Op.ローズダスト 上 (文春文庫 ふ 27-1)

著者 :
  • 文藝春秋
3.85
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本棚登録 : 970
感想 : 73
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  • Amazon.co.jp ・本 (439ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784167763015

作品紹介・あらすじ

都心でネット財閥「アクトグループ」を標的とした連続爆弾テロ事件が発生した。公安の並河警部補は、防衛庁から出向した丹原三曹と調査に乗り出すが…。『亡国のイージス』『終戦のローレライ』など、読者を圧倒し続ける壮大な作品で知られる著者が、現代の東京を舞台に史上最大級のスケールで描く力作長篇。

感想・レビュー・書評

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  • 亡国のイージスよりも好きかなと思います。
    映画化とかないですかね。

  • 感想は下巻で!

  • 上巻読了。続きが気になる終わり方。面白いかどうかはまだ何とも言えない。

  • 小説

  •  

  • 都内である会社の役員が爆殺される。
    テロか?私怨か?
    様々な憶測が世間を飛び交う中、警視庁公安四課の西川の前に凄まじい戦闘能力と怜悧な頭脳を持つ少年丹原が現れる。自衛隊から派遣されてきたという彼はテロリストグループと浅からぬ因縁があるようで…

    ストーリー自体は面白いが、いかんせん軍事ネタというか、ミリタリー系の描写が長く、読むのに根気がいる。

  • 状況の説明が詳しいので、テンポの早いシーンをテンポよく読めないのが辛いとこだ。つい飛ばし読みをしてしまう。2度目をゆっくり読もう。

  • 4

  • 面白かった
    バトルエンターテイメントストーリー
    福井ワールド全開の物語
    いつものとおりダイスが出てきます。

    全3巻の上巻です。
    まず、全三巻は長い!ただでさえ福井ワールドは文章が硬くて読みにくいのに、これはつらい。
    なかなか読み進むことができません。
    上巻では物語の基点として、アクトグループが標的とされる爆弾テロ勃発。そのテロの調査にあたるのが人生をあきらめているような公安の中年警部補並河と過去を持つ青年丹原。
    そしてテログループ(ローズダスト)は丹原の過去仲間。
    テロの目的は何なのか?
    何が彼らを分けてしまったのか?
    過去の事件は何なのか?
    など気になりながらも話が展開していきます。
    この中年と若者のコンビが日本を救う、いつもの展開です。
    いつもどおりのメッセージ性で日本の現状を憂い、さらに警察、防衛庁、公安のこれでもかという組織の壁をあらわします。
    しかし、これも最終巻に向けての布石です。
    上巻ではテロリストも含めた彼らの過去を描くことによってより、人間味を理解していくことができます。
    そして並河の娘も登場。娘と並河によって丹原青年がしっかり成長していくさまが感じられます。

    つづく

  • 最後は台場が舞台の活劇。身近な場所が爆発で壊されていく過程に引き込まれた。

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著者プロフィール

1968年東京都墨田区生まれ。98年『Twelve Y.O.』で第44回江戸川乱歩賞を受賞しデビュー。99年刊行の2作目『亡国のイージス』で第2回大藪春彦賞、第18回日本冒険小説協会大賞、第53回日本推理作家協会賞長編部門を受賞。2003年『終戦のローレライ』で第24回吉川英治文学新人賞、第21回日本冒険小説協会大賞を受賞。05年には原作を手がけた映画『ローレライ(原作:終戦のローレライ)』『戦国自衛隊1549(原案:半村良氏)』 『亡国のイージス』が相次いで公開され話題になる。他著に『川の深さは』『小説・震災後』『Op.ローズダスト』『機動戦士ガンダムUC』などがある。

「2015年 『人類資金(下)』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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