- Amazon.co.jp ・本 (262ページ)
- / ISBN・EAN: 9784167768010
感想・レビュー・書評
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占い師の仕事って当たる当たらないじゃないんだね。
話を聞いてあげるだけでお客さんの悩みが少し楽になる。
悩み相談室って仕事作ったら儲かりそう(笑)詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
占いが全てという訳では無い。
けど、占いは対話。
自分の話を赤の他人に聞いてもらってアドバイスを貰うだけなのに、こんなにほっこりする本を見たことがない。
人生なるようになる。
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悩みなんて人に話せた時点で半分解決。
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日曜の午後、ゴロゴロしながら一気読み。
占いって何だか信じられなくて、この本の読み始め「やっぱりインチキじゃん!」って思ったけれど、読み進めるうちに『大事なのは誰かの背中を押すこと』の意味がわかってきた。生きているとみんな何かに悩み、話しを聞いてもらいたくなる事がある。そんな時にルイーズのようにどうしたらいいのか一緒に考え、背中を押してくれる占い師さんになら3000円払ってもいいのかも… -
ルイーズさんみたいなお友達がいたら、悩んでるときに、背中を押してくれる感じがしました。
彼氏との関係性もよくって、読んでいてほっこりしました。 -
瀬尾まいこさんの本はやっぱり家族について考え直させてくれる本が多いなあ、、今回もそういう本なんだろうけど自分が高校生なのもあって登場人物と自分を照らし合わせることができなかったから、卵の緒とかよりかはあまり響かなかったなと思う。
でもいろんな人が出てきて読んでて楽しかった ♪ -
読了:2018.8.26
「大人の国語の教科書」ってかんじ。丁寧で穏やかで、昨日の延長のような日々の中で、明日に大きな期待をするわけでもなく、昨日とは違う今日を適度な一生懸命さで生きてる。
いつもの日常の中で、実は小さな行動の選択を繰り返し、それが積み重なって、ある日いつもとちょっと違う心動かす出来事になったりする。それは驚いたり、がっかりしたり、喜んだり、安堵したり、心配したり、ほっこりしたり、やる気が出たり。そんな主人公ルイーズのお話。
どんな人もめんどくさいことがあったり、悩みがあったりしながら、それでも一生懸命生きてるよね。
読後感はとても穏やかで、それでいてちょっとがんばってみよっかなって思えるような等身大な作品。
◆内容(BOOK データベースより)
元OLが営業の仕事で鍛えた話術を活かし、ルイーズ吉田という名前の占い師に転身。ショッピングセンターの片隅で、悩みを抱える人の背中を押す。父と母のどちらを選ぶべき?という小学生男子や、占いが何度外れても訪れる女子高生、物事のおしまいが見えるという青年…。じんわり優しく温かい著者の世界が詰まった一冊。 -
他人の事は冷静にアドバイスできるのに、自分のことになると冷静に判断できないのはみんな同じなんだなぁと思いました。
この本の主人公が一生懸命生きる姿に愛しさを感じました。 -
いやみのない読みやすさ。現実をできるかぎりうすくして、そこに瀬尾まいこさんふうの味付けをくわえて、さあめしあがれ!とお出しされた料理のよう。たぶんこれは軽食。
登場人物の掛け合いがたのしいし、マイペース気味で誰に対してもフラットな主人公の視点から漏れ出て見えてくる、主人公→恋人への想いとか、そのはんたいとか。にじみでるような情の交感は読み終わってしばらく経ったぐらいで、ああいいなぁと思える。