踊る陰陽師 山科卿醒笑譚 (文春文庫)

  • 文藝春秋 (2010年7月9日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (320ページ) / ISBN・EAN: 9784167773854

感想・レビュー・書評

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  • 今まで読んだ、岩井三四二の作品の中では、
    面白さや斬新さを感じませんでした。

  • 時代小説だけど、わくわくさせられる英雄譚にも、美しく散っていく敗者の美学にも無縁。

    絶体絶命の大ピンチに陥るけど、まぁなんとか、おさまることはおさまって・・・だけど、根本的には前とそんなにかわらず、大団円には程遠い。なんつうか、9勝6敗のような、むしろ、6勝9敗のような、めだたさも中位なりみたいな自嘲を含んだ歯切れの悪さ。

    ただ、この割り切れない中で、何とか今を生きていこうかというような、ふてぶてしさ、したたかさ、たくましさ、が、なぜだか心にやさしいです。

    岩井三四二さん印の連作短編集。

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著者プロフィール

1958年岐阜県生まれ。一橋大学卒業。1996年「一所懸命」で小説現代新人賞を受賞しデビュー。98年『簒奪者』で歴史群像大賞、2003年『月ノ浦惣庄公事置書』で松本清張賞、04年『村を助くは誰ぞ』で歴史文学賞、08年『清佑、ただいま在庄』で中山義秀賞、14年『異国合戦 蒙古襲来異聞』で本屋が選ぶ時代小説大賞2014をそれぞれ受賞。『太閤の巨いなる遺命』『天下を計る』『情け深くあれ』など著書多数。

「2017年 『絢爛たる奔流』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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