元刑務官が明かす刑務所のすべて (文春文庫 さ 44-2)

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  • 文藝春秋
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  • Amazon.co.jp ・本 (275ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784167773069

感想・レビュー・書評

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  • 時間があれば

  • 前に読了した『死刑のすべて』とはずいぶん筆致が異なる。刑務所に収監される人向けのHow-to本の様相で、読んでいるうちに「自分が収監されたら、こうしよう」みたいな、あらぬ妄想をしてしまった。小説『13階段』の流れで本書を購入したのだが、仕事上も少しだけ関わりがあり、他の本に優先させての読書となった。

  • 微に入り細に入り詳細な事この上ないのだが、読み物と言うより実務担当者向けの業務マニュアルといった感じで読んでいて面白味があまりない。もしくは刑務所に入所する人には為になるかもしれない実用書かな。

  • 日頃知られていない刑務所の実態が書かれた書籍。確かに全体の構成や情報の密度には課題があるかもしれないが、著者の実体験、法律、統計資料に基づく記述には信頼感があり、しっかりした一冊に仕上がっている。

  • ただ、刑務所の組織や決まりなんかを説明しているだけだったので、それほど面白さはなかった。

  • B

  • 拘留期間中◯◯日を・・・のしくみがわかった。

  • 露悪的な暴露本かとも思ったけど,以外としっかりした内容。ただ,全体としての構成がイマイチなので,細切れ感はあります。元刑務官ならではの情報もあったりして,部分的にはなかなか参考になります。

  • お仕事がらみで読んでみようと思った本。

    ちょうど刑場が一部公開されたニュースなどもあり、とってもタイムリーな感じで読めました。

    刑務官のお仕事、って今まであんまり想像したこともないし、全然知らなかったですが、本当に大変なお仕事ですね。
    刑務所についても、刑務所にもいろいろな種類や特性があること、囚われている人にもいろんな立場があることなど、そりゃあ考えてみれば当然なんだろうけど、改めて知りました。

    なかでも、死刑囚の処遇についてと、仮釈放がほとんどなくなってきつつある無期懲役について、いろいろと考えさせられました。

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著者プロフィール

1947年生まれ。法政大学中退。67年大阪刑務所刑務官に採用される。以後、神戸刑務所、大阪刑務所係長、法務省事務官、東京拘置所、黒羽刑務所などで課長を歴任。94年広島拘置所総務部長を最後に退官。著書に『死刑執行人の記録』(光人社)、『刑務所のすべて』(文春文庫)、『誰が永山則夫を殺したのか』(幻冬舎)などがある

「2015年 『典獄と934人のメロス』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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