- Amazon.co.jp ・本 (460ページ)
- / ISBN・EAN: 9784167773588
感想・レビュー・書評
-
昔こんな名前の大河ドラマあったな…妻夫木?
と思って手に取った年末年始の積読本。
直江兼続の人生を戦国時代の人気武将たちと
良い感じに絡めて作られた小説でした。面白かったです。
天の時、地の利、人の和
チャンスがあっても、地力がなければチャンスを掴めない。
地力があっても一人ではなにもできない。
周りの人との信頼関係と協力があって大きな成果が得られる。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
朝日連峰に興味を持ちそこから朝日軍道という道を整備したのが直江兼続と知り読み始めました。
上杉謙信に仕える義の志を掲げた男たちの生き様がカッコ良い。
また当日の食事や伝統工芸なども詳しく書かれている。 -
大河ドラマ「天地人」の原作。天地人放送当時、新潟に住んでいたのになぜ観てなかったんだろう・・・!越後が舞台なので知ってる地名がたくさん出てきて面白い。世の中の共通認識なのかもしれないけど、どのドラマ、小説をみても、上杉謙信って悪く書かれないなあ。戦国の乱世にいながら、「義」を貫いた、本当に素晴らしい武将だったのかな。織田が台頭してきた頃、織田についた越中以西、つかなかった越後の上杉。同じ北陸といえど、このあたりから北陸と新潟って分けられてるのかな。そして主君を裏切り織田についた新発田・・・のことを、魚沼の人たちはどう思ってるんだろう。歴史を知ると地理も面白くなる!!
下巻は、真田幸村が上杉家の人質になるところから。わくわく! -
歴史モノとして非常に読みやすい作品
直江兼続のことが好きになる -
あまり日本史詳しくなかったので、人より余計に歴史小説として楽しめました
-
直江兼続について。
山岡荘八の歴史小説をたくさん読んだが、上杉の歴史が抜けてたので、これを一読。
上杉は義の家だということを再認識しました -
春日山城跡を見に行きました。
直江兼続の格好良さに惹かれます。 -
◆戦に掲げた不釣り合いな言葉とは◆
主人公の直江兼続は少年時代に、越後の虎と呼ばれた上杉謙信に出会う。兼続は謙信から「天下を取ることはちっぽけなことに過ぎない。それよりも“義”を守り貫いて生きることのほうが大事だ」と諭された。周りの将軍は「利」を使い家臣を動かす中で、兼続は謙信亡き後も「義」を貫く生き方を成し遂げようと心に決め、「愛」の兜をかぶって戦いを繰り広げる。
2009年の大河ドラマにもなった小説です。活字で彼の活躍をご覧ください。 -
今更ながら読んでみた!が、面白い!
越後にいきたくなった!
義に生きた男、直江兼続の生涯。
城内の侍女だけでない、私も胸騒ぎがするいい男!
火坂作品、もっと読みたくなりました。 -
この本は直江兼続と上杉景勝に焦点が当てられ、彼らから主従関係のあるべき姿を学ぶことができます。上司と部下はどういった関係であるべきなのか、難しいと感じる人もいると思いますが、そういった人は『天地人』を読んで勉強すると良いかもしれません。