まほろ駅前番外地 (文春文庫)

著者 :
  • 文藝春秋
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本棚登録 : 5016
レビュー : 476
  • Amazon.co.jp ・本 (299ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784167761028

感想・レビュー・書評

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  • まほろシリーズ第二弾。
    今回は多田と行天というよりも、彼らの周りにいる人々にスポットを当てたような作りになっていました。
    前作に比べて二人の魅力があまり出てなく少し残念でしたが、終盤の方で多田に芽生えた恋心や、行天の心に抱える闇が少し顔を出してきて、続きが気になる終り方でした。

  • 続刊も面白く読む。
    行天が少し人間っぽくなってきた。
    ゆるーく続く限り、読み続けるのかな。

  • テレビで見る前に、原作を!!ってなことで、前作を読んでから随分たったので、内容は繋がっている部分が多いんでしょうけど、思い出せず。。前作読み直してから、読んでもよかったな。まぁ、今回もほのぼのとって感じかな。

  • わたしも曾根田ばあさんの若かりし日がよいと感じた。
    最後の話しでは、多田と行天の次に続く伏せんなのか。

  • 実写版しか観たことのなかったまほろシリーズですが初めて手に取りました。
    実写版から入った身として率直な感想は、まず読み始めてすぐに活字から現れる行天の姿がそのまんま松田龍平で「成る程!」と納得してしまいました。
    便利屋という職業自体、名前は聞いたことがあっても実際に利用したことも見かけたこともないのですが
    「便利屋」だけに専門家に頼む程のことでもないけれど手を借りたい、というような依頼も多く描かれていて面白かったです。
    本作には実写版で好きだったキッチンまほろの話も入っていて、ほっこりしながら楽しめました。

  • まほろ駅前シリーズ2作目。ほのぼのとした物語集。とてもリラックスした気持ちで読めた。特に良かったのは「岡夫人は観察する」

  • 長らく積読本になっており、本作を読むために改めて本編「まほろ駅前多田便利軒」を復習用に読み返した次第。スピンオフ作品と謳われているものの、実際はスピンオフ四編+新エピソード三編の計七編から成る実質的な続編である。全編一貫して主人公・多田視点を貫いた本編から一変し、本編の各エピソードに登場したサブキャラクター達の視点で展開されるエピソードは設定の後付け感が気になるものの、キャラクター小説としての外連味は健在で中々楽しめた。行天の熾烈な過去を垣間見せる結末といい、やはり完結編である次回作も読むしかなさそうだ。



  • 前作『まほろ駅前多田便利軒』のスピンアウトもの。
    六つの短編集。
    西東京最大の歓楽街まほろ町。ま、言わずもがな町田ね。前作では、主人公の多田の目線を通して語られたが、本短編集では前作の脇役達の目線で紡がれる。
    中でも、曽根田のばあちゃん編は中々良い。
    町田にまだ、原町田駅があって、今の仲見世商店街が戦後の地元の最新のアーケードだった頃が描かれ、ばあちゃんの一代恋愛記が語られる。
    牧歌的な香りが漂うシリーズ。そんな中でも真理を突く台詞にはっとする面も。

  • 多田と行天のまほろ駅前番外編。
    愛すべきキャラの脇役たちを真ん中に添えたドタバタ活劇と思いきや、最後の「なごりの月」で行天の暗い一面が露出され、次作へと引き継がれる。行天の過去にはいったい何があったのか?そして多田との関係はどうなるのか?

  • 東京都南西部最大の町・まほろ市の駅前で便利屋を営む多田と、高校時代の同級生・行天。汚部屋清掃、老人の見舞い、庭掃除に遺品整理、子守も料理も承りますー。多田・行天の物語とともに、前作でお馴染みの星、曽根田のばあちゃん、由良、岡老人の細君が主人公となるスピンアウトストーリー七編を収録。

著者プロフィール

三浦 しをん(みうら しをん)。
1976年、東京生まれの小説家。出版社の就職活動中、早川書房入社試験の作文を読んだ担当面接者の編集者・村上達朗が執筆の才を見出し、それが執筆活動のきっかけになった。小説家の専業になるまで、外資系出版社の事務、町田駅前の古書店高原書店でアルバイトを経験。
2006年『まほろ駅前多田便利軒』で直木賞受賞。2012年『舟を編む』が本屋大賞に選ばれ、翌年映画化された。2015年『あの家に暮らす四人の女』が織田作之助賞受賞。また、『風が強く吹いている』が第一回ブクログ大賞の文庫部門大賞を、2018年『ののはな通信』が第8回新井賞を受賞している。
Cobalt短編小説賞、太宰治賞、手塚治虫文化賞、R-18文学賞の選考委員を務める。最新刊に、『愛なき世界』。

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