あめふらし (文春文庫)

著者 :
  • 文藝春秋
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本棚登録 : 679
レビュー : 53
  • Amazon.co.jp ・本 (233ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784167753719

感想・レビュー・書評

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  • 再読。

    単行本の装丁もきれいでしたが、
    文庫の表紙の色遣いがすごくすきです。

    わりとあやかし要素が強すぎて、
    ちょっと読みにくいかなと思いますが。

    「よろづ春夏冬中」と合わせて読むと、
    わくわくします。

  • BL設定だけど、要素はない

    怪しげな何でも屋でアルバイトしている市村は、社長からお前のタマシイを捕まえてると脅され(?)、現実か幻か分からないアブナイ仕事を押し付けられて…。

  • 成行き上、うずまき商會という怪しげな会社で働くことになった市村。社長の橘河はどうにも信用がならない雰囲気で、同僚の仲村には嫌われているように思う。本来ならとっととやめてしまいたいところなのだけれど、止むにやまれぬ事情でそうも出来ない。
    仕事に出かけるたびに不思議な空間に入り込む市村だが、本人だけがそのことに気付いていない。

  • 魂の話、でいいのかな。わかったようなわからないような。時代を超えていくのは面白かった。
    魂戻ってきてよかったね。

  • 最初から最後までもろBLだった。知らずに読んだので驚いた。BLはあまり得意ではないけど、面白かった。
    わかったようなわからないような、文体も含め、夢うつつのまま流れるような。もっと知りたいなぁ、この世界観、と思っているうちに終わってしまったが、消化不良ではなく、勿体ないから、わからないまま取っておこうと思えた。

  • 雨が艶っぽさを増す

  • 直截的でなくても伝わってくる感じとか、答え合わせのようなはっきりした説明がないのも癖になる。

  • 長野さん独特の耽美で瀟洒な不思議の世界の中でも特につかみ所がないというか、深く考えず、この雰囲気の中に漂えば良いのだろうね。ストーリーの中で唐突に出てきた“鷹司”という覚えの無い名前に戸惑いましたけど、仲村の身体の元の魂の人(橘河の義理の息子)?という事でしょうか?まるでいつ終わるか分からない長雨の中に佇むようなお話でした。

  • 妖かし相手の商売を営むウヅマキ商會。社長の橘河、部下の仲村、橘河にタマシイを拾われた市村の三人が遭遇するおかしな仕事描いた連作短編集。

    死んだ人間の体を次々に乗り移って生きている男が、ある日仲村という男のからだを乗っ取ってしまう。
    偶然借りたアパートの大家である橘河と出会いがプロローグ。

    メインは蛇のウロコを持つ市村で、橘河に弱みを握られ不承不承妖かしたちの相手をすることになる。

    ホラーテイストのファンタジー。
    相変わらず流麗な文章だけれど、少し抽象度が高すぎた。もう少しメリハリの効いた物語の方が好み。

    http://www.horizon-t.net/?p=1021

  • ほの暗さと、目に見えない妖しいものに隙を窺われている様に感じて背中をおぞおぞさせながら読みました。

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著者プロフィール

長野まゆみ(ながの まゆみ)
1959年東京生まれの小説家。女子美術大学卒業。1988年『少年アリス』で文藝賞を受賞。2015年、『冥途あり』で泉鏡花文学賞、野間文芸賞を受賞する。『新世界』『となりの姉妹』『箪笥のなか』『よろづ春夏冬中』『メルカトル』『カルトローレ』『45°』『ささみみささめ』『兄と弟、あるいは書物と燃える石』『フランダースの帽子』『左近の桜』シリーズなど著書多数。

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