- Amazon.co.jp ・本 (421ページ)
- / ISBN・EAN: 9784167773328
感想・レビュー・書評
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図書館で借りた本。
ある日、変わり者の従兄から送られてきた女の子キララ。彼女はメイドとして精巧に作られたロボットだった。
読んだのは電子書籍ではなかったが、これしかなかったので、電子書籍で登録。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
いかに直接的な単語を使わずにそっちの描写ができるか腕の見せ所。またしても偶然の連続。矢吹ジョー(20世紀少年)。
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竹本健治氏の著作は匣の中の失楽から読んでいるが、私にとってラノベに近くミステリやSFを読んでいるという印象はない。
それが氏の持ち味であり、敷居の高さを感じないまま読める歳上の作家であるw
キララ探偵す1作目もラノベとしか見えない装丁で読後感も竹本色のないマンガのノベライズみたいな感想しか出てこない。
2作目は図書館で済ませた。それが総評。 -
4-
ここ最近読んだ本の表紙がある特定の傾向に偏っているのだが(別名買うのがちょっと恥ずかしいシリーズ)、そこはご愛嬌。意図的に“片付けている”ようなものなので、どちらかと言えばあまり期待せずに読んでいたのだが、そんな中、本作は意外や面白かった。プロット、筋立て、キャラ造形と単純に上手い。ロボットやエロなど、いろいろと味付けされているが紛れもなく探偵小説であるし、特に2話の犯人を指摘する場面など、“緋色の研究”のシャーロック・ホームズそのものの言い回しでニヤリとさせられる。もしかしてホームズ全集ぐらいはインプット済みか、という深読みを誘発させられて楽しい。
と言うか思ったほどエロ描写は多くなかった。むしろロボットSF成分多め。ある意味ドラ○もんの亜種。
各話もう少しコンパクトにして、もう1話ぐらいあるとなお良かったが。 -
メイドロボ探偵もの。
「乾くるみ氏もイチ押し!」とのことだが,この鬼才の作風はイマイチ合わん。 -
主人公の周りには美女がよく集まる。
よくある設定ですが、
まぁ、単純に羨ましいですね…
このメイドロイドを開発した研究所は
ホント、ツボをおさえてますよね。
次回作もあるみたいですし、
今後のキララに期待してます! -
ライトノベル。エロがあるとは
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平凡な大学生が研究者の従兄からメイドアンドロイドのモニターを頼まれる。この人間そっくりの美少女キララがスイッチが入ると頭脳明晰なキャラに変身し、主人公のまわりで起こる事件を解決するという連作短編集。
この作者の最近の作品は平凡な男と気の強い美女という取り合わせが多いと思うが、今回はキララ以外にもさまざまな美女が主人公の周りに結集し、まさにオタクの夢のような状態。
ミステリとしては、アンドロイドを探偵としたことで超人的な観察力や記憶力、運動能力などが不自然ではない設定だが、ミステリでラノベでポルノな変な話。やっぱり竹本健治は昔の作品の方が好きだな。 -
おもしろい。ある意味、とってもツボをおさえた作品ですね。イラストからして(笑)イラストと後ろの解説だけで買っちゃいました。
そして、予想通りのお話。予想以上ではなかったけれど、水準は、けっこう高い。
まあ、ロボットが好きなので、ちょっと評価は甘くなりますね。
しかし、こんなロボットが出てきたら、ますます、人間は人間とつきあうことに耐えられなっていき様な気がしてならないです。
「ちょびっツ」ですねぇ。
アレは、人を裏切らないから。
アレと人間の幸福な関係っていうのは、どういうものなんでしょう。