WE LOVE ジジイ (文春文庫)

  • 文藝春秋 (2011年12月6日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (304ページ) / ISBN・EAN: 9784167771027

みんなの感想まとめ

人生の終末を迎えたジジイやババアたちに焦点を当て、田舎暮らしを始めた男が町おこしを目指す物語が描かれています。ドタバタ劇の中にも、確実に変化が見られる点が魅力で、登場人物たちの微妙な心境の移り変わりが...

感想・レビュー・書評

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  • 題名から、笑える話しを少し期待したが、笑いもなくあまり自分には刺さらない作品だった。
    初めて桂望実さんの作品を読んだのは「ボーイズ・ビー」で、これが大好きな作品だった。その後何冊か読んだけど、イマイチ自分には合わない感じ。今回で更に実感してしまった。

  • すごい転換が起こるわけじゃない。ドタバタはあっても変化はゆるやか。だけど始めと終わりでは確実に違っている。前を向く方向で。…やっぱりこのひとの書かれるものがとても好きです。

  • 人生に見切りをつけた男がひょんなことから田舎暮らしを始め、またまたひょんなことから輪投げで町おこしを思い立って実行していく
    そんな状況を人生の終末が近いジジイババアたちに焦点を当ててひとの優しさを感じさてくれる1冊にかんじた。

  • 2018.9.21
    桂先生の登場人物の微妙な心境の移り変わりを綺麗に書いていく感じが大好きだけど、
    この作品はそこが薄く感じた。
    シゲジイは口数少なすぎて、先生手ェ抜いてるんじゃないのー!?と思ってしまった笑
    面白かったけど、
    桂先生こんなもんじゃねーから!って
    気持ちのが強く残りました。

  • おじいちゃんたちの輪投げ。
    そんな話。

    ……が、面白い!
    露骨な教訓めいた言葉はないのだけど、長年重ねた友情は周りにもいい影響を喚起するもんだなぁと。

  • 絵とタイトルの雰囲気から、コミカルな話なのかと思いきや、意外と重い話で少し辛かった。
    終わり方も救われるような救われないような・・・。

    ゲーム輪投げのルールは結構複雑で、「これは確かに大変だぞ」と、こっちが心配になるほど。
    けれど、実際にやってみたら、なかなかおもしろいかも?
    実際にやっている動画などあれば見てみたいけれど、そんなにHPのアクセス数は伸びるものなのかな?

  • 表紙の絵からあんまり期待していなかったが、なかなか良かった。心に傷を持つ元コピーライターの岸川。人との関わりが嫌で田舎暮らしのため川西村へ。しかし、村人との交流で変わってくる岸川。でも自分は幸せに笑っていてはいけない人間なんだと思う日々。ところが、自分が提案した輪投げ大会が生き方まで変えてくる。あったかい本だった。

  • 一回目の挫折がくるまでが少しだるかった。どうしても説明と人物関係の把握に首をひねってしまった。
    だが挫折した後の主人公の周囲の変化と周りとの関係がだんだん面白くなっていった。田舎ならではのゆるさもよい。登場人物の半分がじじいとばばあに占められているが、彼らが町のことを考えてどうにかできたらいいのにと思っているところとか、偏見持っていてもよそから来た人にやさしくしてもらえたらちゃんと返すところがよい。当たり前だけど、相手を知らなかったら身構える。でもこういう人だとわかったら、きちんと受け止めてくれる。そういういのがよかった。

  • ジジババ、マジ最高。
    甘じょっぱいぜ…

  • 県庁の星、恋愛検定の著者のヒューマンドラマ。恋愛に関しては男と女の作家で観点が違うのに、友情、コミュニケーションなら、そうでもない。P275とP290は前半の根拠を示し、心を軽くしてくれる秀作。

  • ほのぼのと笑える

  • 事情があって今迄の暮らしを捨て、田舎に逃げ込んだら村活性化に巻き込まれた主人公。
    このタイトルとカバーはずるい!笑
    いつの間にか主人公と一緒になって「じいさん、がんばれ!」と叫びたくなる。ぬくもりある一冊。

  • じじ様方がかっこいい(笑)

  • 表紙の絵が好き

  • ワケあって広告業界を辞め、仕事も引き払い離婚して単身で過疎の村に引っ越してきた岸川。自分の裏切りによって遺書を残さず自殺してしまった学生時代の後輩を想いながら、残された妻子が苦しんでいるのではと後悔しながらも、自分の裏切りを語る決心がつかずにDVDを見てラジコンヘリを飛ばし人付き合いをせずに引きこもる日々。そんな岸川が人間関係をもう一度築いて再生してゆく話と、村の活性化とを重ねて描いた、みたいなお話。村のおじいさんおばあさんたちは生き生きしていてなかなか魅力的だったけれど、岸川の性格に共感できずにそのまま読了。岸川の元奥さんや亡くなった後輩の奥さんが、村の人との対比をハッキリさせるためなのか、現実味が薄くて味気ない感じで残念でした。WE LOVEジジイは村おこしのために企画したゲーム輪投げ大会の告知webサイトのタイトルから(内容には直接関係ありません)。

  • 特別な事情を抱え、田舎暮らしを始めたコピーライターの物語。
    人間の温かみを感じる一方、ちょっと「辛い」内容に。

  • 都会の暮らしを捨てて田舎へ移り住んだ主人公が、ひょんなことから、町おこしイベントのプランナーとして巻き込まれていく。

    ナイスなタイトルと、ホンワカしたカバー絵に惹かれて衝動買い。
    そういえば「県庁の星」は面白かったなぁ~。

    登場人物の大半はジジババで、若いヒロイン的な女性など出てきません。
    基本的にほのぼのと平和で、心暖まる作品でした。

  • 何と言ってもタイトル買い。
    インパクトがあります。内容はその割に・・・と言う感じもしますが。
    『県庁の星』パターンです。
    第一線で活躍していたコピーライターが、友人に自殺され、落ち込んだで田舎に引きこもる。そこで町興しの市役所職員や元気な老人たちに触発されて、町興しイベントの「輪投げ大会」に関わるうちに。。。

    元気の良い老人達は微笑ましいし、70歳を超えた友情は暖かい。市職員の善意のダメぶりや、外国人労働者の阻害からの脱却など、楽しく、気持ち良く読める話です。
    ただ、ちょっと”ありきたり”の寄せ集め感があって、なにかもう一つ物足りない気がします。

  • 一目惚れした一冊。
    表紙のゆるいイラスト、タイトルは『WE LOVE ジジイ』、そして帯には「輪投げで町おこし!?」と気になるコピー。
    もう読まずにはいられない。

    内容は期待していた程には「おじいさん大活躍!」な話ではなかったけれど、友情あり、恋あり、バトル(輪投げ)ありで盛り沢山。
    主人公が村の人達に馴染んでいくゆっくりとした変化がすごく優しい。
    どんどん優しくなっていくおじいさんとおばあさんが私も大好きだ。

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著者プロフィール

一九六五年東京都生まれ。大妻女子大学卒業後、会社員、フリーライターを経て、二〇〇三年『死日記』で「作家への道!」優秀賞を受賞し、デビュー。著書に『県庁の星』『嫌な女』『ハタラクオトメ』『頼むから、ほっといてくれ』『残された人が編む物語』『息をつめて』など。

「2023年 『じゃない方の渡辺』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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