戸村飯店 青春100連発 (文春文庫)

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  • 文藝春秋
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レビュー : 251
  • Amazon.co.jp ・本 (313ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784167768027

感想・レビュー・書評

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  • 超庶民的な大阪下町の戸村飯店。
    全てが筒抜けで常連客は妙に馴れ馴れしい。
    幼い頃から外面がいいと言われる長男ヘイスケはそんな町から早く出たいと願い、高校卒業後東京へ旅立つ。

    他人が評価する「自分」と自分が思う「自分」とのギャップとジレンマ。すごく分かる。
    どうしたらいいか分からずジタバタするよね…。

    一方次男コウスケは愛嬌のある愛されキャラなのにいつも兄を妬むばかり。
    東京と大阪で各々自分を見つめ直す兄弟。
    二人を見守る頑固親父の然り気無さが良かった。

    ラストの兄の渾身のギャグと頑固親父の温かい怒鳴り声に泣けた。

  • こーゆう展開か。やっぱりなんだかんだ言って仲がいい?戸村兄弟がよかった。お兄ちゃんいい。

  • 夏にぴったりの、本当に青春100連発な本でした。

    最初はありがちな設定だと思いましたが、だからこそ登場人物の心情が手に取るようにわかり、自分に重ね合わせて読みました。

    全然違う境遇で育ったのに、自分の青春時代を思い返しているような気持ちになりました。

    読み終わった後に、とっても幸せな気持ちになれる本です。

  • 年子の兄弟、ヘイスケとコウスケは戸村飯店の息子たち。
    高校卒業後、小説家になるために東京へ行く兄ヘイスケ。
    不器用だけど自然と笑いも取れるし、近所のおじさんたちにも好かれているコウスケ。コウスケは店を継ぐのは自分だと決めているが・・・

    中華・戸村飯店のメニュー、チャーハン、ぎょうざ
    ビーフストロガノフ

  • 兄弟それぞれの道。まっすぐではないけれど、応援したくなる本でした。

  • あまり期待しないで買った小説。初めて見る名前の作者で、新しい人も読んでみようと思って何気なく購入。
    そしたら、あなた面白かったじゃあーりませんか!そして、最後にはほろりとさせる。
    年子の兄弟の話。兄と、まっすぐな弟と。どちらもいいなあ!まさに青春100連発。
    ほかの小説も読んでみようっと。

  • 全く性格の違う戸村兄弟の生き様を描いた作品。実家が嫌で東京に出る兄、家業である中華料理店を継ごうとする弟。関西弁が心地よい。

  • 兄弟のすれ違い、ほのぼのとした関係性の改善よかったです。

  • 土日のテレビでやっているホームドラマのノベライズのよう。子どもの頃のエピソードをからめた結末はいい感じ。

  • ベストオブ瀬尾まいこ

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著者プロフィール

瀬尾まいこ(せお まいこ)
1974年、大阪府生まれ。大谷女子大学国文科卒。2011年の退職までは、中学校で国語教諭として勤務する傍ら執筆活動を行っていた。2001年『卵の緒』で第7回坊っちゃん文学賞大賞を受賞し、これが翌年単行本デビュー作となる。2005年『幸福な食卓』で第26回吉川英治文学新人賞、2008年『戸村飯店 青春100連発』で坪田譲治文学賞をそれぞれ受賞。これまでに映画化された作品に、代表作『幸福な食卓』、『天国はまだ遠く』『僕らのごはんは明日で待ってる』。『そして、バトンは渡された』は第31回山本周五郎賞候補、2018年「本の雑誌が選ぶ上半期ベストテン」1位、「キノベス2019」1位に選出、さらに2019年本屋大賞を受賞。2019年6月13日、『優しい音楽』(新装版)を刊行。

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