊坂作品は今から約600日前に数十冊入手。
    私の本棚の一段は伊坂作品により長きに渡り占有されているのだが、どのタイミングでどのツラさげて読めば良いのかと勝手に機を逃していた。

    しかしながら前読作『絶望ノート』で歌野晶午に絶望を味合わされたことから『絶望と言えば死神だろう』と、ごく自然な流れで手に取った。

    なるほど、これが伊坂ワールドの一面か。
    多くの読者が手に取られたであろう本作品、実に面白かった。

    テーマは無論【死】だ。

    直近でも、あらゆるミステリ、社会派、ホラー作品で垣間見てきた【死】。未だ心抉られ中の【死】もある。

    がしかし、この作品の【死】はどれもサラッとしている。6人の調査結果として、ある者たちは《可》となり8日目に【死】を迎えるのだが何故か清々しさが残る。これは【死】が死神にとってサラリーな業務の一環に過ぎないという設定がもたらす印象だろう。

    何より死神・千葉のキャラ設定が良い。
    ・音楽(ミュージック)が好き
    ・渋滞が嫌い
    ・雨男
    ・人間という生き物を理解していない(興味がない)

    特に人間との会話シーンは、時に滑稽さを、時に感慨深さを与えてくれる。人間とは何かとややこしい生き物だと、死神・千葉のセリフや回想によりWメッセージとして受け取れるシーンが多くある。

    そして、読み終わる頃には【死】というテーマだったはずが、6人の何気ない7日間の【生】を見ていたのだと気付く。

    伊坂幸太郎デビューとしては相応しい一冊であった。

    早速、私の本棚の一角に設けてある『そろそろオーナー(私)に読まれまっせスタンバイコーナー』に数冊移動させた。

    • みたらし娘さん
      akodamさん
      初めまして✩.*˚
      いつも いいね ありがとうございます(*´ω`*)
      そしていつもレビュー楽しみに読ませていただいてます...
      akodamさん
      初めまして✩.*˚
      いつも いいね ありがとうございます(*´ω`*)
      そしていつもレビュー楽しみに読ませていただいてます!
      今回、akodamさんのレビューを読んで、こちらの【死神の精度】を手に取りました!
      めちゃめちゃ面白かったです!!!

      akodamさんのレビューから次は【死神の浮力】と、【絶望ノート】も読んでみたいと思っています♪

      素敵な本に出会わせて下さってありがとうございました\( ´ω` )/
      これからもレビュー楽しみにしています♪
      2022/06/11
    • akodamさん
      みたらし娘さん、はじめまして♪
      おはようございます!

      こちらこそいつも『いいね 』とコメントまでいただき嬉しいです(´∀`*)

      私の取り...
      みたらし娘さん、はじめまして♪
      おはようございます!

      こちらこそいつも『いいね 』とコメントまでいただき嬉しいです(´∀`*)

      私の取り留めのないレビューがキッカケとなり本作品を手に取られたとのこと、嬉しみがすぎます!

      みたらし娘さんの本作レビューも拝読いたしました!
      私も千葉が「音楽」のことを「ミュージック」って言うところが1番好きです(*´﹃`*)

      是非【死神の浮力】もお楽しみください♪
      長編の死神・千葉もキレッキレです!

      そして歌野晶午の【絶望ノート】は、600ページ超えの大作で、かつ絶望しか綴られておりませんのでご覚悟を。゚(゚´Д`゚)゚。

      私こそ、これからもみたらし娘さんのレビュー楽しみにしていますね^ ^
      2022/06/12
    • みたらし娘さん
      akodamさん
      お返事ありがとうございます(*´ω`*)

      いつも上手なレビューを書いてる方に私のしょうもないレビューを読んでいただけるの...
      akodamさん
      お返事ありがとうございます(*´ω`*)

      いつも上手なレビューを書いてる方に私のしょうもないレビューを読んでいただけるのは嬉しいのと同時にお恥ずかしいですが、読んでいただきありがとうございます!
      "ミュージック"って良いですよね笑
      なんかこう言葉に出来ないけどニヤッとしてしまうような…笑
      共感していただけて嬉しいです♪

      続けて読みたくて【死神の浮力】これから読み始めるところです♪
      楽しみです\( ´ω` )/

      【絶望ノート】は覚悟が必要そうですね(゚д゚lll)!!
      肝に銘じます!!笑
      でもakodamさんのレビュー読ませていただいて、やっぱり気になるので絶対読みます(ง •̀_•́)ง!

      今回、本当にありがとうございました(*´ω`*)
      これからもぜひよろしくお願いいたします☆
      ありがとうございました!
      2022/06/12
  • 図書館で。再読だがすごく好みで面白かったことしか覚えてなく、おかげで新鮮に驚き楽しめた。死神・千葉がターゲットの人物と過ごす最期の(そうならない場合もある)日々。音楽以外に感情や欲望を持たない彼のセリフが身に染みる。お洒落な雰囲気も素敵。

    • メイさん
      こんばんは、111108さん。

      私もこの話面白いと思いました。
      私は死神たちがCDショップで試聴してるシーンがほのぼのしてて好きです。。死...
      こんばんは、111108さん。

      私もこの話面白いと思いました。
      私は死神たちがCDショップで試聴してるシーンがほのぼのしてて好きです。。死神たちがヘッドホンに手を当てて聞いている姿を想像してしまい、なんか可愛いなあと思いました。
      2022/05/07
    • 111108さん
      メイさんコメントありがとうございます♪

      死神たちがCDショップで試聴してるシーン、とてもいいですよね!普段何の感情もなく平然としてる彼らが...
      メイさんコメントありがとうございます♪

      死神たちがCDショップで試聴してるシーン、とてもいいですよね!普段何の感情もなく平然としてる彼らがうっとり身悶えするなんてかわいらしくて笑ってしまいますね。
      2022/05/13
  • 人間の作ったミュージックをこよなく愛する、死神の千葉。
    調査対象者に接触し、7日間で調査をして「可」か「見送り」かを判断する。可となれば、対象者は8日目に不慮の事故が事件に巻き込まれて死亡する。
    千葉の調査対象者となった6人の最期の7日間にまつわる短編集。

    可か見送りかの基準らしきものは特に示されない。千葉は飄々としていて、調査も私情を交えず淡々と進め、たいていの調査対象者は死ぬ。
    しかし不思議と冷酷さはなく、時に噛み合わない人間とのコントのような会話も面白い。死神はCDショップに入り浸り、ひたすらに試聴をしているという。
    なんだろう、非現実のはずなのに、この地に足のついた感じのリアリティは(笑)。この千葉さん、今まで読んだ伊坂キャラの中でも一番好きかもしれない。

    "人間というのはいつだって、自分が死ぬことを棚に上げている"

    "人が生きているうちの大半は、人生じゃなくて、ただの時間、だ"

    ほんまになー!!笑

  • ミュージック好きで超クールな死神・千葉の話。
    死神は対象者を一週間調査し、訪れる運命の「不慮の死」が相応しいか否かを判断する。
    可と判断が下された場合、8日目が対象者の死ぬ日となる。
    調査対象者の最後の一週間を死神目線で描く。

    殺し屋シリーズといい、伊坂さんは死をタブー扱いせず潔く取り扱うなあ、という印象を改めて持った。

    死神の精度 評価3
    精度は結構いい加減。そのいい加減さが後でドラマを生む。

    死神と藤田 評価4

    吹雪に死神 評価3

    恋愛で死神 評価5
    切ない。泣ける。
    結末は「君の膵臓をたべたい」をどことなく彷彿させる。

    旅路を死神 評価3

    死神対老女 評価5
    ほのぼのとしてる。そして、死神と老女のやりとりがものすごく含蓄がある。死と人生の本質をついていて、なんとも言えないたまらない気分になる。この短編は名作だと思う。
    ー 幸せか不幸かなんてね、死ぬまでわからないんだってさ
    ー (死は)全然、特別なことじゃない。でも、大事なこと
    ー 眩しいのと、嬉しいのと、似てるかも

  • 千葉のような死神が目の前に現れても怖くはないだろう。人間を超越しているのに、人間の理解できない部分もあり、時々会話がぎこちなくて面白い。
    ただ淡々と仕事をこなす千葉、対象者の限られた時間に寄り添う。千葉と関わることで対象者の苦悩、喜びなど様々な感情が濃いものとなる。判断が「可」であっても具体的にどういう最期だったかには触れていない。結局、結果ではなく生き様なのでは。生きてきた年月とかでもなく。
    死神対老女は二度読みした。千葉が仕事をするときは必ず雨。なのに、最後、老女の前では空が晴れる。千葉の調子が狂ったのか。だから老女の望み通りとはいかないのかも。老女の胸の内がわかるだけにラストのシーンには胸を打たれた。
    最期を迎えることについて考えさせられた。自分はもう少し先。と思っていても、生きていれば何が起こるかわからない。そのとき幸せだと思えるよう、もう少し精進しなくては。
    音楽の世界で大成した一恵、良かった。ミュージック好きの千葉の好みで。道はいつ開けるかわからないということですね。
    人間の本質を捉えた名言がたくさん。
    人間というのはいつだって、自分が死ぬことを棚に上げている。
    眩しい時と、笑う時の表情、同じなのだろうかとやってみました。初めて気づいた。

  • 『死神の精度』伊坂幸太郎さん
    【小説より】
    「死ぬなんてことを想像したことがあるか?」
    「ひとって意外に自分が死ぬことを自覚していないですよね?」
    「ひとは、人間のことで悩んだりしていない。
     自分のことで悩んでいるんだ」

    【伊坂幸太郎さんを読む理由】
    主人公とその周りの登場人物が発する言葉が、そのまま通りすぎることができなくて、しみわたってくるからです。

    一言で形容すると「シュール」、日本語の感覚では「切ない」です。

    だから、読み終えると、自然に涙することもしばしばあります。

    【死神の精度】
    (読む前)
    タイトルも装丁も明るくなくて、勇気のいるチョイスでした。

    (読み終えて)
    ハラハラ、ドキドキもなく、登場人物も多くなく、読みやすい内容でした。
    秋晴れの読みものとして⭐️5個でした。

    最後の章で、物語がつながり、涙腺が緩んでしまうのでした。


    • アールグレイさん
      高岡さん★お久しぶりです

      この本は私の積読本。
      棚に飾ってあるのです。もう、読みたい本だらけです。図書館に予約している本の切れた時に家の本...
      高岡さん★お久しぶりです

      この本は私の積読本。
      棚に飾ってあるのです。もう、読みたい本だらけです。図書館に予約している本の切れた時に家の本たちが喜びます。次は何を読むか、??です!
      2022/11/13
    • アールグレイさん
      読みたい本、ということでレビューは途中までしか読んでいません。ごめんなさい(>_<)
      読みたい本、ということでレビューは途中までしか読んでいません。ごめんなさい(>_<)
      2022/11/13
    • 高岡  亮さん
      アールグレイさん
      コメント、ありがとうございます。

      午後の紅茶を楽しみながら、窓の外に視線を預けながら、この本も併せて楽しむと素敵かもしれ...
      アールグレイさん
      コメント、ありがとうございます。

      午後の紅茶を楽しみながら、窓の外に視線を預けながら、この本も併せて楽しむと素敵かもしれません。

      2022/11/13
  • 伊坂幸太郎 著

    続編にあたる「死神の浮力」から…先に読んでしまった自分には、死神の千葉さんはお馴染みって感覚で、読んだ(^◇^;)
    相変わらず、飄々としている。
    クールと言おうか、天然みたいにボケたフリをしているが、この冷静さが死神たる所以か?
    “浮力… の方は長編小説で経緯が順を追って分かる仕組みになっていたが、(確か?サイコパスの犯人との対決、奇想天外なのだけど、かなり長く対象になる者に付き合ってる感じがあった)
    今回は(といっても、前作らしいが…)
    短編集で一編ずつが短いので、サクサク読めるのだが、海外ミステリー調あり、仁侠の世界観あり
    ほのぼの系あり…と多種多様だ!
    短編だからか、結局、[可]と認定するだろうとされていながら、対象者のラストは謎めいて終わる。
    老女じゃないけど、もうすぐ死ぬ時期が迫っていたとしたら、千葉さんに現れてほしいものだと思う。
    もしかしたら、老女のように「人間じゃないでしょ」って言ってしまうかもしれないが…(笑)

    解説の沼野充義さんの言葉には、かなり納得させられた!
    「異化」効果か。なるほど まさしく。
    解説の言葉を抜粋すれば、異化というのはロシア.フォルマリストたちが言い始めて普及した文芸用語だが、要するに、非日常的な視点からものを見ることによって、普通のものを見慣れない、奇妙なものにしてしまうという手法である 
    特にこの手法を得意とする作家に文豪トルストイのことをあげていた。
    私は何だか「他人の靴を履いてみる」って前に読んだ作家の言葉を彷彿してしまった。

    作中、死神は言う
    「人間というのは実に疑り深い。
     自分だけ馬鹿をみることを非常に恐れていて、
     そのくせ騙されやすく、ほとほと救いようがない
     、と私はいつも思う。」 確かに…。
    「死んだ牛はうまいか」の辛辣すぎる言葉は
    「どうして、人間は、人を殺すんだ?」に繋がる
    人間ばなれした非情な存在のようでいて、どことなく人間くさくて、飄々とした感じが、凛としていて魅力を感じる。
    「人間が作ったものの中で一番素晴らしいのは
     ミュージックで、もっとも醜いのは沈滞だ」
    独断的で偏見に満ちた警句を口にすると思えば、
    雪景色を見て「これは美しいな」
    と思わず声にしたり…

    「人間というのは、眩しい時と笑う時に、似た
     表情になるんだな」と学んで面白がる。

    私は、そっかな?と一応眩しい時にする表情を一人で…ひっそり試してみた なるほど…
    自分にとっても、初めての気付きかも(笑)

     やっぱり、流石、伊坂幸太郎さん リアルな辛辣
     な雰囲気を描きつつ、少し心に触れて優しい気分
     になれた。

  • 面白かった〜!!
    人間界に派遣される死神。
    7日間、対象の人間に近づいて死を【可】にするか【見送り】にするかを見極める。
    主人公の"千葉"という男はすごいクールなのに愛着がわく笑
    個人的には【音楽】のことを【ミュージック】って言うのがなんかすごく好き笑

    単に死の判断をするだけじゃなく、それぞれのストーリーも面白い。
    〇〇荘殺人 みたいな妙にミステリーチックなのもあったりして、存分に楽しめた。

    死に近いというか、死そのものの存在?なのかな死神は。
    なのにセリフがちょいちょい生きてるこちらの胸に刺さるようなことを言う。
    それもまた良い!

    【死神】とか、空想っぽいのに現実にありそうな感じなのも良い!

    読みやすいしオススメ☆

    こちらの1冊と出会わせてくださったブク友様に感謝\( ´ω` )/

  • サラリーマンみたいな死神、千葉さんの話。

    人間世界に馴染んでないので、人に少しズレた事を言ったり聞いたりする千葉さん。
    でも、2000年前から死神業はしていたのだから、もう少し馴染んでもいーのではないかしら?と、思いつつもミュージック好きとか何か惹かれるキャラでした(笑)
    真面目な死神(笑)で、キチンと仕事をします。

    何か、あたしの感想だと笑える話みたいになってしまってますね(・_・;

    サラッと読めて面白かったです‼︎

    • アールグレイさん
      こんにちは♪
      お久しぶりです!
      この本は私も読むつもりで、家の本棚にある積読本です。
      フォロワーさんに、伊坂幸太郎さんの本でお薦めをお願いし...
      こんにちは♪
      お久しぶりです!
      この本は私も読むつもりで、家の本棚にある積読本です。
      フォロワーさんに、伊坂幸太郎さんの本でお薦めをお願いしたら、この本と、・・・・浮力を教えてくれました。今は図書館本が怪物のように襲って来ているので当分読めそうにありません。
      (。х_х;)
      2021/09/01
    • あかぴさん
      ゆうママさん
      こんばんは‼︎

      図書館本との戦い頑張ってください(笑)
      浮力...あたしも読んでみます!
      コメントありがとうございました‼︎
      ゆうママさん
      こんばんは‼︎

      図書館本との戦い頑張ってください(笑)
      浮力...あたしも読んでみます!
      コメントありがとうございました‼︎
      2021/09/02
  • 対象の人間を一週間観察し、死んでも良いとする「可」を選ぶか、「見送り」を選ぶか。

    そんな、人間誰しも訪れる死を、仕事として決めていく、死神。それがこの物語の主人公の「千葉」である。

    千葉に限らず、死神は何人もいて、彼らは音楽を聴くのが好きなので、だいたいCDショップで落ち合うことが多い。(ただし、車などの「渋滞」は嫌い。)

    ただ、別にそこから物語が進行するだとか、話がややこしくなったりするわけでもなく、ただ同業者として挨拶する程度。そこが何とも死神らしい。と思ってしまう。(死神らしいって何だ?)

    会ったことも、そもそも見たことすらない憶測上の死神を、こうもリアリティに書く作者の技量に圧倒される。

    ページをめくるたびに、この短編小説のそれぞれの主人公に「何か」を期待しながら、読んでしまう。
    その何かがわからないまま読み進めて気づいたのが、「物語的要素」だった。

    とにかく淡々としている。この話の主人公は死ぬのかな、別の話では生きてほしいと祈りながら読んでも、死神にとってはどうでもよくて、ただの「観察」と「報告」なのだ。

    そして、その人はどう死んでいくのかが語られずに終わる短編もあって、そこがなんとも不気味。でも、なぜか惹かれる。

    内容も面白いけれども、ときどき千葉がぼそっと、借りてきたように話すことがなかなか刺さってくる。

    「あんなにたくさんの人がいて、人間のことで悩んでいる奴は、たぶん一人もいない…自分のことで悩んでいるだけだ。人間のことで悩んではいない」
    「幸せか不幸かなんてね、死ぬまで分からないんだってさ」

    「死神の哲学」を、ぜひご堪能ください。
    この続きは「死神の浮力」で。

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著者プロフィール

伊坂幸太郎
一九七一年千葉県生まれ。東北大学法学部卒。二〇〇〇年『オーデュボンの祈り』で新潮ミステリー倶楽部賞を受賞し、デビュー。〇四年に『アヒルと鴨のコインロッカー』で吉川英治文学新人賞、短編「死神の精度」で日本推理作家協会賞(短編部門)、〇八年『ゴールデンスランバー』で本屋大賞と山本周五郎賞、一四年『マリアビートル』で大学読書人大賞、二〇年『逆ソクラテス』で柴田錬三郎賞を受賞。その他の小説に『クジラアタマの王様』『フーガはユーガ』『ホワイトラビット』『AX』『サブマリン』『陽気なギャングは三つ数えろ』『火星に住むつもりかい?』『重力ピエロ』『グラスホッパー』などがあるほか、阿部和重氏との合作『キャプテンサンダーボルト』、八組の作家による文芸競作企画「螺旋プロジェクト」から生まれた『シーソーモンスター』がある。

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