素顔のスターとカンパニーの物語 闘うバレエ (文春文庫 さ 48-1)

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  • 文藝春秋
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  • Amazon.co.jp ・本 (303ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784167753740

感想・レビュー・書評

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  • 初読

    日本のディアギレフこと東京バレエ団の佐々木忠次さんの
    回顧エッセイ。

    大晦日ちょっと前からチラチラ読み始めて、
    ギエムのボレロカウントダウンの勢いで読了!
    バレエにはまったく暗いので、
    出てくる人物もチラチラ知ってるくらいだったけど
    三島やギエムや学会やwなかなか面白い箇所もありました。

    バレエを見るようになってから読めばもっと楽しめただろうなー

  • 東京バレエ団を設立し育て上げた佐々木忠次さんの回顧録。常に世界を意識して、世界一流のバレエ関係者と交流を広げて東京バレエ団に連れてくる。こうしてバレエ団が育っていったのかと納得。今や日本のダンサーは世界上位レベルですが、佐々木さんのような人がいたことで今の日本のバレエがあるんですね。

  • 東京バレエ団創設者の創設から現在に至るまでの紆余曲折をまとめた本。

    バレエにちょっと興味があります、くらいのレベルだと、何の話だかさっぱり分からない。
    次々とダンサーの名前が出てきて、彼らに対するエピソードが沢山書かれているので、バレエファンには面白いのかもしれないけれど、ギエムぐらいしか分からない俄かファンには意味不明だった。残念。

  • 2011.1.14 紹介
    2011.2.9 紹介

  • 「日本のディアギレフ」と呼ばれる、東京バレエ団主宰の佐々木忠次さんの自伝。1960年にバレエ団を引き継いでから現在までの、日本のバレエ界の裏表をいろいろなエピソードをまじえ語ってくれています。

    ベジャールと東京バレエ団との密な関係、バリシニコフの亡命、ドンの死、振付家とダンサーの関係、日本人の体型や「お稽古ごと」の延長にすぎない日本のバレエ教室への不満、ダンサーとは、バレエとは・・・思いつくままにつづられた、密度の濃いバレエへの思いと思い出がダダダーっと流れ込んできます。バレエファンなら必読ではないでしょうか。面白かった。

  • こんな本だったか。ただし、ただのインプレッサリオの回想録と言うなかれ。この人がいなければ、これほど著名なバレエ団が数十年も前から来日公演をすることはなかっただろう。
    12月27日、羽田から出発した飛行機の機内で読み始めた。数時間後読了。時間があればいくらだって本なんて読めるんだ。
    バレエまた見に行きたいなあ。もちろんヨーロッパで。真剣勝負で観ていたバレエ鑑賞のことを思い出して、無性に欧州に行きたくなった。

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