東大で教えたマネー学 (文春文庫)

  • 文藝春秋 (2008年10月10日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (320ページ) / ISBN・EAN: 9784167746025

みんなの感想まとめ

自己投資や人脈構築の重要性を説く内容が特徴で、著者の主張は橘玲氏や出口治明氏とも共鳴しています。日本人の金融リテラシーが低い背景には、勉強を避ける文化が影響しているという指摘もあり、思考を促す視点が得...

感想・レビュー・書評

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  • 内容としては、橘玲氏、出口治明氏の主張と通じるところがある。自己への投資、働くということ、人脈を作るということ、など。細かい制度の解説などもあるが、そこは読み飛ばしても問題ない。
    これだけまともで真っ当な主張がいたるところで見聞きできる(安価な文庫やWeb)のに、日本人の金融リテラシーはずっと低いまま。根本的に日本人は勉強することを嫌っており、それを望んでいる一部政治家・官僚がいるということか(陰謀?)?

  • p.2008/10/10

  • 105円購入2013-11-28

  • お金にまつわるさまざまなテーマを幅広く扱っており、著者の一人である草間が、ローンや保険、投資といった、これから社会に出て働き始める若者たちにとって必須の知識を簡潔に整理・解説している本です。

    常識的なことも多く、ネット上の適当なサイトでも本書で説明されている程度のことはすぐに学ぶことができるように思うのですが、それでも現代の日本社会で生活をしていく上で必要な知識をまとめてインプットすることができるという意味では、本書のもとになった授業にも一定の意義が認められてしかるべきでしょう。

    ただし、著者自身のやや偏った人生観のようなものが透けて見えてしまうのは、若干問題ではないかという気がします。この点については、随所に挿入された畑村の「聴講記」でやんわりと軌道修正をおこなっているところもあって、何とも言えず残念な気分にさせられます。

  •  確実に儲かる商売とは「投資をする側」ではなく「投資をさせる側」に立つことである。投資評論家が投資は危ないからやってはいけないと本音をいえば、まちがいなく業界から追放されるだろう(P243)

     ゴールドラッシュに沸く西海岸でスコップを売る人が儲けた話しを思い出す。夢を売り、少額でも確かな利益を積み重ねることで巨利を得ることが出来る。昨今のノウハウビジネスってまさにソレ、騙されるより騙せみたいなのってどうかと思う(笑

  • 情報としては少し古い。
    若い人にとって、今の日本での最高の投資方法は自分に投資すること。
    この一言だけで評価4に値する。
    ほしいものを書き出す。それがすべて手に入った時の自分が満足できているか感じる。
    衣食足りて礼節を知る。
    牛乳を飲むより配達をする人の方が健康になる。投資するより投資を促す人の方がもうかる。

  • 金融教育の重要性がようやく一般的に周知されるようになってきているが、「金融教育」の教科書にふさわしい内容ではないかと思う。
    お金は生活をするためには不可欠である。
    であるにもかかわらず、多くが語られていないのは教育という観点からは非常にゆゆしき事態であると感じる。
    詳細は本書に譲るとして、
    つきあいかたという観点で非常に的を射た内容だと感じた。

  • 本書はタイトルの「東大で教えたとマネー学」というから
    どれだけ高度な金融理論が載せられているのかと思ったんですが
    内容は一般教養的なものでした。

    しかし「お金に関する教養」を学ぶには良い参考書ではないでしょうか。

    本書の内容としては
    「稼ぐ」、「使う」、「借りる」、「貯める、備える、もらう」、「増やす、投資する」から構成されています。

    特に私が興味深く読んだのは第三章の「使う」です。

    「交際費(飲み代)と本代は自分を広げるために必要なもの」
    この言葉が意図するのは結局は
    「情報もチャンスも結局は人が運んでくる」という事につながると思います。

    よく「生き金」や「死に金」という言い方をしますよね。
    意味を説明すると
    「生き金」とは使っただけの価値が生じる金
    「死に金」とは使っても効果がなくて、無駄になる金

    自分にとっての「生き金」の使い方を理解して、どれだけ効率よく「生き金」を使えるか
    というのは非常に大切な意味を持つ事になります。

    「あらゆる投資の中で自分に対する投資が一番報われる」という事ですね。

    投資指南本や財テク本はたくさんありますので
    お金を使うという観点からのマネー学としていかがでしょうか。

  • お金に関する実践的なテクニックというよりは、哲学を教えてくれる本。ビジネスを志すにあたっての入門書的な扱いで読むのかよいのかなぁと思いました。面白かったです。

  • 学生時代に読んだとき、非常に基本的なことしか書いていないので面白くなかったが、社会人になってから読むと違った印象と感想を持った。人生設計の入門書としては最適か。

    2011年4月25日 読了4

  • p55 貸すよりあげよう

    p68 自分の生活費を把握して、3年分の緊急生活費を貯めておく

    p133 MBA:MOT(Management of Technology)

    p156 老政治家の最大の関心事は日本の将来ではなく、今度の選挙に当選すること

    p246 キミたちが一所懸命に自分に投資して磨きをかければ日本が再生し、復活することはあり得る。しかし、投資にどんなに一所懸命になっても日本が復活したり再生することはない。

    p296 国が破綻したときに備えて、健康と体力、能力と人的ネットワークを磨くだけだ。そうした財産には財産税はかけられないし、収奪されることもない。

    p303 痛みを避けるために先送りをすれば、先送りした分だけ痛みは激しくなる。

    p307 お金は人間のすべての活動を定量化して、人の動きや人が織り成す社会の動きを説明できる唯一の道具だ。私たちはお金を通じて、人間の本質や社会の本質、行動の原理というものを目に見える形で理解する。

  • お金に関するお話です。
    「経済学」じゃなくて「マネー学」が正しいです。
    お金に関する様々な知識を教えてくれる本。
    稼ぎ方、使い方、借り方、増やし方・・・
    なので、経済学というよりは、より生活に密着したお金の話。
    これだけ知ってたらマネーに関する基礎知識は得られます。
    教養と言った感じ。
    読み易いです。

  • 社会に出る前に知っておいた方がいい、お金に関する常識論についての本。基礎的な知識に関してコンパクトにまとまっている。でも、その割には結構著者の考え方を押し付けてくるようなクセのある内容なので、これだったらハウツー本を買った方がマシだったかなとも思った。
    あと、下記蛇足とも若干関連してくるが、全体的に女の人は読んでて不快になってくると思う。東大って男子校だったっけか?

    蛇足:ボーヴォワールを引きながら、「人は男に生まれない。男になるのだ」から小遣いは多めに持っとかないと真の男にはなれないぞ!と言ってしまう箇所は軽く失笑モノ。こんなことを日本の最高学府での講義で言うとか恥ずかし過ぎる。この程度の教養しかない人がどうやってボーヴォワールという人の名前を知ったのだろうか。安っぽい名言集なんかに頼らずに生きていけるような大人になりたいと思った。


    100円。

  • 東大とタイトルに書いてあるがなんてことないマネーのお話。
    学生の自分には今後お金といかに付き合うか参考になる本である。

    内容についてはまた後日。

  • 王道の内容です。景気が低迷しているこの時期に、今一度、基本を確認して、自分とお金の関係を見直したいものです。図書館予約数は9(08/11/18現在)です。

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