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Amazon.co.jp ・本 (256ページ) / ISBN・EAN: 9784167753948
みんなの感想まとめ
ヴァイオリンへの深い愛情と、天才の裏にある人間らしさが描かれています。著者は、自身の成長過程や影響を受けた人々との出会いを振り返りながら、特に小学生時代の素晴らしい仲間や先生との関係を大切に思っている...
感想・レビュー・書評
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千住真理子さんはわづか2歳3ヶ月でヴァイオリンを始めました。一般的にヴァイオリンの習ひ始めは早いのださうですが、それにしても早い。
大学時代に一度挫折を経験しますが、あることをきつかけに再びヴァイオリンを手にします。このくだりは感動的な話になつてゐます。
読む前は、人気ヴァイオリニストの気軽な身辺エッセイなのかなと思つてゐましたが、読み進むほどに、おほげさに言へば「自分の存在意義」みたいなものを感じさせるのであります。
わたくしも10代-20代の頃は、お金が欲しいとかモテたいとか、今思ふと刹那的なことばかり考へてゐたやうな気がします。しかしそれなりに年をとりますと、やはりそれ以上に「自分はこの世の中でどれだけ役に立つてゐるのだらう」なんてことを勘考するのであります。せつかく生れたからには、なるべく人の為になる生き方をしたい。
さういふ覚悟あるいは勇気を貰へる書物と申せませう。
といつて、堅苦しい本ではございません。家族との関係や演奏旅行の光景など、素顔を飾ることなく開陳してゐます。個人的には、駅弁を掻き込んでしやつくりが出さうになりお茶を飲む千住真理子さんがチャアミングだと思ひました。
精神的に壁にぶち当たつてゐる、と感じる方には特に一読をお薦めするものであります。
では、ごきげんよう。
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本当にヴァイオリンが好きだってことがにじみ出ると思う。それでいて、天才と呼ばれる人の、裏側の人間らしさもよく出てる。
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千住真理子さんの新たな一面二面、三面を知ることができました。
印象に残ったのは、素晴らしい仲間と先生に恵まれた小学生時代、しかし読者に、慶応幼稚舎に入ることが全ての人に全ていいというわけではなく、それぞれにとって、大事な環境というか、出会いというか、そういうものがある、ということを述べていたこと。そして、千住さんも、大変なことを経験してきているということ。
私も、これまでのこと、これからのこと、
感謝と成長を胸に歩んでいきたい。 -
ご両親は偉い。
よくぞ復活出来たものだ。奇跡だと思う。
彼女の演奏も素晴らしいです。 -
基本的にはエッセイ集なので、
音楽や人生についてのことがテーマごとに書いてある。
読むと、まずとても頭の良い人だということがわかる。
文章は読みやすいし、しっかり思いも込められている。
千住真理子さんのファンでなくとも、
音楽好きや何かに打ち込んでいる人なら共感できる部分はあるんじゃないだろうか。 -
仲のいい家族だな、と思う。
読んでていい気分になる。
実際に演奏も聴いてみたい -
17歳でパガニーニ国際コンクール最年少入賞を果たし、「天才少女」 と騒がれた千住真理子さんのエッセイ集。おもちゃ箱の中から初めてヴァイオリンを 取り出した2歳の時から、ストラディヴァリウスを手に世界中で活躍する今日までのことが書かれています。 私たちが気軽に楽しめる彼女の優雅で美しい音楽は、想像以上の努力と苦しみの果実だったことを、 改めて気づかされました。 寝ている時と食事をしている時以外のほとんどを練習に費し、 真摯に、音楽とヴァイオリンと向き合う彼女だからこそ、「バッハとの会話」「音に心を」 といった発言ができるのだな、と感じました。このエッセイを読み終わった後には かなり練習意欲が沸いてくると思います。
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バイオリニスト千住真理子が生まれるまで、そして現在にいたるまでの様々な苦労、家族との交流、演奏活動やボランティア活動などについて書かれているエッセイ。
幼くして天才バイオリニストともてはやされた彼女が、二十歳位にヴァイオリンを手放すほど追い詰められる。
「誰かに必要とされている」と感じる事で立ち直って行くたくましさがあって良かった。 -
慶応大学哲学科の彼女がどのように音楽と係わっていったか、その考え方には賛同できることが多い。
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どうも自分と似たところがあるような気がしてしまった。
「マリコ」という名前のせいだ。 きっと。
千住真理子の作品
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