超・格差社会アメリカの真実 (文春文庫)

  • 文藝春秋 (2009年2月10日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (352ページ) / ISBN・EAN: 9784167753504

AIがまとめたこの本の要点

プレミアム

みんなの感想まとめ

アメリカの社会構造や経済の実態を深く掘り下げた本書は、特権階級から貧困層までの階層の違いや、富の偏在のメカニズムを明らかにします。著者は、アメリカの歴史的背景や政策、教育問題に焦点を当て、特にウォール...

感想・レビュー・書評

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  • アメリカの社会構造の真相が理解できて、今のトランプ現象の背景を学べる良本。

  • 米国系外資系企業に長年いて、米国についてはある程度理解していると思っていたが、この本を読んで殆ど理解していなかったことに気がついた。
    よく米国は10年後の日本の姿という人もいるが、まったく違う社会であることがよくわかった。米国の資産格差の実態、その格差の歴史的な分析、リーマンショック、米国の公教育、米国人のメンタリティ、シリコンバレーの働き方など、興味深い話題が満載の良書である。是非一読をお薦めする。

  • これ面白いね。堤未果さんの本は、貧乏人はまともな治療一つ受けられないとか格差そのものを描いていたけど、こっちはアメリカ社会の生い立ちから今に至るまで、なぜこのような社会になったかを重層的に分析してる。メイフラワー号の時代から貧富の差がめちゃめちゃ激しい国だったことがよくわかる。

  • 僕が感じていたアメリカ社会のイメージや、アメリカで働いている同僚たちを見て思うことを、ズバッと突いているような内容で、面白かった。今まで、アメリカの歴史をまじまじと学ぶ機会もなかったし、それが政治や経済ということだけでなく、権力という角度から見たことはなかったので、それも面白かった。

    格差について書いている本を読むと、じゃあどうしたら良いの?という部分については、僕はなかなか「これ」って議論に辿り着けない。格差の議論には教育の問題が関係し、世代を継いでいくことも多いからだと思う。生まれながらに不平等という現実、例外的なアメリカン・ドリームはあってもそれは統計的には小さな可能性でしかないという現実。これらのことと、一国の中での格差ではなくって、生まれた国や時代によって受ける苦難の違い、が重なって見えるからだろうか?もっとも、この議論、本来は価値観の違いによって何が良いかも変わってくるので、一概に「これはいい、あれは悪い」などとは決め付けられないが・・・。

    アメリカが移民社会であり、クリエイティブを賞賛し、それを効果的にさせる仕組みを作っている、というのも面白い部分であった。「バックグランドが全く違う」人たちを集めるために、「集団の目的を明確化」し「プライバシーを尊重、つまり余計なことには触れないルール」があって、「広くかつ薄い人間関係に集約される」というのは、ある意味、僕が会社でチームで率先していることと極めて近い。

    薄い人間関係という言葉は、ショックを覚えるが、実際に言われてみるとその通りだ。濃いことが良い思う人もいるけれど、仕事という機能性が優先される世界の中で、そのことが負担になってはいけない。一方で、バックグラウンドが違うことを存分に楽しめるのも、こういう組織の強みだ。考えもしなかったアプローチ。異なる性格。もちろん専門性。。。

    一方で、人間は社会的な生き物でもあるから、人間関係という面についてはどこかでバランスを取らないといけないと思う。仕事に没頭してしまう人は、自ら注意しないといけない、などと思った。

    僕のブログより:http://d.hatena.ne.jp/ninja_hattorikun/20071109/1256430639

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