そのノブは心の扉 (文春文庫)

Kindle版

β運用中です。
もし違うアイテムのリンクの場合はヘルプセンターへお問い合わせください

  • 文藝春秋 (2010年6月10日発売)
4.05
  • (34)
  • (20)
  • (16)
  • (7)
  • (0)
本棚登録 : 220
感想 : 37
サイトに貼り付ける

本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています

Amazon.co.jp ・本 (240ページ) / ISBN・EAN: 9784167773779

みんなの感想まとめ

独特な視点とユーモアが詰まったエッセイ集で、著者の個性的な思考回路が垣間見えます。劇団ひとりが自身のマイルールや行動を淡々と記録し、時には危うさを感じさせながらも、ユーモラスなオチで読者を楽しませます...

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 芸人さんのエッセイだからほとんど嘘だろう…
    そう思いたくなるような内容のオンパレードです。

    ただ、劇団ひとりがもっているあの危ない雰囲気からすると
    ここに書いてあることを本当にやっているかもしれない…
    と思っていたら、案の定あとがきにそう書いてありました(笑)

    危ないけれど針が振れたような爆発的な危なさではなくて、
    劇団ひとりさんには何か淡々とした危なさというか、
    危ないことが通常であるような印象があります

    言葉遊びの面白さでいったら小説のほうが面白いですが、
    劇団ひとりさんのアブノーマルな思考回路の一端を知るには
    エッセイのほうがいいのかな?と思わされる一冊です

  • かなり昔に買って読んだものを本棚から引っ張り出し再読。
    劇団ひとりが様々なマイルールや行動を1人で行なったものの記録。
    目の付け所は人と違うし、人からの見られ方もすごく気にしてるし天性のナルシストだし、カッコつけたがりなんだなぁと思った。そんなだから芸人としても売れたんだろうな。
    誰かになりきる、や自分を⚪︎⚪︎と思い込んでやる、なんてまるで芸名と同じことを普段からするなんて常人ではないよな。

    あとがきにある「本棚にしまっていただき、数年が経って埃がかぶった頃にまたお会いできたら幸いです」という言葉に、過去のひとりさんからタイムスリップして挨拶された気がしてドキッとしてしまった。

  • 劇団ひとりのエッセイ集。
    一編ごとにオチがあってとても面白い。
    自分にとっても励みになる文章が多くて、また読み返したくなる。

    イヤな人がいたら腹の中で「こいつはオタンコナスだ」と繰り返します。
    そして、その人がオタンコナスだと心底思い込めたら次に「私みたいな立派な人間はこんなオタンコナスからストレスを感じてはいけない」と思うのです。
    なるほど!

  • 誰にでもありそうな自意識というか、見栄というか...、だけどこれだけ重なるとちょっと引いちゃう。個々の話はクスッと笑えるので、少しずつ小分けにして読むといいかも。

  • 2017/3/24
    すでに読んでるとは知らなかった。

  • 劇団ひとりは好きじゃなかった。無理して、普通じゃない人を装っている匂いがぷんぷんして。

    でも、この本は面白かった。それだけだけど。
    それにしても、気が弱い。いつも、こんなことをしてたらかっこ悪いと思われるとかをよく気にしてる。。。

  • やはり何事も一歩一歩、確実に進んでいけば目標に到達できるのです。
    しかし、始めた頃は絶対無理だと思っていましたが、毎日コツコツとやっているうちに次第と覚えていくもので、どうにか間に合うことが出来ました。

  • 一つ一つが意図的に面白く書かれているので、飽きない。エッセイだからと言って、思っていることを好き勝手に書くのではなくて、読む相手を楽しませようという姿勢を感じる。エッセイで書かれている行動から考えると、かなり能動的に色々なことに挑戦している。しかし、その書き方は、直ぐ飽きてしまう自分を動かすために、とか、やりたいなと思いつつしないでいるのを防ぐために、とか、どうにか自分を追い込んで行動的な自分になっている、と言った調子なんだけど、そういいながら結構楽しそうだなぁ、と思った。

  • 純粋に面白いと思った
    さらに、著者が劇団ひとりというフィルタをかけてみると、テレビで見る彼らしさがにじみ出てきてさらに面白い

    巷のネットで散見される「自虐ネタ」をさらに追求して「ネガティブナルシスト」というところまで昇華させている

    難しい言葉は使っていないし、わかりやすく読みやすい文章
    なので、サクッと読める
    そしてところどころにも小ネタをはさんで笑どころを作りつつ
    ラスト1行のオチも決まっている(場合もある)

    解説では、芸能人としての出来事が書かれていない指摘があったが、解説を読んで初めて気づいた
    それだけ純粋に文章が面白かったということだろう

  • 劇団ひとり名義で書かれた「人間・川島省吾」の発見と挑戦の記録。
    情けなくてとびっきりユニークでどこか真面目でナルシストで飽きっぽい、そんな自分を余す所なく軽妙かつ、どこか上品さを忘れない語り口で語る文章はとにかく面白くて読みやすい。
    頭が良く聡明で育ちが良い、けれどそれを鼻にかけたような所を感じさせない所にこの人のセンスの良さを感じます。

  • クスっと笑うところがたくさん。笑

    ひとり、頭いいな~
    こういうユーモア大好き。

  • 人生に勝るストーリーなし✩

    そのノブは心の扉 (文春文庫) 劇団ひとり (文庫 - 2010/6/10) ✩✩✩✩✩

    著者は父の仕事の関係で幼少期をアラスカで過ごす。1992年にコンビ芸人としてデビュー。2000年ピン芸人として再出発。その後俳優として映画やドラマでも活躍。
    代表作に「嫌われ松子の一生」「ゴールデンスランバー」等。1996年に刊行された「陰日向に咲く」はミリオンセラーとなり映画化された。

    ご存知。強烈な個性を持ちピン芸人として活躍中の「劇団ひとり」
    お笑いの才能だけではなく、上記紹介の「陰日向に咲く」では物書きとしての才能を世界にまざまざとみせつけた。

    本書は物語は物語でも「劇団ひとり」の人生の一部分を記したもの。
    書かれていることは主に分けて以下の3つ
    ①チャレンジ(乗馬・登山・船舶免許・大型二輪免許等・体験修行)
    ②創作ルール(AVOS・PMS等)
    ③考えても何の役にも立たない考え(十センチか十メートル・二文字・数字の世界)

    エッセイを読んで声を出して笑ったのはいつ以来だろうか。
    個性が強いだけあって好き嫌いがはっきりと別れるだろうと思われる本書。
    改めて「劇団ひとり」の凄さを実感させられた。
    ●何事も果敢にチャレンジするスピリッツ
    ●個性的にまで研ぎ澄まされた独自のルール
    ●くだらないだけではなく変に納得感のある考え
    ビジネス書を読んでいるという著者だけあり、随所に織り込まれる真っ当な理論。
    しかし、著者はポジティブというよりはネガティブ。継続性はなく飽き性。未来を見据えていなく短絡的。全てを自覚した上で彼の人生は送られている。

    かっこ悪いのがかっこいいそんな素敵な彼の行い。
    読んで行くうちにどんどん彼の魅力を知ることになる。
    独自の視点は一番の彼の能力。

    色んな角度から事象を捉える能力に非常に憧れる✩

  • 素晴らしいの一言(^ ^

    取り上げるネタ、文章力、落としどころ、
    全てが高いレベルに昇華され、
    しかも「そつなく」まとまっている...訳ではなく
    切れば血が吹き出るような生々しさを持ってる。

    ある意味「エッセイの理想形」を体現しているのでは。

    また、著者のネガティブっぷりが半端ない。
    当人もそれを自覚していて、このままではいけないと
    あれこれ改善・向上するための努力を厭わない。

    そしてネガティブをネガティブのままで
    前進するパワーに変換する「黒いオーラ」が
    奇跡的に笑えるレベルまで昇華されているのは、
    著者の地力としか言いようがない。

    著者は、本書を読む限りでは
    かなり人見知りで自意識過剰で、
    言ってみれば「損な人生」を歩むタイプに見える。

    そんな著者が、デパートの屋上などから
    町を見下ろしながら「ありがとう」とつぶやき
    「独裁者気分」を味わう。

    時に「ごめん」と謝ってみる。
    「みんな、不景気で、ごめん」と。
    世の中の不景気が自分のせいであるかのごとく。

    この、妄想をベースにした暗い満足感(^ ^;
    こんなことを考えつくことも驚きだが、
    それを「テレビに出ている有名人」が
    堂々とエッセイに綴ってしまう勇気(^ ^;

    そして、文庫版巻末にある解説が秀逸。
    著者の「自分に甘いながらストイック」な
    人間性について分かりやすくほめている(^ ^

    本書を読むと、劇団ひとりという芸人を
    もの凄く好きになるか、キモイと思うか
    どっちかに分かれるかも知れません。
    が、著者がどうこうということではなく、
    「一読み物としてとても楽しく読める」
    ことをここに保証して、
    私の挨拶に代えさせていただきます(^ ^;

  • なんだろう…
    確かに時折「くすっ」っと笑える部分はあるのだけれど、
    全体的な空気というか。
    なんだかワザとらしさを感じてしまう。
    言外に「面白いこと言っているでしょう?」って言われてるみたいな気がしちゃって、いまいち乗り切れないなぁ。

  • 素晴らしき変人

    いや、もう変人極めて変態の域。純粋な変態。

    陰日向に咲くを昔読んで気になっていた芸人さんだったが(お笑いには詳しくないけど)。

    ひとつの(どうでもいい)アイディアの思い付きからの展開力や実行力。そのめり込みっぷりが本当に凄い。ほんとにそこまでやらないんだよね、普通は。

    デベソとか10センチと10メートルとか駄目ナルシストとかすき。

    でも私がドン引きされると困るので、知人には貸せない(笑)
    なにが困るって、共感できる内容があること!

    文体もしゃべり言葉でさっくり読める。

  • エッセイ面白い.どんどん小説やエッセイ出してほしいな.

  • この人の感性が好き。

    けど、石を愛してみようとは思いません。

  • もうこれほんと大好き。
    劇団ひとりって、ちょっと他の芸人さんと違う雰囲気があるように感じていたのですが、このエッセイを読んで確信しました。
    変人。
    共感できる話、できない話、どれをとっても面白い!
    『十センチか十メートル』『数字の世界』『二文字』の3つが特にお気に入り。

  • ネガティブな駄目ナルシスト、劇団ひとりの感性はやっぱり面白い!
    個人的には、無償の愛を石に注ぐ、石原さんの話がツボでした(^▽^;)
    妄想上手で、なんの為にもならなそうですが、ちょっとマネしてみたくな
    るシチュエーションが沢山。
    今度、あまりにヒマな時に、「キスダービ」を脳内開催してみようかと思い
    ます(;^ω^)

  • 面白くて、読みながら笑ってましたww

全34件中 1 - 20件を表示

この本が好きな人におすすめの本

劇団ひとりの作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×