京〈KYO〉のお言葉 (文春文庫 い 76-1)

著者 :
  • 文藝春秋
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感想 : 6
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  • Amazon.co.jp ・本 (286ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784167773090

感想・レビュー・書評

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  • お隣の井ノ口のおばちゃんがよーつこてはった言葉やわ〜と思いながら読みつつ、
    え、ここまで深読みせなあかんくらい、特異なものなんか?!と。(笑)

  • いかにも京都人な先輩に勧められて購入。

    エッセイをもとにした単行本ということですが、京言葉の解説数ページ、その言葉に関連する写真が1枚、そして関連するお店の紹介、という構成で、読みやすく面白いです。

    当方は市外の京都出身ですが、全体のうち、分かる・理解できる言葉が8割、実際に使うのが3割といった印象です。
    本書は、京都人が使う京言葉の含意を易しく解説している一方で、これを読んで京言葉が分かった気になっているような「イキリ」こそ京都人が最も嫌う人種だから、本書に記載のあった言葉をいきなり使い出すような愚はしまいと思わせる毒もない混ざっています。これもやはり京の流儀なのでしょう…。

  • 京都出身の親、そして小学生からOLまで15年近くを過ごした京都。
    そんな京都を離れてはや10年以上経った私。

    久々に、京都ことばを取り上げているこのエッセイを読んで
    一気に京都モードへ突入。
    仕事帰りの電車で読み始めたこの本、数十分でもう
    ドップリ京都モードの私。
    現実世界の東京の会話が、全てトゲのような言葉に聞こえてきたのには
    驚いた。

    1つの言葉に3,4ページの短いエッセイと写真。
    とても読みやすくて、そして懐かしくなる。

    2割くらい知らない言葉もあったけど、
    そうそうこんなことよう言うてたなぁ。

    あぁ京都に帰りたい。
    そんな思いになるエッセイです。

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