天皇の世紀(5) (文春文庫 お 44-6)

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  • 文藝春秋
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  • Amazon.co.jp ・本 (416ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784167773717

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  • 2013.1.24-2013.3.12 天誅組、水戸藩の天狗党を描く「義兵」と、禁門の変主題の「京都」の二章を収める。
    自分が明治維新について如何に曖昧な知識しか持つてゐなかつたかを知り、恥づかしくなる。
    「天誅」といつた後ほどの右翼用語が、この時代に由来することは、興味深い。

  • 天誅組、天狗党、禁門の変と、激動の時代へと突入していく。
    文語体の原文の引用が多く、難解だ。
    なかなか読み進まない。

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著者プロフィール

大佛次郎
一八九七年横浜市生まれ。本名・野尻清彦。兄抱影は天文学者。東京帝大政治学科卒業後、鎌倉高等女学校の教師、外務省嘱託を経て、一九二三年関東大震災を機に文筆に専念。『鞍馬天狗』シリーズで急速に支持を得る。『パリ燃ゆ』『帰郷』『地霊』など歴史と社会に取材した作品も多い。六七年から死の直前まで朝日新聞で『天皇の世紀』を執筆。六四年に文化勲章受章。七三年没。生涯で五百匹の猫を世話したほどの猫好きでも知られる。横浜に大佛次郎記念館がある。

「2023年 『宗方姉妹』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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