希望 (文春文庫)

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  • 文藝春秋 (2008年12月4日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (640ページ) / ISBN・EAN: 9784167753221

みんなの感想まとめ

物語は、14歳の少年による老夫人殺害という衝撃的な事件を発端に進展しますが、実際にはその事件は物語の核心ではありません。少年の心の内や行動が描かれる中で、彼が本当に悔いているのか、また周囲の人々がどの...

感想・レビュー・書評

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  • 再読。
    なのに結末が思い出せなかった。そのぐらい複雑な内容だったのか❓
    少年が老婦人を殺して少年院を出、母親の精神状態が不安定でカウンセリングを受けている所から始まる。カウンセラーも心に傷をもち、その友人は歪みをもち癒しを求めている。
    殺人者の家族の心や殺人者の心がどんなのか深く掘り下げた話かと思ったけど、全然違って何故殺したのか分からないと本人は言い、しかも冷静で何を考えているのか分からないと母親は言う。妹も半端な内容で結末を知りたいと読み進めていくけど、残念。。

  • この著者は平凡な人々の心の闇の描写が抜群に上手い。平凡な日常を送ってきた(いる)と客観的には見える人物でも、主観的には事件があり生涯にわたり傷を残している。犯罪者と平凡な人間の境目などないようだ。
    読んでいると、自分自身が平和に日常を送ろうとしていて、敢えて見ないようにしている身近な心の落とし穴を鮮やかに示されたような、寒さを覚える。この著者の心は健康だったのだろうか。未来を諦めたような暗い読後感を覚える著作が多い。
    この本のタイトルを何故こうつけたのかを知りたい。誰かに助けて欲しかったのだろうか。その希望は叶わなかったのだろうか。

  • 登場人物がミステリアスすぎて気持ちを汲み取れないことが多かったです。

    はっきりとした言葉で答えが欲しくなる作品。
    でも理由をしがしてしまうのがダメなのかな??

  • 600頁以上に及ぶ大作。少年期の殺人のシーンをプロローグにスタートし、彼が釈放される前後からのその事件を取り巻く家族、カウンセラー、マスコミ、警察の動きを同時進行で描いたストーリー。
    途中までは楽しく頁を進めることができたが、最後まで読むと、事件の真相(少年の動機)、伏線の回収がほとんどなされておらず、その割にミステリーとは全く無関係の、カウンセラーの恋愛・性的嗜好に多くの頁が割かれ、無駄な内容が多かったなぁ。。。という印象。
    『よくできました殺人事件』の動機を追及すべきときに、少年の美しさに惑わされ、惹かれていくカウンセラー。お粗末な展開でした。

  • 長かった・・・・ 結論は? [BOOKデータベースより] 3人の老婦人が立てつづけに惨殺される事件が発生、犯人は14歳の少年だった。5年後、少年院を退院した彼が何者かに襲われる。殺人犯の息子を恐れる母、その母親を担当する女性カウンセラー、事件に関わりつづける刑事と雑誌記者、そして少年と同世代の被害者の孫たち…事件周辺の人々の心の闇が生んだ慟哭のミステリー。

  •  読了。

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