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Amazon.co.jp ・本 (288ページ) / ISBN・EAN: 9784167753054
みんなの感想まとめ
この作品は、日本近代史を新たな視点から捉え、欧米の歴史観に対抗する力を与える内容です。著者は、鎖国時代の経験や西洋化の影響を通じて、日本人が持つ特有の思考様式や社会構造を解説し、個人の自我を取り戻す重...
感想・レビュー・書評
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ヨーロッパ、アメリカ社会が契約、条約、マネーで世界を掌握していったのか。
それに立ち向かうには日本の縦と横の糸を知る必要がある
縦=鎖国時代の基調な経験
横糸=西洋化
物事を決めるのに時間がかかる。コンセンサスが基本。個人が職業を選ぶときも、一生を託す仕事と自覚して時間をかけて決める。なので、会社や組合単位でなかなか合理性を見出すことができない
日本人は言葉で明確かつ簡潔に表現することが苦手。異なる意見を持っている者に対して、冷静に言葉で防衛するという能力を培っていない。
日本人は「大勢追従主義」を手放し、日本人の均質的な行動を手放し、自我をもつこと。
そのために今一度縦糸を見なす必要がある。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
この本がもともと日本人の作者によってドイツ語で書かれたことがまず驚きである。そういう事ができる人だからこそこういう視点をもち、論を尽くせたのだろうと思います。海外で学んだり働く人は必読の書です。
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なんとなく欧米は進んでいて良いものだというイメージで語られがちであるが,まぁなんと残酷な歴史を持っているのだろう。弱肉強食,目的のためには手段を選ばず,生き残りと繁栄をかけてきた民族の子孫だ。繁栄するためには搾取する側に回り,搾取する対象を作る。こんな民族にヘラヘラ追従しているようなら力で屈服させられる。過去に日本は,力の圧倒的な差によって危険にさらされ,彼らの価値観(黄色人種の未開人の異教徒)ややり方(力にものを言わせて屈服させる,動物以下)を学び,戦争を経て,今のフワフワした,彼らの価値観に染まって自国の歴史に根付かない(根付けない)民になっている。もしかしたら,これは彼らの長期的な戦略なのかもしれないと思うと恐ろしい。
読み進めていくうちに「がんばれ日本!」となってくる。欧米列強が平和に過ごしている日本に迫り,いいようにやられ,その後50年かけて状況を改善しようと欧米列強に追いつく。その先は帝国主義に陥り,戦争に負け,美辞麗句の下に拠って立つ歴史や文化の価値を自発的に失うよういいようにやられてしまう。歴史という縦糸が切れてしまえば,時代という横糸で模様は作れない。平和な時代だからこそ,歴史を謙虚に見つめ,次に伝えていく必要があるのだろう。 -
暗澹たる気分 不平等条約の実態。
正論だけに読むのが辛い。自分の無知、
自国への輸入には高い関税で保護
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●「欧米人の『優越意識』に決然と闘いを挑んだ書」とのこと。開国以前の遅れた日本が一足飛びに近代化を成し遂げたのは、江戸時代にはそのための下地がすでにできていた。
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如何に学校で教えられる歴史が事実に基づかないものかという事を嫌と言うほど知らされる本。事実は恐ろしい。
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この著書が凄いのは、ドイツ語で出版されたのが日本での出版より、先だという事だ。日本の事を日本人向けに、いかに我々は優秀な民族か主張する書物は多い。しかし、身内で褒め合って、それが何だと言うのだ。確かに、自虐史観から頭を切り替えるのに、必要な事かも知れない。しかし、一方的な弁論に、偏った頭を真逆に偏らせるだけの結果になりはしないか。
外国人と比べれば、日本人には明らかに特徴がある。良い所も、悪い所も。また、現代の普遍的価値感が確立する以前、人間はかなりの過ちを犯している。過ちの歴史において、日本人の特徴。なるべくして、紡がれた過去がある事を、自嘲せす、誇張せず、我々は認識すべきなのである。 -
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日本人同士が小競り合いを繰り返し、同じ日本人として歴史すら共有できない情況を思えば、松原久子の存在は我々の背に鞭を入れ、姿勢を正さずにはおかない。
http://sessendo.blogspot.jp/2015/07/blog-post_28.html -
内容的には、深めの日本史を世界史に合わせればいいだけの話。
明治維新を担ぎ過ぎた結果、というよりも欧米中心の世界観が正ではないということを改めて感じさせてもらいました。
ただ、終盤に出てくる、南京事件などの記述においては、いくつか『?』が。 -
日本人のすばらしさがわかる一冊です。
日本人であることの誇りを取り戻そう! -
骨太
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欧米人の優越感は、信仰を胸に全世界を発見、征服してきた「偉業」に根ざしている。翻って日本は、開国時と敗戦時の2回、欧米との様々な関わりの中で自らの連続性を絶ち、結果として自信を喪失してきた。しかし日本には、調和を保つ知恵や、庶民の自律性が今もなお残っている。それは地球が狭くなりつつある現代に、もう一度見直されるべきではないか。事象の背景に流れる、人間/民族のありようを見ることが重要。
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日本人として、我々日本人を海外から見る良い機会を与えてくれた書籍でした。
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今や少なからぬ日本人が欧米で、講演、講座、討論会を通じ、「日本」を語っているが、彼らのなかで袋叩きに遭いながら反論し、そして平手打ちをくらうほど日本を弁明した人がいるだろうか。5
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私が不思議に思うのは、ヨーロッパ文化の体面を顕示する際の、あのバランスの欠けた態度である。
自分たちが、自分たちだけが、独創的なのだと主張するあの断固たる態度である。その態度が、私にはどうしても我慢ならないのである。
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国際社会の抵抗を何ら意に介することなく大ドイツ帝国の拡張を始めたことに、日本の軍指導部は魅了された。自分たちにもそれができる、と彼らは考えた。26
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しかし魅惑も恐怖も、誤解に基づいたものなのである。38
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近代化を妨げる恐らく最大の問題は、富の不平等の分配である。43
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ルターがキリスト者の自由を告知した時、彼らの多くはルターに希望を託したのである。農民たちはこの改革者を、夫役と奴隷的状態のくびきからの解放者と見たのだった。61
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十七〇〇年頃には、すでに市場はほとんど飽和状態だったのである。
同時代のヨーロッパには、パリやロンドンなどいくつかの例外を除けば、「都市」はなく(…)交通の便も悪く、自給自足だった。(…)品物は常に不足しており、希少価値を保っていた。85
日本が当時直面していた難題は、イギリスのような原料と製品の不足ではなくて、商品とサービスの過剰供給であった。137
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「ヨーロッパと経済的、外交的な関係を築き上げた日本の今の世代の子孫たちが、果たして百年後に、物質的に今と変わらない豊かさと日本国民としての満足感を維持しながら、精神文化において向上しているだろうか」112
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鋼のように強靭なサムライの精神力といえども、ヨーロッパ人の歴史的に培われたこの力、母国から何千マイルも離れ、三百年という年月をかけて、大文明圏インドの征服を徹底して完遂するという力の前では全くの無力である。170
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まだ欧米の餌食になっていない(…)朝鮮には良質な石炭が豊富にあり、無尽蔵ともいえる鉄鉱石の鉱脈があった。244
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日本人は薬を飲み、直ぐに気分が良くなった。忘れてしまっていた遠い昔に返ったような安心感を味わった。258
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今の日本人が正しく誇りを持つために、読むべき一冊。
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正しい事をある意味、いってるけど感想は
「怒ってますねー」
だね。海外在住が長い人だから身にしみるんだろうね。
いろんな経験が。
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