まほろ駅前番外地 (文春文庫)

著者 :
  • 文藝春秋
3.82
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本棚登録 : 5063
レビュー : 479
  • Amazon.co.jp ・本 (299ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784167761028

感想・レビュー・書評

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  • 先日読んだ狂想曲の前日譚。読む順番が逆だった。
    狂想曲に繋がるストーリーがちらほらあるから、セットで読まれるべき。
    また狂想曲読みたくなった。

  • スピンオフ的な作品


    こちらも面白かった!


    次作も期待!

  • 曽根田のばあちゃん最高

  • 星くんと岡夫人の回がグッとくる

  • 番外地とあるが、二人の日常をオムニバス形式で切り取った感のある作品。
    便利軒で明らかとなった二人。多田があきらめ気味に行天を受け入れているようで、実際はすっかりなじんでいる風がいい。
    お見舞いの代行では曾根田のばあちゃんがボケはどこへやら、なかなかのロマンス話を二人の名前を借りて語っていたが、それぞれの特徴を捉えているようで面白かった。
    また、バスの時間を見張る仕事では、そこの奥さんの視点で二人を分析したりとなかなかに面白い。
    そのほかにも星や他の登場人物の視点で二人の人間像を浮かび上がらせる。
    最後の子守やバスの監視では、行天の過去とトラウマに迫る内容で興味深い。
    いずれにしても軽く読み進められる本であることは間違いない

  • 本編は朝の出勤前に読了。昼休みに解説を読み終え「読んだ本」とする。番外地は脇が主になるのかと思ったのだが、星のエピソード以外は多田・行天の存在感が大きい。「思い出の銀幕」がフワフワしていて良かった。解説でもあった『一生、あの気持ちを知らずに……』のフレーズは私も使わせてもらおうかと思う。

  • 2017.6.3 再読
    2017-27

  • 今回は、いろいろなひとたち目線のお話が多くて、よりいっそう便利軒ワールドが濃く深くなった。本編では大して気にもしていなかった星くんが意外なキャラで、まだ二十歳なんだよなぁ、とかわいく思ってしまったり。立派な犯罪者だけど。
    個人的にお気に入りだった岡さんの奥さん目線の話がいちばん客観的で優しくて、好きだった。

    この先、行天の闇をつついて深めてほしいようなそこはこれ以上つつかずユルさを保ってほしいような、ビミョーな読後感。
    長く続くなら、このユルさは貴重だよね。

  • 前作の番外編、つまり前作でお客さんだった人が主人公であったりした。全7作の短編集。人生はいろいろ、そうつくづく思う内容だ。

  • このユルーイ感じが好き。

    読んだ!って達成感があるわけでなし、
    泣ける!って感動があるわけじゃないけど
    このダラダラ感がたまりません。
    (全くもって褒めてねー...気がする)

著者プロフィール

三浦 しをん(みうら しをん)。
1976年、東京生まれの小説家。出版社の就職活動中、早川書房入社試験の作文を読んだ担当面接者の編集者・村上達朗が執筆の才を見出し、それが執筆活動のきっかけになった。小説家の専業になるまで、外資系出版社の事務、町田駅前の古書店高原書店でアルバイトを経験。
2006年『まほろ駅前多田便利軒』で直木賞受賞。2012年『舟を編む』が本屋大賞に選ばれ、翌年映画化された。2015年『あの家に暮らす四人の女』が織田作之助賞受賞。また、『風が強く吹いている』が第一回ブクログ大賞の文庫部門大賞を、2018年『ののはな通信』が第8回新井賞を受賞している。
Cobalt短編小説賞、太宰治賞、手塚治虫文化賞、R-18文学賞の選考委員を務める。最新刊に、『愛なき世界』。

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