信長の棺 (下) (文春文庫)

  • 文藝春秋 (2008年9月3日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (320ページ) / ISBN・EAN: 9784167754020

AIがまとめたこの本の要点

プレミアム

みんなの感想まとめ

歴史の裏側に迫る本作は、本能寺の変を中心に織田信長を取り巻く人々の複雑な思惑を描き出しています。多様なキャラクターが絡み合う中で、信長の死の真相に迫るストーリーは、読者に新たな視点を提供し、歴史の一幕...

感想・レビュー・書評

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  • 信長の棺、再読完了。

    本能寺の変、その裏の出来事を描き切ったこのお話を読んで、なるほど、本当にそうだったのかも、と思い込んでる自分がいます。

    信長公を取り巻く、武将や公家、宣教師など、いろんな人の思惑が入り組んでいたらしいですね。まあそうだよね、良くも悪くも時代を動かしていた権力者がたった一夜でその消息を絶ったのだから、裏にはいろんなことがあったことでしょう。
    いろんな憶測が生まれる中、この本で描かれた真相は、確かにありそうだと思わせてくれました。

    ただ、謎を解き明かすきっかけとなった女性との関係性には、正直ちょっと馴染めませんでした。太田和泉がいかにいいオジだったとしても、ちょっとなんか…w

  • 上巻が面白かっただけに、下巻で肩すかし喰らった気分。なかなか真相には辿り着けないし、辿り着いたとしても何かイマイチ動機が弱いように思える。
    あと、太田牛一の色恋沙汰?みたいなのしょっちゅう入れる必要あるのか。といった具合。

  • 戦国時代最大の謎に挑む過程で語られる史実(桶狭間の戦い、中国大返し等)に対する著者の視点は作中では非常に説得力があり、新たな見識で本作を楽しめる事が出来た。

    肝心かなめの信長の遺骸の謎。

    本能寺から続く地下道。

    「信長公記」を中心とした史実と著者の推理に秀吉の謎。

    本作では一定の答えを見出した。

    機会があれば著者の《本能寺三部作》の残る2作である「秀吉の棺」「明智左馬助の恋」も読んでみよう。

    おそらく、三部作を読み終えた時には今と違った景色が見える。


    説明
    内容(「BOOK」データベースより)
    なぜ信長の遺骸はいつまでたっても見つからないのか。光秀はなぜ戦勝祈願の連歌を詠んだのか。秀吉の「中国大返し」はなぜ可能だったのか。丹波を訪れた太田牛一は、謎の美女、多志に導かれ阿弥陀寺、本能寺、丹波を結ぶ“闇物語”のとば口へと足を踏み入れる。驚天動地の歴史ミステリーいよいよクライマックスへ。
    著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
    加藤/廣
    1930年東京生まれ。都立新宿高校から東京大学法学部に学び、54年に中小企業金融公庫に入庫し、京都支店長、本店調査部長などを歴任。山一證券に転じ、同経済研究所顧問、埼玉大学経済学部講師などを経て、中小企業やベンチャー企業のコンサルタントを務めるかたわら、ビジネス書の執筆や講演活動を行う。2005年に構想15年の書き下ろし長篇『信長の棺』で作家デビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

  • 家に向かえた多志の故郷参りから、秀吉が丹波者であったこと、桶狭間の策謀が明らかになり、本能寺から南蛮寺に続く地下道、秀吉の策謀など伏線が色々あって面白く読めた。

  • 本能寺の変の謎が明らかに…てかこれが織田信長の死の真実なんでしょうか?歴史に疎くてホントのところは知らないのですが、物語としてこの結末には納得。太田牛一をこの本で初めて知りましたが、信長に惚れ込んでるところが凄く高感度高いです。ロイヤリティの高い…日本人ですねー

  • 信長の謎に迫るのは面白かったけど、物語としては中途半端なところがあるかもしれない。

  • ミステリーとしての面白さが盛り上がってきた上巻に対し、一人の僧侶の告白でほぼすべてが解かれてしまう最後の展開ははやや雑な印象。その僧侶を紹介することになるうんと年下の美女との交情も、都合がよすぎて俗っぽい。点数は上巻との総合評価ということで。

  • 結論を結構引っ張ったわりには、秘密の地下トンネルを利用しての説明は、稚拙に思えてならない。本能寺の変の後、三日間捜索した明智左馬之助が、トンネル一つ発見できなかったとは思えないからである。
    また、遺体の行方に関しては不明だが、動機としては、明智憲三郎氏の「本能寺の変 431年目の真実」が最も合理的で、真実に近いように思う。

  • 戦国時代もの好きにはたまりませんな。
    …という以上でも以下でもなかった。
    島田荘司の写楽ものもそうだったが、歴史の謎解き系の小説は、自説の主張と小説としての面白さとを両立させるのが難しそうですね。自説が主人公になってしまっている時点で、人物たちや物語は二の次ということになってしまう。私の趣味としては、フィクションとわり切って多少無駄に英雄化されていようとも、心情描写とかがっつりしてくれちゃうほうが好きかな。と、気付きました。司馬さんの国盗り物語おもしろかったなー、などと違う男の夢を見る的なことを思ってしまった。
    とは言いつつ、陰謀説とか、実は生きている説とか、実は誰は誰の子説とか、気にはなっちゃうのよね〜、で、それを新書なんかで読んでも楽しいかどうかわからないのよね〜。読み手としてもどっちを求めているのか決め切れない!どっちも欲しい!

  • 8/7〜8/8

    老人と若い女がそういう関係になった時点でちょっと無理だった

  • 背ラベル:913.6-カ-2

  • 信長の遺体は何処へ?・・・本能寺の変の真相に迫る!
    ゆっくりと流れる時間の中で、焦りながらもゆっくりゆっくりと進んでいきます。
    どうなの?て思いで、手が止まらなかった。
    なかなか面白かったです♪ まな

  • 上巻の勢いそのまま下巻に入りましたが、あっという間に読み終えてしまいました。信長の最後も新たな視点で書かれていて面白く、また太田牛一視点で物語に入り込みやすかったので、最後牛一が信長と空想で対話する場面は込み上げるものがありました。濃密な歴史ミステリーに出会えて本当に良かったです。

  • 信長の遺骸はどこへ行ったのか、下巻にて種明かしがされたが「ふーん」という感じに終わってしまいました。

  • 信長の遺体がどうなったのか?のクライマックス。
    歴史ミステリー小説と言われるのも頷ける。
    主人公の太田牛一の人間臭さと読者がオーバーラップするように自分はあらゆる場面で感じた。
    中小企業ビジネスの専門家なる故のキャスティングだと考えた。

  • 織田信長の生涯を後世に残したいと考える隠居した筆奉行の話。

    執筆中に本能寺の変があり、執筆も滞る。

    しかも織田信長の遺骸が見つからないという。

    信長記の執筆と遺骸を探して、織田信長の最後をどのようであったかを知る歴史小説。

    主人公牛一の活躍が面白い。

    歳をとっても生きがいがあれば元気でいられるということが理解できる物語でした。

  • 本能寺の変と信長の死をめぐる歴史ミステリー。
    信長の伝記作者である太田牛一が信長の遺骸を探る過程の視点を通じて、明智光秀の謀叛に至る背景、豊臣秀吉の出自、織田信長の世界観、桶狭間をなしえた背景、様々な歴史の裏事情が明らかになっていきます。
    エンタメとして楽しく読了。

  • 丹波、阿弥陀寺などすべてが繋がり本当に痛快な歴史小説だった!

  • 上巻に記載

  • 前半から後半に行くにつれて、ミステリー要素が強くなり、歴史物から離れてしまった感。

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著者プロフィール

加藤 廣(かとう ひろし)
1930年6月27日- 2018年4月7日
東京都生まれ。東京大学法学部卒業後、中小企業金融公庫(現日本政策金融公庫)に勤務し、調査部長などを歴任。山一証券経済研究所顧問、埼玉大学経済学部講師を経て経営コンサルタントとして独立し、ビジネス書執筆や講演活動を行う。
50歳頃から、人生を結晶させたものを残したいと考えるようになり、歴史関係の資料類を収集。2005年、『信長の棺』で作家デビュー。当時の小泉純一郎首相の愛読書との報道があって一気にベストセラーになり、高齢新人作家としても話題になった。のちに大阪経済大学経営学部客員教授も務めた。
『秀吉の枷』『明智左馬助の恋』を著し、『信長の棺』を含めて本能寺3部作と称される。ほか『水軍遙かなり』、『利休の闇』。その一方で『戦国武将の辞世 遺言に秘められた真実』、『意にかなう人生 心と懐を豊かにする16講』など歴史エッセイや教養書も刊行を続けていた。

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