天皇の世紀(3) (文春文庫 お 44-4)

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  • 文藝春秋
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  • Amazon.co.jp ・本 (425ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784167773564

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  • 2012.10.-2012.11.18
    桜田門外の変が起きた時、咸臨丸が訪米中だつた。和宮降嫁を巡る混乱。歴史は詳しい程面白いといふことを実感。

  • 全12巻であるから、まだ先は長い。
    そして、当時の文語体の文章の引用も多いことから読みにくい。
    しかし、黒船来航に始まる幕末の動乱を新聞記事を書く様に、詳細に記述しており、このシリーズを読破すれば、かなりの幕末通になること間違いない。

  • 攘夷の名のもとにファナティックなテロが多数発生したのは、人間の本性のなせる業か、日本人の特性なのか、それとも幕末の社会情勢の特殊要因なのか。
    古今東西、<u><span style='color:#ff0000;'><b>抑圧と閉塞の社会にはテロルが許容される</b></span></u>度合いが増えるのだろうか・・考えさせられる。

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著者プロフィール

大佛次郎
一八九七年横浜市生まれ。本名・野尻清彦。兄抱影は天文学者。東京帝大政治学科卒業後、鎌倉高等女学校の教師、外務省嘱託を経て、一九二三年関東大震災を機に文筆に専念。『鞍馬天狗』シリーズで急速に支持を得る。『パリ燃ゆ』『帰郷』『地霊』など歴史と社会に取材した作品も多い。六七年から死の直前まで朝日新聞で『天皇の世紀』を執筆。六四年に文化勲章受章。七三年没。生涯で五百匹の猫を世話したほどの猫好きでも知られる。横浜に大佛次郎記念館がある。

「2023年 『宗方姉妹』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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